朝日焼作陶館 asahisakuto

京都・宇治市の窯元、朝日焼の陶芸教室・朝日焼作陶館です。 深く美しい陶芸の魅力に触れる…

朝日焼作陶館 asahisakuto

京都・宇治市の窯元、朝日焼の陶芸教室・朝日焼作陶館です。 深く美しい陶芸の魅力に触れることができる教室です。 Asahi pottery class in UJi Kyoto, support by Japanese and English.

マガジン

  • asahisakuto 朝日焼作陶館スタッフ日記

    京都・宇治にある、朝日焼。 登り窯の横にかまえた陶芸教室「朝日焼作陶館」  ”深く楽しい陶芸の魅力”に触れることができる 窯元ならではの陶芸教室です。

  • asahisakuto 朝日焼作陶館スタッフつれづれ日記

    京都・宇治にある、朝日焼。 登り窯の横にかまえた陶芸教室、朝日焼作陶館  「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる 窯元ならではの陶芸教室の、のんびりつれづれ日記です。

  • 工房のお話

    朝日焼きの中身(工房)のお話あれこれです。

最近の記事

続・トースト皿

こんんちは。 こんにちは。 トースト皿の続きです。 なんでしょうね~。可愛らしくない(笑) 本家のお皿に近づけるなら、 型ぬきの模様を考えて制作、 足の大きさやうねりを計算し、 表は土肌を見せて湿気がたまらない様にするので、 焼きあがありの粘土の色も計算に入れ・・ つまりば、全部の見直しが必要(笑) 千里の道も一歩から。 遠いなぁ~。。(笑) また、機会があったらならば、 再チャレンジをしてみます。 いきなりトーストサイズを作るのではなく、 バターロール一個分の大きさか

    • トースト皿

      友人から、今度京都に行くときに こんなお皿を作ってみたいんだーと、 画像が送られてきました。 それが上の画像。 穴がスカスカと開いていて、 焼きしめた生地なので、トーストがいつまでも カリッとしているだそう。 トーストを焼いたならば、その熱で お皿に水滴がついてしまい、 気が付いたらしんなり・・としている記憶、 皆様にもあるはずです。 もちろん、このお皿だと パンくずや粉が永遠に落ちるので、 下には、トレーなどが必要ですが、 普段からトレーを使うような食卓にして、 しの

      • 京都で昼ご飯

        こんんちは。 こんにちは。 今日は、関東や関西から集まってくれた友人たちと 稲荷退社へとお参りに行き、 その後ロクロ体験をしてくださり、ありがとう! そして次の日の朝、関東組の子達と 優雅にコーヒーを飲んでから・・の、 その後のお話をいたします。 朝に集合し、少し歩いて コーヒーを頂いた後、その数日前に我々の間で、 「青パパイヤのサラダ」が話題になっていたので、 そんなサラダが食べられそうなところで昼を 食べようじゃないか!ということで、 「熱帯食堂」四条店へと行きました。

        • ロクロ体験

          こんにちは。 今日は、知人が京都に来てくれて、 一緒に伏見稲荷大社への参拝後、 宇治に来てくれて、ロクロ体験もしてくれました。 というお話です。ありがとうね~! 以上!(笑 何かね、楽しく体験してもらった覚えはあるのですが、 写真を撮るの忘れていたようで、 最初の、「そっと触る所まで」しかないという。 なんか、ごめんね? いつもなら、出来上がり写真や 超笑顔の写真も取るのですが。。どうしたワタシ? 浮かれていたのかもしれません。 関東圏からと、兵庫県から、 宇治への集

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        • asahisakuto 朝日焼作陶館スタッフ日記
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        • 工房のお話
          37本

        記事

          こんにちは。 今日は、登り窯で出ていた松灰のお話です。 えーっと、ぶっちゃけ、忘れていました。 登り窯の準備は時間がかかり、 窯焚きも、体力をゴリゴリ削られ、 窯出しは早く出して器を見たいので、 超スピーディ。 なので、その他もろもろを書こうと思い 写真を撮っていても忘れちゃうんですよね~ (長い言い訳)笑 純粋な、赤松だけの灰。 釉薬に使います。 とはいえど、混ぜて水に溶かして はい使う!とはいきません。 灰にはアクが含まれますので、 一度、水に溶かして、灰汁をすくい

          けずり作業、その後。

          こんにちは。 先日、削り作業をしたよ~と書きましたが 今日は、新人ちゃんその2が削ってくれた お客様の作品が置いてあり(乾燥中)、 裏はこんなサインが入るんだよという 写真を撮ったので、お見せしますね。 「カーラ」は、本人がカタカナで書いてという 希望を、控えに描いているので、 ご期待に添うようにしています。 時々、漢字がイイというリクエストもいただきます。 カーラの場合・・うーん、 ちょっと無理やり伽羅(きゃら)にしたり、 香蘭とかにするかな? 漢字一文字にも意味があるの

          けずり作業、その後。

          お稲荷さん(おいなりさん)

          こんにちは。 今日は、京都伏見のお稲荷さんへ 行ってきたよという話題です。 え~っと、伏見稲荷大社が正式名称かな? (今、調べました)笑 千本鳥居が連なるので有名です。 キツネが眷属なので、 狛犬ならぬ、こまキツネ?ん? お狐様が迎えてくれます。 この日は、私が聞いている インターネットラジオ(Podcast)の、 同じ番組を聞いているリスナーさんが 「京都行くで!」「集合~!」というか、 この後に、朝日焼きに陶芸体験に 来てくださるプランを組んでくれたので お稲荷さんも

          お稲荷さん(おいなりさん)

          アフタヌーンティー

          こんにちは。 今日は、陶芸の話はお休み。 (しょっちゅうお休みしていますけれども) タイ資本のホテルが、 京都四条にあり、そこで、9月末まで 「タイのアフタヌーンティ」が楽しめる ということで、行ってみました。 伝統的なお弁当箱にて提供されます。 さっそく、その場に居合わす私達、 『これに毎日ぎゅうぎゅうに詰めるなんて、 大変ジャン』「ほんまや~」 「最初の段にカレーやろ? んで?ご飯と後何??」っと、 夢ぶち壊しで言うておりました。 ちゃうねん。 そういうのを思う日やな

          アフタヌーンティー

          けずり作業

          こんにちは。 今はもう、その作業を 新人ちゃんその2に引き継いだので、 私はノータッチなのですが、 削り作業をしていた写真が残っていたので、 今日はけずり作業のお話です。 コンテナの中に沢山あった作品が スルスル削れて、板がいっぱいになった時の 爽快感よ。 やり遂げったった―!と、ほくそ笑みます。 しかも、控えに描いてある絵に近い形になるよう に削り、筆跡をまねたサインを入れて、 控に「〇月〇日仕上げ済」と書いて、 閉じる達成感。いえ~い。 楽しいです。 というところでま

          御本手窯出し。

          こんんちは。こんにちは。 今日は(も)、御本手の窯出しのお話です。 お皿を縦に積んで場所を取らず、 数が焼けるように窯詰めをしました。 そしてこの皿、実は、「干支」 来年のヘビ年のお皿。 もう、来年の準備をしております。 「事件は机の上で起きてんじゃねぇ! 現場で起きてんだよ!」とは、 昔あった、大捜査線的なドラマでの名セリフ。 ええ、そうですよ。 干支は冬に始まってるんじゃねぇ! 夏から始まってんだよ! 何なら、カタログ用の撮影も夏だよ! なんてね。(何なら梅雨時分だ

          御本手窯出し

          こんにちは。 今日は、御本手の窯出しのお話です。 今回は、綺麗に焼けた部分と、 酸化してしまった部分がある、 どうにも喜んでいいのだか、落ち込むんだか 曖昧な境界線の窯出しのご紹介です。 まずは、わぁ♪ の部分。 何がダメだったのか、ピンポイントで (というか、窯の癖で酸化しやすい場所はあるのですが) 半分黄色い器や、全部がまっ黄色な器がありました。 ・・がびん。(ショックを表すワードが古い)笑) 実は、8月末にも御本手を 立て続けに焚く予定があるのです。 一度目は、綺

          発送作業

          こんんいちは。 こんにちは。 今日は、作陶の新人ちゃんが発送作業をしている所に 居合わせたので、その様子をお伝えいたします。 それではまた明日。 Please stay healthy and stay safe.

          フリークラスのお客様

          日本が好きで、来日を度々されているという方が、 朝日焼に来てくださいました。 どなたかからのご紹介で知ったそう。 イギリス出身の有名な方の娘さんだそうですが。 ここではぼやかしておきますね。 彼女は、母国でも陶芸をされているそうで、 手付きは問題なく、何かゴソゴソ仕事をしては 楽しかったわ~と帰っていく日を 数日過ごしてくださっていました。 冒頭の写真は、釉薬を掛けていた日の ニッコリ笑顔ショット。 基本、仲良くお話しできた人にしか 笑顔を見せないタイプのようで (そりゃ

          フリークラスのお客様

          のぼりかま

          こんにちは。 のぼり窯も無事終わり、昨日窯出しをしました。 後は、怒涛の検品、納品。。かな? 窯の内部が見られる、ガラスをはめている部分から見た 炎が走っている時の写真です。 静止画なので分かりにくいですが、 右側から、左側へと炎が走っています。 のぼり窯を発見して、窯を作った先人の知恵って すごいわ~と、時々思い出しては感謝します。 イイ色の器が焼けました。 一安心。 次は、冬に焚く予定。 また、寒くて文句言うんだろうな~(笑) だって、2月の窯道具なんて、ヒエッヒエ

          登り窯

          こんにちは。 コレを世にさらす頃には、 登り窯の本番で、 汗をジャージャーかいている頃だと思います。 台風が来なければ。 (書いている時点で、勢力をやや弱めつつ、 四国へと目指しているところ。。だと思います) *登り窯を焚いた日に出そうと思って書いていた記事でしたが、 出しそびれちゃった・・ もう、今日窯出しが終わっちゃった・・。* 前日、火を入れた後は自然に鎮火させ、 次の日に再度火を入れて、一日かけて 窯全体を温め、上昇気流ができるようにします。 それだけでも、汗ダラ

          登り窯・窯詰め

          こんにちは。 今日は、登り窯の窯詰めの様子をお伝えいたします。 一番、薪が放り込まれて火力が強い場所。 赤松が燃えて、灰になり、それが更に熱せられて 溶けて、いわゆる 『松灰釉(まつばいゆう)』になっているのです。 描く窯の薪を入れられる場所の壁は、ほぼこの状態。 イイ窯になりますように。 それではまた明日。 Please stay healthy and stay safe.