マガジンのカバー画像

asahisakuto 朝日焼作陶館スタッフつれづれ日記

448
京都・宇治にある、朝日焼。 登り窯の横にかまえた陶芸教室、朝日焼作陶館  「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる 窯元ならではの陶芸教室の、のんびりつれづれ日記です。
運営しているクリエイター

2023年5月の記事一覧

おちゃつくり

おちゃつくり

こんにちは。
今日は、お茶作りのお話しです。
本格的なお茶は無理としても、
紅茶と煎茶の間ぐらいのお茶ならば、
我々でも作れます。
(乾燥具合などが不十分な場合があるので、
どなたかにプレゼントなどはよくよく考えて
行ってくださいね)

まずは、新芽を摘み取って、
葉っぱをガシガシと揉み、傷をつけます。
この傷から酵素が出、発酵が進みます。
そこで、乾燥しないように
濡らした新聞紙などに包み、びに

もっとみる
アマビエ・アマビコ

アマビエ・アマビコ

こんにちは。
今日は、アマビエとアマ彦の話題です。
数日前、素焼き前のアマビエ、アマ彦の記事を
書きましたが、焼きあがっている
可愛らしい子達をご紹介~。

アマビエを調べていた時、
『これによく似た妖怪がいる。名をアマ彦という』
という文献に行きつき、作ってみました。

毛むくじゃらで猿のようなアマ彦くん。
アマビエも半漁人的に描かれているから
妖怪くくりかな?

いずれも3本足。
もちろん、彼

もっとみる
アマビエちゃん達

アマビエちゃん達

こんにちは。
世界はもうすっかり「通常どおり!」と
うたわれておりますが、
まだまだウイルス自体が無くなったわけではない
この世。。
ですが、見えない何かにおびえて
縮こまっていた時期は少し緩みましたね。

そして忘れられかけているのが
アマビエ達。
元々、疫病が流行った時に
海から何やらよくわからない物が来て
祈ると、病除けをしてくれるという者たち。
存在自体があやふやですが、
彼らは彼らで、い

もっとみる
図書館

図書館

こんにちは。
今日は、京都府立図書館のお話です。
写真を撮っていいのかわからなかったので、
内緒でお願いいたします(笑)

館内は、し――――んと静まり返っております。
閲覧テーブルはほぼ埋まっているのに
静か・・。大人の空間でした。

一度、入ってみたかったのです(笑)
「府立図書館に借りに行かないと手に入らない」
そんな資料がいる調べ物人生を送っていない
ものですから。。(言うてて悲しくなって

もっとみる
墨絵

墨絵

こmmんいてゃ。
こんにちは。
今日は、絵付け師として朝日焼に
来てくださっている方が、
さらなる高みを目指すため所属しておられる
墨絵の発表会へと行ったお話です。
(去年の世界線ですよ~)笑

その方は、毎年お出かけした先でスケッチを取り
写真も撮っておいて、家に帰ってから
大きな半紙(というのでしょうか?)に、
下絵のあたりをつけて、墨をすり、
思い出を滲み出させる風景を数枚描くそうです。

もっとみる
チャイ屋さん

チャイ屋さん

こんんちは。
こんにちは。
今日は、宇治の商店街にある
「大阪屋マーケット」跡地に、
数店舗、面白いお店が入っているマーケットの
その中にあるチャイ屋さんのご紹介。

以前、商店街へと出かけた時に
飲むぞ!と息巻いて訪れて、
休みだったという残念な運を持つ私でしたが、
今回はリベンジできました。

立ち飲み屋さん、イタリアのピッザの大会で
賞を取ったシェフのピザ屋さん、
バインミー屋さん、懐かし雑

もっとみる
恐竜図鑑展・ファイナル

恐竜図鑑展・ファイナル

こんにちは。
恐竜ファイナルです。
冒頭の写真は、福井県立恐竜博物館に
飾ってる絵・・だったと記憶しております。
日本人の方が描かれました。
横長の迫力ある絵、すてきー!!!

色々な恐竜が海岸線を歩いている図。
もう、この図鑑欲しい!
(この展覧会の図録は買っておりません)笑
今は、コンピューターでデーターを取り込んで
肉づけした絵もはじき出せる時代。
そこから、海洋堂さんなどの精巧なフィギアが

もっとみる
チョコのオマケ

チョコのオマケ

こんにちは。
神戸県立美術館の恐竜図鑑話です。
まって!もう数回だから読んで・・!
冒頭の写真は、恐竜図鑑展に展示されていた
「チョコのオマケについてくるカード」です。
凄過ぎる!

コンプリートすると一冊の本になる。

何とも贅沢なオマケなんでしょう。
人々に余裕のある豊かな時代だったのか、
それほどチョコが高級品だったのか。
全部持っている子は、相当なボンボン、
もしくはお嬢ちゃんでしたね。き

もっとみる
お茶畑

お茶畑

こんにちは。
今日は、家の近所にあるお茶畑のお話です。

この時期、朝晩の冷え込みが厳しい代わりに
日中はじりじりと焼けるように暑い・・
という寒暖差が激しく、
山間部ではウッカリすると、霜のような
冷たい水滴が新しい新芽を痛めるので
黒い寒冷紗(かんれいしゃ)を掛けて
保護しているのをよく見かけます。

宇治は、山間の斜面に茶畑が作ってある所が多く、
寒冷紗を掛けるのも一苦労だと思います。
時々

もっとみる
恐竜図鑑展・神戸県立美術館

恐竜図鑑展・神戸県立美術館

こんにいてゃ。
こんにちは。
皆様素敵なGWをお過ごしでしたか?
明日から通常に戻ります。
体調に気をつけて進みましょうね。

さて、話は変わり、
もうそろそろ中盤の(まだ)笑
恐竜図鑑展です。

恐竜の骨発見!と言う初期の時代から
もう少し研究が進むとなると、
カラーの絵が多くなり
(油絵で、大学の講義に使用するためや
研究の成果がわかりやすくすなるように
飾っていたようです)
今と変わらない世

もっとみる
興聖寺・ファイナル

興聖寺・ファイナル

こんにちは。
今日は、朝日焼が423展でお世話になっている
禅寺、興聖寺の話題ファイナルです。
寂しいでしょ~?笑

冒頭の写真は、禅寺の一日を描いた絵。
鐘の音で起きて、座禅。
寺中を掃き清め、食事(もしくは写経)。
を表してあり、2枚目は…

説法を聞く、そして托鉢に出る。
寝床を整えて(?)、寝る。かな。

最後から二番目が分かりませんでした。
「起きて半畳・寝て一畳」の生活の内の
何かでし

もっとみる
恐竜図鑑展

恐竜図鑑展

こんにちは。
今日も恐竜だぞ!もんくあっか?!
うそうそ。
明日はいったん陶芸の話を書きます。
多分・・

この本を手に入れられたならば、
ワクワクして読み進めたでしょうね~。
(学術書かもしれませんが。)

ある時、炭鉱から一度にたくさんの
恐竜骨格が発掘され、一気に研究が進んだ
古代生物学。
この頃にはすでに、我々が
「太古の昔」というワードを聞くと
”ああ、あんな感じの世界で
あんな感じの生

もっとみる
神戸県立美術館

神戸県立美術館

こんにちは。
今日は(も)お出かけのお話です。
5月15日までだから慌ててご紹介。
このあと、巡回展で関東の方へ行くようですが、
今、 神戸県立美術館で開催されている
恐竜図鑑展のご紹介です。
(ゴッホ展もやっています)

「貴方も見たことがある」恐竜図鑑の挿絵。
あれの元ネタだと思ってください。

1857年には「原始の世界」という本に
登場している恐竜たち。
メアリー・アニングさんという学者が

もっとみる
丹波焼の里にて。

丹波焼の里にて。

こんにちは。
今日は、お客様が「丹波焼(たんばやき)」
の里へ行って来られたお話です。
毎年、陶器市も兼ねた催しが
この里一帯で行われているらしいです。

陶芸の訓練校の友人の家があります。
友人の家にもいかせて頂いたことがありますが、
でっかい工房とお家が同じ敷地にあるので
大きいのは当たり前かもしれませんが。
なんかね、どこもかしこもでっかい!(笑)

さて、お客様の足取りを追いましょう。

もっとみる