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【Koblenz/コブレンツ5】聖母教会へ。 

ヨーロッパを巡っては見学したくなる、教会。
特に何の信仰があるわけでなくとも、
様々な建物の形式、天井の模様、ステンドグラス、像、絵、祭壇、オルガン、などなど、
ただただひと目見るだけでも、一つの大きな芸術、それに絡む政治、宗教、社会の歴史、が垣間見え(勉強苦手なので深くは追究しませんがw)、
それが一つの町に複数あるだけでも感慨深いのだ。

聖母教会。2つ塔のある聖母教会は
ミュンヘンが有名ですが、
こちらもなかなかステキだと思う。
聖母教会の横(側面?)
この、白と茶のコントラストが好き。
天井高いのも好き。
だからか、つい長居してしまいたくなる。
(あと、夏には避暑にもなります(石造りで涼しいので))


十字架、ではない形での磔刑。
この奥のステンドグラスが秀逸で、スマホ内臓カメラなどでは映しきれないが、とにかく細やかで美しく、珍しい作りのものでした。

祭壇奥のステンドグラスは
細やかに描かれていることが多いけれど、
ここのガラスは更に一つ一つが繊細で丁寧だった(と思う)。
奥のステンドグラスは、
「聖母教会」というだけあって、
聖母マリアが多めに描かれている気がした。
祭壇横の各窓もひとつひとつが丁寧。
フェルメールや同時代のフランドル画家の絵に出てきそうな…
この形の美しさに数学的美を感じるのは私だけだろうか。
色合いが素敵。ステンドグラスって、
時間帯で見せる表情が異なるのがまたよい…
おそらく教会外部で使っていた時計と思われる。
新しいものに付け替えた後はこちらで公開。
…なのかな?


そう、教会ってとにかく色合いと天井の高さがステキ。
シンプルな壁と椅子、柱の色、に対してステンドグラスの色、数学的な計算のもと設計された形。
ロココだろうとロマネスクだろうと、ゴシックだろうと、美しければなんでも感動する。←おい

ここに住んでいるからこその醍醐味。
これからも、町を訪れるたび見つけては、
「ちょい見学できね?」
と扉を開けに行ってしまうんだろうな。


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