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読書記録29📚「ひとり旅日和」秋川滝美

<あらすじ>

ひとり旅、勇気を出していってみたら、そこは知らない世界が広がっていた!

人見知りで要領の悪い日和は、仕事場でも怒られてばかり。社長から気晴らしに旅へ出ることを勧められる。最初はひとり旅など無理だと尻込みしていたが、旅好きの同僚に後押しされ、日帰りができる熱海へ。神社を訪れ、出来立ての茹で卵の味に舌鼓を打ち、干物の味に感動!さらにそこには、思わぬ出会いが待っていた。ひとり旅の楽しさに気付いた日和は、佐原、仙台、金沢、福岡と遠くへ足を延ばしていくようになる。少しずつ成長していく日和の姿は、仕事にも影響し始めて、周りの目も少しずつ変わっていく―。


<レビュー>
⭐️⭐️
最近旅行っていう旅行に行ってなくて、行った気分になるだけでも、ということで手に取った本。引っ込み思案な女の子の日和がひとり旅に挑戦して、様々な経験をして世界を広げていくお話。


感想は展開にスリルが無さすぎた。次が気になる感がなくて、全然読み進められへんかった。


あまりにも旅初心者すぎで、そもそも人とのコミュニケーション取るだけで精一杯の日和が、旅中に悪戦苦闘するシーンが結構ありました。間違えて改札内に入ってしまい、駅員さんに説明して改札から出たいけど、話しかけるハードルが高すぎて仕方なくそのまま電車乗っちゃうシーンとか。そこが一種の見どころなのかもしれないけど、個人的にはこのくだりいらんな〜長いな〜と感じる部分が多かった。後編もあるみたいですが私は読まないかな〜。


小さい頃は旅日記なるものが好きでした。子供だから大体どの場所にも行ったことがなくて。未知の世界に訪れている人達の話を、映像も音もない、あえて文字だけから吸収することで、自分なりにどういう場所なのかな〜と自由に妄想して想いを馳せることがとても楽しかった。


まだ見ぬ未開の地が一体どんな場所なのか。大きくなったら色んな国に行って自分の目で確かめたいと漠然と夢を見てました。いつか留学や海外暮らしはしてみたいなと思ってた。これが大学生の頃に国際学部に入るルーツの一つとなったっぽい。


27歳になった今、留学も、海外旅行も、海外出張も経験して、やっぱり日本でええわ、自分は日本やわ、日本大好きってなりましたが(笑)
ただ海外旅行は今後も行きまくりたい🥳




話がそれましたが、もっと小さい頃にこの本を読んでいたらもっとワクワク感が出て楽しく読めたかもな〜、良くも悪くも色々と経験してしまった今は、なんだか話が浅く感じてしまいました。


ただ熱海、水郷佐原、仙台、金沢、福岡と、日和が旅行先として選択する場所は、個人的に気になってるところが多くてよかった。金沢まじで行きたい〜、その前にそろそろ海外旅行に行きたいよ〜😇

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