フォローしませんか?
シェア
桜街スピカ
2023年11月26日 19:04
それは夢にみた場所。いつか。歩いて。空見て。お弁当食べて。寝っ転がって物思いに耽りたい。屋上は閉鎖されている。いつか校舎で見た塞がれたあの階段の先を。夢に見ていた。RFドアを開けた先で、澄み渡る風が私を迎える。ここからなら、どこへでも行ける気がする。青も、赤も、黒も。白く輝いた月も。眼前を流れた星も。全部に近づいている。
2023年11月23日 18:39
「遠くに、行きたい。」ただ、それだけを望んで。何度も武器を手に持って。心の中の少女をかばって。過去の苦しみから逃げるように。ただ、遠くへいこうとした。歩を進める度に、少しずつ死が近づいてくる。何度だって、恐怖に抗った。「さようなら。さようなら。」何度だって、この手を赤に染めた。夕暮れのような赤色に。そして、終わりの夜がくる。心の中の弱さは消えない
2023年11月19日 18:48
それはきっと。与えた人は忘れているもの。それはきっと。与えられた人が忘れられないもの。何度でも乗り越えようとするのに。その度に恐怖でブレーキを踏む。最近は妙に夢見が悪い。嫌なことばかりを思い出して。関わる他人にだって、悪いところが見えてしまう。心は蝕まれていく。少しずつ削れてく。私は今日も詩を詠う。心の傷を癒すように。誰かに伝えたいと願うよう
2023年11月15日 17:10
何かに触発されて。再び心に火が灯る。心は何かを描きたいと叫ぶ。頭は何かを諦めたようにネタ切れを告げたなら。どんどんやる気が削がれていく。あれやこれやと。やりたいことは多いのに。そのくせ、いつも時間が足りない。最近の冷えた空気が心地いいこと。街がイチョウで染まっていくこと。踏んだらサクサク音が鳴って楽しいこと。その全てを描きたい。諸行無常。
2023年11月11日 21:53
一人は無力だ。誰であっても、他人に助けられて生きている。一人では誰も生きていけないけど。私は他人が怖かった。自分を助けてくれた人。自分に優しくしてくれた人。何割かは、エゴで出来ていたから。本当に他人のために他人を救おうとする人は少ない。もし本当に存在するなら本来、幸せになるべき人だ。なのに。そんな人が幸せになれるとは限らない。時に利用され
2023年11月7日 22:16
私の知らない世界がある。私の知らない人生がある。貴方の痛みを体験していないから。軽々しく理解したつもりにはなれない。私とは違う考え方がある。私とは違う環境で生きてきた。その人達が何を経験して、今の自分を作ったかなんて知らないから。彼らの人生や人格を否定できない。電車に揺れる私。よたれかかって、横を向けば。見えてくる景色に。貴方が何を感じるかは知らない
2023年11月3日 23:39
窓の外では、雨が降っている。しめっぽい午後の空気が美味しくて。雨の落ちる音が心地よくて。私はひとり安心を覚えていく。雲に包まれて、変わらない日々を過ごす。ただ、書くことで満たされる心。乾いていく誰かに向ける心。夢を叶えたいと願う渇望。いずれ渇きは悟りになるのだろうか。他人に期待なんてしない。ただ、自分を信じている。言葉を受け止めて。何かを