メインキャラクター総出演

週末や祝日は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

2007年11月18日に投稿したブログより。

天使と罪の街

とにかく連続で読んでます。ハリー・ボッシュ・シリーズ。

今回はなんとなんと、今まで作者が描いてきた他のシリーズとの融合。

希代の連続殺人犯と、それを追うＦＢＩ捜査官。そしてかつて、その二人と関わりを持っていた元ＦＢＩ捜査官。この人も他の作品では主役を張っていました。そして旧友のために乗り出す私立探偵になった我らがハリー・ボッシュ。

今回のテーマは「善と悪」。どんなに世の中が悪くなったって、やはり悪はきちんと懲らしめられないといけないのです。

生き延びてきたシリアルキラーと、それを追う者たちは果たしてどのような結末を迎えるのか。

「羊たちの沈黙」や刑事ものが好きな方には超々オススメです。

でも、できればこれを読む前に、本書のシリアルキラーが暗躍する「ザ・ポエット」や元ＦＢＩ捜査官が主人公の「わが心臓の痛み」、そして当然ボッシュ・シリーズにも目を通していただきたいですね。

濃い目の刑事ものを好む方は、読まないと本当に損をする作家です。

是非！！

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。