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旅のつれづれ。

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住んでいる町以外を訪れた時のお話を、プチ旅・長旅問わず写真多めで綴ります。 欧州在住のため、海外の写真が多いです。 雰囲気、人々、当時の様子などを自分の視点でひとり言っぽく。
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#ヨーロッパ旅行記

【Mülheim/ミュールハイム】モネの庭2

【Mülheim/ミュールハイム】モネの庭2

次のブースは、こんな感じ。
左下の池はゆらゆら揺れている。橋が絶好の撮影スポット。右側の藤棚も絶好、なんだけ照明が多少暗い。

藤棚の下の池にかかった橋を通って、建物の中へ。

この建物の中の左の壁は、人の動きに合わせて模様が動くようになっている。

外から見るとこんな感じ。

最後のブースは体育館のような部屋で、部屋一面、地面にも映像が映り、写真や絵、フランスの印象派の音楽と共に、モネの生涯を紹

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【Mülheim/ミュールハイム】モネの庭1

【Mülheim/ミュールハイム】モネの庭1

インスタでたまたま見た広告。ドイツ国内の各都市移動型のイベントがあるという。
「モネの庭」を再現、じゃなくて、プロジェクションマッピングで動かしつつ、モネの庭の絵をご紹介。印象派の音楽とともにお楽しみください、というもの。
特にモネのファンというわけではないけれど、この企画がちょっと気になり、日帰りできる開催地での期間に行ってみた。

ミュールハイムという町はここから片道1時間ぐらい。

最寄駅前

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【Brussels/ブリュッセル5】町散歩。

【Brussels/ブリュッセル5】町散歩。

やっと最終回。いや、たった一日の出来事やん 汗)

お目当ての場所、以外のところ。
ただ素通りしたとこ、つい気になって撮ったとこ、など。

一方、こちらはブリュッセルで最も小さい家(真ん中の、各階窓1つのところ)。5階建て、幅2m90、奥行きは1.75mしかなく、総面積は70平米(1階あたり大体16平米)。1850年に建てられた。

芸術の丘とモンテザール庭園の間にある、Albert一世(第3代

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【Brussels/ブリュッセル4】王宮

【Brussels/ブリュッセル4】王宮

フラワーカーペットを見たグランプラス(市庁舎のある広場)から、
予約済みの王宮へと、ずんずん道を進んで。
…まるであさっての方向に進んでいることにしばらくして気づき、
ほぼほぼぐるんと遠回りに1周して、時間ギリギリに到着。

こちらは入館時間がきっちり決まっていて、警備員があちこちに。
入場前には荷物チェックをされ、飲食物は全て廃棄させられた。
この暑さで水もダメとなっては、長居はできそうにないな

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【Brussels/ブリュッセル3】聖ミッシェル大聖堂

【Brussels/ブリュッセル3】聖ミッシェル大聖堂

「St. Michael」は「サン・ミッシェル大聖堂」とも書くようで。
「St.」はサン、セント、ザンクト、など
「Michael」はミッシェル、ミカエル、ミヒャエル、など
ま、いろいろ何でもアリなのだけれど、日本語は現地語の発音に忠実なカタカナ表記をしていると思う。オリジナルへの敬意なのかな。

聖ミッシェル大聖堂は、ローマカトリック大聖堂。
ロマネスク様式(主に地下部分)の上にゴシック様式を乗

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【Brussels/ブリュッセル2】市庁舎

【Brussels/ブリュッセル2】市庁舎

前回のお花のカーペットにたどり着くまでを、備忘録的に。

午前中に市庁舎前に着いたので、外の列はまだそこまで人は多くなかった。
ので、こりゃ行けそうだ。と気軽に並んだ。
…暑い。直射日光で日傘なしの32℃…
(日本のみなさんごめんなさい。でももうこれで耐えられない体になってしまった…)
おまけに日差しに向かって並ぶ形。なので横向いたりその場で体の向きを変えたりしながら、列が動くのを待つ。

…なか

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【Brussels/ブリュッセル1】4年ぶりのフラワーカーペット

【Brussels/ブリュッセル1】4年ぶりのフラワーカーペット

今年8月12日~15日、ベルギーはブリュッセルでのフラワーカーペット。
2年毎、しかも数日間のみ開催、
更に2020年はパンデミックで中止のため今年の開催は4年ぶり、
そして今年は開始1971年から51年で、モチーフは初年の再現という、
加えて30℃越えで青天という天気予報、
極め付けは、2年後の私はここへ行ける場所に生息しているかどうか?

…行くしかないやん。今。

当日券がないはずない!だっ

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【Boppard/ボッパルト5】カルメリテン教会 

【Boppard/ボッパルト5】カルメリテン教会 

ローマ法王庁がカトリック教徒の火葬を認可してから早50年。
カトリックが多いがイスラム教徒も少なくないフランスでは、(宗教に関わらず)亡くなった方全体の40%程度が火葬、主にカトリックとプロテスタントがざっくり同比率で多いドイツでは50%強が火葬、ということだそう。

埋葬場所の問題もあり、今後ますます火葬は増えるんだろう。
肉体がないと復活の際に困る、ということで土葬もされているけれど、
土地面

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【Boppard/ボッパルト4】教区教会 

【Boppard/ボッパルト4】教区教会 

教区教会(Pfarrkirche)というのは、各地域にあるキリスト教の活動拠点で、
宗教活動に限らず地域の活動にもいろいろ貢献しているという感じの、
宗教色薄く言ってみるなら 半官半民 に少しは近い感覚なんだろうか。
教区の単位は、市政の単位と似てそうだもんな。

で、この町にもあるわけです、教区教会。
上記説明のとおり、町(村)広場といった場所にそびえ立っておりました。

真ん中(祭壇へ通ずる通

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【Boppard/ボッパルト3】町(村?)巡り

【Boppard/ボッパルト3】町(村?)巡り

そこかしこにブドウのつるが伸びている。
食べられるのはどれくらいあるんだろう?
もちろんインテリアとしてもステキだけれど。

ドイツの古い家は、木組みが外に張りだしてあり、
白と茶のコントラストと共に、とにかく美しい。
目立つ柱には装飾。なんなら白壁に絵やレタリング文字が描かれている場合も。

そしてお店のウィンドウには、味のあるオブジェ。
精密さや繊細さにこだわらず、さり気なさやそっけなさ、

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【Boppard/ボッパルト2】隠れた名所、「蛇行するライン川」に向かう。

【Boppard/ボッパルト2】隠れた名所、「蛇行するライン川」に向かう。

急に曇ってきた。
グレーな雲は、人のことなどお構いなしに行ったり来たり。

そして着きました、リフト乗り場。

ご老人夫婦が前に。二人乗りなんだコレ。
一人で乗るとバランス悪くてグラグラ揺れてコワい。
急な誘いかけにも関わらず快諾してくれた同行者がいてくれて、
ホント良かったと思う私。(←ビビり)

さて、わたしらの番がやってきた。
ここで突然同行者がポツリ、「…私、揺れるのダメなんです…」
…な

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【Boppard/ボッパルト1】川と山のワイン村

【Boppard/ボッパルト1】川と山のワイン村

さて、ここからボッパルト編。
前回のコブレンツとこのボッパルトは、1時間に1本の電車で15分。
バスでも移動化。
ホテルをここで取っていたので、要塞から下界を見下ろした後(言い方)、
夕方にコブレンツから移動してきました。
モーゼル川もそうだけど、ライン川の岸に沿ってブドウ畑がたくさんある、白ワインの産地。

近くの建物の壁。ワインボトルの黒板なのに、書いてあるのは料理名(笑)

ホテルにあった、

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【Koblenz/コブレンツ5】聖母教会へ。 

【Koblenz/コブレンツ5】聖母教会へ。 

ヨーロッパを巡っては見学したくなる、教会。
特に何の信仰があるわけでなくとも、
様々な建物の形式、天井の模様、ステンドグラス、像、絵、祭壇、オルガン、などなど、
ただただひと目見るだけでも、一つの大きな芸術、それに絡む政治、宗教、社会の歴史、が垣間見え(勉強苦手なので深くは追究しませんがw)、
それが一つの町に複数あるだけでも感慨深いのだ。

十字架、ではない形での磔刑。
この奥のステンドグラスが

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【Koblenz/コブレンツ4】市庁舎広場と市教会

【Koblenz/コブレンツ4】市庁舎広場と市教会

さて、教会巡りです。
特にキリスト教徒ではないが
(特別な仏教徒でもなければ何かのアンチでもなく)、
それでもヨーロッパの教会は、
見るだけで圧倒されたり感慨深いものが多く、
歴史も文化も民族の根底の何がしかも、
いろいろ含まれている気がして、
あとは(特にカトリック系の)荘厳で華美な造りに
ただただ感動する、というところもあり。

見つければ入ってみたくなるのだ。
(本来ビジターお断りな場所も多

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