見出し画像

ひがし北海道の魅力を堪能する『十勝秋の収穫祭』

2022年10月19日(水)~10月23日(日)の5日間、ひがし北海道の魅力を届けるポップアップイベント「なまらうまいフェア『十勝秋の収穫祭』」を八芳園が運営するポップアップ型ショールーム MuSuBu にて開催中。

アイヌ文化、食、アクティビティ、ガーデンに、美しい田園風景、冬に魅せるアイスアートなど、大自然が織りなす様々な魅力に溢れるひがし北海道。9月に開催した第1弾「なまらうまいフェア」に引き続き、第2弾となる今回は、"十勝エリア"をピックアップ。

十勝エリア産の食材を使用したイベント限定メニューや、名品「十勝プライド」が手掛けるラクレットチーズの販売、十勝産大豆100%の豆腐づくり体験など、十勝エリアの魅力を存分に堪能する5日間をお届けいたします。

十勝エリアの魅力を味わう!
八芳園MuSuBuシェフが手がける特別メニュー

ひがし北海道の十勝エリアの食材を使用した、八芳園MuSuBuシェフが手掛けるイベント限定メニューをご提供いたします。
豊かな自然の中で育まれた味わいをご堪能ください。

十勝ハーブ牛ステーキ御膳

十勝ハーブ牛ステーキ御膳 … 1,800円(税込)
・十勝ハーブ牛のステーキ
 十勝の玉ねぎ「いこる」を使った八芳園特製ステーキソース添え
・新鮮野菜のグリーンサラダ
・十勝産「メークイン」のフライドポテト
・十勝の玉ねぎ「いこる」のオニオンスープ
・北海道産米「ゆめぴりか」

十勝の大自然の中で牛の成長に合わせてハーブを与え、体調を整えて、長い期間をかけてゆっくりと育てられた「十勝ハーブ牛」
「おいしい牛肉をつくりたい」という真っ直ぐな想いを込めて育てられた十勝の恵みをご堪能ください。

MuSuBu吉田シェフ:
この御膳で味わって欲しいのは「十勝ハーブ牛」のおいしさです。
赤身が強くて食べやすい部位をご用意したので、さっぱり柔らかくお召し上がりいただけます。
付け合わせのソースは十勝の玉ねぎ「いこる」を使用して、八芳園に昔から伝わる特製ソースのレシピを再現しました。
十勝の玉ねぎ「いこる」をじっくりと煮込んで甘味を引き出したオニオンスープもご用意しております。
十勝の素材を存分に使用した御膳をぜひお楽しみください。

白いたまごのプリン~キャラメルソース

白いたまごのプリン~キャラメルソース~ … 400円(税込)

北海道のミルクと生クリームをたっぷりと使用した白いプリン。
白さの秘密は、十勝にてお米を食べて育った鶏から生まれた貴重な白いたまごです。

なめらかなプリンとキャラメルソースの相性が抜群の一品。十勝を感じる至極のデザートをお楽しみください。

白いたまごのパフェ

■白いたまごのパフェ … 800円(税込)

冬は氷点下になる十勝の雪景色を真っ白なデザートで表現した一品。
北海道の美味しいミルクと生クリームを使用したババロアの上には、白いたまごのメレンゲとミルクアイス。


優しい甘さと自家製のブルーベリージャムのほどよい酸味が絶妙です。
食感も楽しい「白いたまごのパフェ」で優雅なティータイムをお過ごしください。

名品"十勝プライド"のラクレットチーズも!
ひがし北海道の魅力溢れる特産品を販売

第1弾にてご好評いただいたラクレットチーズをはじめとする前回のイベントでの人気商品はもちろん、新たに十勝エリアより50種類以上の商品を追加した特産品の数々が並びます。

「十勝スタイル」の北村さんセレクト!
十勝の魅力をお届けする商品をご紹介

北海道・十勝から地域の価値を創出する「十勝スタイル」の理事を務める、北村貴さん。
今回のイベントの商品は北村さんにセレクトいただいたもの。
そんな北村さんのおすすめ商品や魅力を語っていただきました。

十勝スタイル 北村貴さん

十勝スタイル 北村さん:
十勝エリアは作物や農畜産品がたくさんある、農業が盛んな地域。
北海道と東京半々の生活をしながら、フード関係の企画の仕事や、十勝スタイルでも地元の生産者さんのPRやマーケティングのサポートをさせていただいております。

今回のイベントでは売れ筋のものばかりではなく、本当に普段あまり知られていない十勝の本当にいい商品、私も食べたいと思うような商品をセレクトいたしました。
東京に初出店の商品や、普段イベントには出てこないような商品も今回は揃えております。

十勝スタイル 北村さん:
今回は「特別栽培」という農薬と化学肥料をできるだけ減らす生産方法を行っている農家さんの野菜もお持ちしています。
「インカのめざめ」や「メークイン」といった品種のじゃがいもや、「アロマレッド」という香りがよく人気があるにんじんもご用意いたしました。

十勝スタイル 北村さん:
おすすめの商品はたくさんあるのですが、とかち河田ファームさんの「十勝キヌア」は、特におすすめしたい商品です。
スーパーフードとして知られるキヌアは、国産のものがほとんどありません。
国産のキヌアのうちのほとんどが北海道で作られており、今回ご用意している「十勝キヌア」はオランダから種を仕入れて育てています。
ここにしかない種のため希少性があり、「サポニン」と言われる苦味成分が入っていないため、そのままお米に混ぜてお召し上がりいただくことができます。
雑穀好きの皆さまにも人気の商品で、生産見学ツアーには多くの方にご参加いただきました。
この機会にぜひ「十勝キヌア」を味わっていただきたいです。

十勝スタイル 北村さん:
もうひとつ、強くおすすめしたい商品は広内エゾリスの谷チーズ社「フロマージュ・ブラン」です。
こちらのフロマージュ・ブランは新得町(しんとくちょう)の生乳を使用して作られており、濃厚な味わいで、混ぜていただくことにより空気を含んでふわふわとした食感になります。
そのままでも美味しくお召し上がりいただけるこちらの一品。
今回のイベントでご用意している味噌や醤油漬け、スパイス、ビーツのお酢などを混ぜてソースをお作りいただくのもおすすめです。
一度食べるとやみつきになる美味しさフロマージュ・ブランを、皆さまぜひお召し上がりください。

他にも、北村さんおすすめの商品が盛りだくさん。
ぜひMuSuBuに来て、ひがし北海道の魅力的な品々をお手に取ってみてください。

有限会社中田食品の貴戸さん直伝!
ミニカップでつくる豆腐づくり体験を開催

有限会社中田食品 代表取締役社長 貴戸武利さん

十勝にて十勝産大豆100%の豆腐を作っている有限会社中田食品 代表取締役社長 貴戸武利さん。
イベント当日は会場にお越しいただき、こだわりの豆腐づくりを直接教えていただきます。

【ミニカップでつくる豆腐づくり体験】
開催日時:-10月21日(金)15:00~
     -10月22日(土)11:15~/15:00
     -10月23日(日)11:30~/14:00
参加費:2,000円(税込)/1組
※各回4組様まで
※予約優先(電話or店頭にてご予約承ります)

そんな貴戸さんに、十勝大豆で作る豆腐の特徴や地元での取り組みについてお聞かせいただきました。

有限会社中田食品 貴戸さん:
十勝産大豆の特徴は非常に甘味が強いということです。
十勝の作物は大豆だけに限らず、どれも甘くておいしくなる傾向にあります。
その理由は、十勝には「十勝晴れ」という言葉もあるくらいに晴れの日が多いこと。
亜寒帯気候といって夜がかなり寒くなることの2つです。
植物は日中に太陽の光をたくさん浴びて光合成をして糖分を作ります。
本州だと夜も暑くなるため、植物が夜間も呼吸を続けることにより糖分を消費してしまいます。
しかし十勝では夜が寒いため、植物が仮眠状態になり糖を消費せず溜まる一方のため甘くなります。
このような環境で育った非常に甘みの強い大豆を使って、豆腐を作っております。
十勝産大豆で作る豆腐は、糖が多いことによりタンパク質が少なく、やわらかい食感に出来上がります。
固めるために、よりたくさんの大豆を使って作り上げるためより甘味が強くなります。

有限会社中田食品 貴戸さん:
今回のイベントで行う「豆腐づくり体験」のようなワークショップの活動は、2013年ごろに始めました。
地元の小学校の家庭科の授業や食育のイベントにてワークショップを開催させていただき、いままでにおよそ2500名ほどの子供たちに参加していただいております。

十勝は豆の一大産地ですが、十勝の子供たちと話してみるなかでそのことを知らない子供がとても多いことを知りました。
小麦や農作物の産地でもある十勝では、それぞれの企業や農家さんたちがワークショップを行うことにより、子供たちに地元について知ってもらい好きになってもらう活動をしています。

出来たての豆腐というものは、スーパーで購入するものよりも一味も二味も格段に味わいが違います。
出来立てでしか味わえない感動を、今回の豆腐づくり体験で白金台のお子さまや東京の方々にも味わっていただきたいと思います。

十勝は遠い地方だと思いますが、イベントを通じて十勝の魅力を感じていただき、実際に遊びにきていただけると嬉しいです。

浦幌町が届けるサスティナブルな取り組み
「野菜クレヨン」を使用したお絵描きコンテストを開催

様々な理由により破棄されてしまう野菜を再利用して作られた、自然で優しい色味のクレヨンを使用してお絵描きコンテストを開催!
ブロッコリーやカボチャ、あずき、ニンジン、トウモロコシなど、野菜が生み出す色を楽しみながら自由にお絵描きをお楽しみください。
お絵描きコンテストにてグランプリに選ばれた作品は、十勝エリア浦幌町(うらほろちょう)の”美味しい幸”をプレゼントします。

【野菜クレヨンお絵描き体験】
・開催期間:イベント期間中毎日開催
・参加費:無料

そんな野菜クレヨン「とかちといろ おやさいくれよん」を開発した 十勝うらほろ樂舎 広報室長 宮寺 由佳さんにお話をお聞きいたしました。

十勝うらほろ樂舎 広報室長 宮寺 由佳さん

十勝うらほろ樂舎 宮寺さん:
十勝うらほろ樂舎は地域づくりに取り組む団体で、地域の方と東京などの都市の企業の方が一緒になって町づくりをしています。

浦幌町(うらほろちょう)の農家の方々にお話をお聞きしたときに、廃棄野菜の問題が挙がりました。
浦幌町は食料自給率が2900%で、たくさん作る分たくさん廃棄が出てしまうという問題を抱えています。
その廃棄される野菜の活用方法をリサーチした際に、青森県に野菜でクレヨンをつくる会社があることを知り、浦幌町の廃棄野菜だけでクレヨンを作ろうという企画が立ち上がり「とかちといろ おやさいくれよん」が誕生しました。

十勝うらほろ樂舎 宮寺さん:
今回のイベントでは、浦幌町のあんバターも販売しております。
浦幌産のあずきは、和菓子の大手会社が指名買いするほど品質がいいものです。
しかし浦幌町の名前が表に出ることはなかなかありません。
そんなあずきを使用して、素敵なものを作って浦幌町について知ってもらおうとということで、あんバター「1日のはじまり」を開発いたしました。
バターは、チーズ工房「十勝野フロマージュ」さんに作っていただき、あんに合うように一般的なバターよりも塩味のあるものに仕上げております。
多くの方に手に取っていただけるよう、瓶やパッケージのデザインにもこだわりました。

十勝うらほろ樂舎 宮寺さん:
浦幌町は十勝の中でもはずれにある、人口4300人ほどの小さな町です。
浦幌町には素敵な食材がたくさんあり、廃棄野菜の活用など様々なことに挑戦しています。
今回のイベントで野菜クレヨンやあずきバターを通して、浦幌町を知っていただくきっかけになればと思います。

イベントにて、十勝の魅力をご堪能ください!

▼イベントの詳細は八芳園プレスリリース より

《取材文・取材写真》八芳園 広報チーム 髙橋