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【知っておくべき】おせっかいは嫌われる

よかれと思って説得したのに反発された。そんな経験ありませんか??
反対に、人から説得されると返ってやる気を失ってしまう。なんて感情に心当たりはありませんか??

親子によく見られる「勉強しなさい!!」「今やろうと思ってたのに!!(あーあ、やる気失せた)」などだ。

人にアドバイスしたとき、不快に思われてしまうのは避けたいところ。

ビジネスシーンや日常生活で活用できる「人に反発をされずにアドバイスを伝えるコツ」について、興味がある方は読み進めてみてください。


目次
▼反発の感情はなぜ起こる??
▼反発をされずに伝えるコミュニケーションとは

▼反発の感情はなぜ起こる??
親子の会話のように、説得の逆効果がうまれる現象を心理学では「ブーメラン効果」とよびます。

説得されれば、されるほどにやる気が削がれてしまう心理状態をいいます。

ブーメラン効果は、日常生活に溢れています。
たとえば、
洋服屋に入って店員さんが積極的に服をすすめられると、なんとなく買う気がなくなってしまう。
上司から、頼まれた仕事を報告したら「企画書のここ、もっと〇〇のような表現にして」と言われ、「なんだよ。だったら自分でやればいいのに」と思ってしまう。

この反発の感情は、強制的な表現から「選択の自由」が奪われることへの反応だと言われています。

「勉強しなさい」は「勉強をしない」という選択を
「服を強引にすすめてくる」は「購入しない」という選択肢を奪ってしまいます。

人は強制されると、反発したくなる心理があるのです。

▼反発をされずに伝えるコミュニケーションとは
人にアドバイスする場合「ブーメラン効果」は、活用する効果ではなく、避けるべき効果である。
相手に伝えたいことがある場合に、命令するような表現は逆効果になるということを認識する。

それを踏まえた上で、説得の逆効果を避けて伝える方法を考えてみたい。
ポイントになるのが、相手の選択を狭めてしまう強制的表現は避け、相手の意思を尊重すること。
選択の意思は、相手に委ねつつもこちらの想いも伝える表現に変える。

例えば、「勉強しなさい」であれば、「次のテストでいい点数取れる自信があるなら勉強してもしなくてもいいよ」など、相手の意見を尊重しつつも、伝えるべきポイントは抑えるという伝えかたである。

また、洋服屋の場合、「気になる服がありましたら、試着などできますので、お声がけください」と選択の意思を尊重する表現に変えてみるなどだ。

職場でのコミュニケーションも基本的には同じと考えいます。しかし、会社でのブーメラン効果を避ける表現法は少し悩みました。
なぜなら、「勉強をしない子供」も「洋服屋にきたお客」も、自身の責任で選択する権利があります。しかし、組織に属していると責任の所在が曖昧になるからです。

ビジネスシーンでは、責任の所在を明確にした上で部下の裁量権を広げることがブーメラン効果を避けるのに有効的だと考えています。

たとえば、責任の所在は上司である自分にあることを明確にしたうえで、部下の1人をプロジェクトリーダーに任命するなど。
プロジェクトリーダーに任命することで、作業の裁量権(選択肢)は部下に任せられます。そして、責任の所在が上司にあることを明確にすることで、最終的な判断(選択)をくだすのは上司であることを部下は認識することができます。

これで必ず反発の心理を回避できるとまでは言えません。しかし、職場で反発を喰らう上司の特徴として、「上からものを言う」「責任逃れ」などがあると思っています。職場内の人間関係が悪く、円滑なコミュニケーションを目指すのであれば、ブーメラン効果から考えられる悪影響を一度考えてみるのもいいかもしれません。


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