サルでも解けるミステリー
週末や祝日は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2008年11月10日に投稿したブログより。
ああ、あのユーモアはもう味わえないのだろうか。
正直、昔の荻原浩の作品が好きでした。
まあ、色々なジャンルを書いているようだから、また戻ってくれるかもしれませんが。
読禁法が個人的に施行されてから読んだ最初の一冊。
禁止された際は併読中だったということでご勘弁を。
それでも相当ペースダウンしています。
サルに言語を覚えさせる実験現場で、過去に起きた事件。
何故教授は自殺したのか。
助手である頼りない主人公が、立ち上がり少しずつ事件の真相を明らかにしていきます。
事件の鍵を握るのはもちろん、実験動物であるサル。
果たしてサルは事件の答えを語ってくれるのか。
非常にオーソドックスな作りで、先も読めますが、さすがのリーダビリティですし、きっちりと用意された道具を物語に昇華させております。
少し古臭い感もありますが、正しいミステリーが読みたい方はどうぞ。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
嬉しいです。 サポートしていただきまして、ありがとうございます。 こちらからもサポートをさせていただくことで返礼とさせていただきます。 どうぞ宜しくお願い致します。