宇宙へ 株式投資【三菱重工】015 防衛事業説明会2023
著名投資家であるウォーレンバフェット氏の教え「その会社の社長になりたいと思えるような企業に投資せよ」・・・これに従い私も社長になりたいような会社を探しています。
私は小学生の頃からの憧れ・・・「宇宙」に関連した日本の株式会社「三菱重工」を会社四季報の中から見つけ出しました。この会社の社長になりたいくらい「三菱重工」という会社が大好きです。
もっと詳しくなりたいので、いろいろと調べ物をすることにしました。 今回のシリーズは次のような資料に基づいて情報収集を行っています。
・会社四季報(東洋経済)
・公式ホームページ(三菱重工)
・有価証券報告書(三菱重工)
・中期経営計画書(三菱重工)
・日本経済新聞
ちなみに猫の写真は内容と無関係です。私が猫好きなので選びました。
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(015) 防衛事業説明会2023
中期経営計画書を探している途中で「防衛事業説明会」という資料を見つけ、宇宙防衛関連の記載がありましたので、以下そのままアップします。とても参考になりました。
以下、三菱重工「防衛事業説明会2023」抜粋
【防衛宇宙事業について記載しています。】
現在、宇宙アセットは陸・海・空の装備品の運⽤に必須のものになっています。 GPS衛星や準天頂衛星は航法に使⽤しますし、衛星通信やさまざまな情報収集衛 星を使った情報収集が必須のものになってきています。
宇宙アセットを守るため、宇宙状況監視や⼩型衛星のコンステレーションがニー ズとして⾼まってきています。 当社は同じ防衛・宇宙セグメントに宇宙事業部があり、ロケットにも携わってい ますし、有⼈宇宙機器や⼩型衛星も含めて衛星機器も扱っていますので、陸・ 海・空の正⾯装備の防衛事業の特性の知⾒を活かして、防衛の衛星や打上げ事業、 さらには宇宙状況監視といった事業に発展させていこうと考えています。
先ほど 出てきました、スタンド・オフ・ミサイルや統合防空ミサイル防衛については、 ⾮常に広い範囲での情報が必要になるので、そのような索敵⽤に使⽤したり、陸 上戦闘に画像や通信情報を使⽤したり、あるいは広い範囲の海洋監視といった ニーズが出てくると思っています。
【新たな防衛産業政策による影響、当社にとってのメリットにつ いて記載しています。 】
防衛省は、防衛⽣産・技術基盤の維持・強化をしていくということで、基盤強化 法を作った上で後押しをしています。 新たな防衛産業政策としては、利益率改善や製造⼯程の改善⽀援、昨今増えてい た撤退企業に対する対策などの政策があります。
例えば、特に利益率は、従来7%前後でしたが、企業がきちんと品質を確保する などの制約はあるものの、場合によっては最⼤10%まで利益率を考慮されるよ うになりました。くわえて、半導体不⾜による価格上昇などコスト変動の調整代 についても、1%から5%まで考慮されるということで、利益率に関しては従来の ⽔準よりかなり⾼い⽔準を⽬指していけるようになっています。
当社全体としても、今後利益率10%程度は⽬指していくという局⾯で、こう いった指標を出してもらうことで、防衛・宇宙セグメントとしても同じような⽔準を⽬指していけることから、⾮常にありがたいと思っています。
利益率10%程 度という⽔準を⽬指していけるように、社内のコスト改善活動を推進し、きちん とものを作って納めていきたいと思っています。
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やはり、宇宙と防衛は密接不可分のものなのですね。そして日本国の施策(防衛産業政策など)の影響を多分に受けるもののようです。
「宇宙」「防衛」は株式投資をする上での「テーマ」になっています。いわゆるテーマ株として「三菱重工」は最強銘柄だと思います。
私は平和主義者を自称するつもりはないのですが、戦争には反対です。しかし誰かが攻めてきたら自分で守らなければならないということは、生命(生物)であるかぎり正当化されると思います。攻めてくるのは宇宙人かもしれません。また助けてくれるのも宇宙人かもしれません。