見出し画像

ガーゲン 社会構成主義 読書会記録まとめ

 2021年頃から、ガーゲンの著書のオンライン読書会に参加して、少しずつ社会構成主義についての学びを深めてきました。
 今回4冊目を読み始めるにあたって、過去の読書会での自分の学びを一覧にしておきたいと思います。


関係からはじまる

 日本での出版は2020年。500ページの大作ですが、「関係」ということに焦点を当てて、1つ1つ詳しく解説されています。

第1章 誰もが「私」から世界を見ると起こること
第2章 生きている限り関係なしで成り立つものはない
第3章 「心の中のこと」と思ってたことも、全て「関係」による
第4章 関係のシナリオで対話(現実)を変える
第5章 自分も相手も関係によって変わりゆく
第6章 グループ間の対立をやわらげるには
第7章 「知」を作るのは誰か
第8章 多様な参加の輪が教育にも有効
第9章 セラピーも関係で捉え、自分自身のナラティヴも変えていける
第10章 関係の視点で捉えた組織・リーダーシップのあり方
第11章 自分の価値観を押し付けないことで対立を柔らかくする
第12章 関係から成り立つ全てのことに感謝を

何のためのテスト?――評価で変わる学校と学び

 日本での出版は2023年。上記「関係からはじまる」の第8章の教育に関する部分にフォーカスされています。

序章 ガーゲンの新作「何のためのテスト?」
第1章 テストで正確な「評価」はできない?
第2章 先生・生徒の新たな関係パターンとは?
第3章 「価値」を先生と子どもが共同探求で決めていく
第4章 小学校で「関係」に基づく評価を行うヒント
第5章 中学・高校で「関係」に基づく評価を行うヒント
第6章 教師1人が学びの責任を持たない、包括的なアプローチとは
第7章 学校自体も、多軸で評価をしていく

関係の世界へ

 日本での出版は2023年。「関係からはじまる」をかなりわかりやすくコンパクトにまとめてあります。ライトに読みたい方の入門書に最適。

第1章 日々の世界は、人と人との関係性と言葉でつくられる
第2章 つくりたい関係性を、「シナリオ」で考える
第3章 教育は「ポジティブな協応行為」の流れに参加できるようにすること
第4章 それってホントに「病気」で「患者」?
第5章 ビジネスの世界でも広がる対話の可能性
第6章 「対立」は価値観が広がるよいチャンス

あなたへの社会構成主義

 日本での出版は2004年。私の参加している読書会ではこれから読み始めていきます。

#社会構成主義 #ナラティヴ #ナラティブ #対話 #コミュニケーション   #読書 #読書記録 #読書感想文 #推薦図書 #読書会 #オンライン読書会 #ガーゲン #関係

この記事が参加している募集

#推薦図書

42,710件

#読書感想文

191,457件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?