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【Boppard/ボッパルト4】教区教会 

教区教会(Pfarrkirche)というのは、各地域にあるキリスト教の活動拠点で、
宗教活動に限らず地域の活動にもいろいろ貢献しているという感じの、
宗教色薄く言ってみるなら 半官半民 に少しは近い感覚なんだろうか。
教区の単位は、市政の単位と似てそうだもんな。

で、この町にもあるわけです、教区教会。
上記説明のとおり、町(村)広場といった場所にそびえ立っておりました。

Pfarrkirche Sankt Severus
外側にも見事に飾ってあります。マメに手入れされている。
ステンドグラスの光がたまらなく素敵なのです…
この教会は、各アーチの部分の装飾が可愛らしい。
祭壇部分は意外にシンプル。
お、ここにも時計飾ってあるやん。
【Koblenz/コブレンツ5】ご参照  ←宣伝(笑) 

真ん中(祭壇へ通ずる通路)ではなく、
左右の(脇の)部分の天井画が見事。
中心部分めっちゃシンプルなのに。なにこの対比?

真ん中の通路の天井に描かれている場合も多いんですが。
これは右のほうでした。


そして、祭壇側から振り返った、後ろ(入口)側。
オルガンがある場合が多く、時には素敵なステンドグラスがあったりする。
(オルガンの場所は後ろとは限らず、祭壇横だったり、入り口側の左右脇だったり)

白い部分は何度か補修しているんだろうか。キレイ。
とにかくこの、色のコントラストが好き。

左右の窓のステンドグラスの一つ一つが丁寧に作られていた。

教会を撮るたび思うのは、
結局、こんな大きな場所をレンズ内に収めるなんてできないということ。
一部切り取り を繰り返すしかないわけで、
どうしても「切り取った部分」しかお見せできないのが惜しまれる。
ドローンで天井に近い高いところから動画で撮影する、
とかしかないんだろうなぁ。

とりあえず雰囲気だけでも、近しいものを感じていただければ幸い…。

この回はPfarrkircheのみで収めて、もうひとつ訪れた教会は次回へ。

(というわけで、続く)

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