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「ムーンストーン -幻の色-」
●序文不定期宝石紹介シリーズ 第7弾「ムーンストーン」編です。
月光を連想させるやわらかく幻想的な輝きを持つムーンストーンの魅力と、名称の混乱について紹介します。
● ムーンストーンで学ぶ長石グループの分類いつもならお題石の基本情報の紹介から入るところですが、今回は先に整理しなければならないことがあります。
「ムーンストーン」と呼ばれる石はいくつかあって、ひとくくりにできないという実情があるか
ペリドット -大地と宇宙のロマン-
●序文
不定期宝石紹介シリーズ 第5弾「ペリドット」編です。
今回紹介するのは、新緑のような生命力を感じさせるライトグリーンのペリドットです。
宝石としてはペリドットという名前が現在では一般的ですが、古くは鉱物名としてオリビンという名前が良く知られていました。和名は橄欖石(かんらんせき)といいます。どちらも、オリーヴの果実の色にちなんでいます。
ペリドットは地球に多く存在し、宇宙からも降ってく
特集 -人名が由来となった宝石-
●序文宝石って色んな名前がついていますよね。
ダイヤモンド、サファイア、トパーズ、ガーネット…それぞれの名前にはそれぞれの由来とその名で呼ばれるに至った物語があります。
古くからある宝石には、神話に登場する神様や、見た目の色、重要な産地にちなんでつけられたものが多くあります。
しかし比較的新しい宝石には人名が由来になっているものが結構たくさんあるんですよね。
でも、この切り口で網羅的に一覧をつくっ
宝石×数学 ブリリアントカットの秘密
前回に引き続き、ダイヤモンドのカットについての解説です。
前半はダイヤモンドのカットの歴史について語りました。
かいつまんでお話しすると、
ダイヤモンドは古来からその硬さや美しさ、希少性に価値を見いだされ主に権力者に利用されていました。
しかし、長きにわたって、その硬度によって加工が難しいことや、希少性故のカットに伴う材料の損失が嫌われていたことで、輝きの美しさの進歩は非常にゆっくりした速度でし
「ブリリアントカット」について
宝石紹介シリーズも第3弾となりました。
最初は、幅広い「ガーネット」を網羅的に紹介しました。続く第2弾は、アベンチュレッセンスを持つ宝石として2種類の「アベンチュリン」と「アベンチュリンガラス」を紹介しました。
そして今回は、石の紹介ではなく、”カット” の紹介をしてみたいと思います。
いつもは、私が所蔵するコレクションや商品の写真を使った紹介が主ですが、今回はダイヤモンドの設計のお話なので、シミ
ブリリアントカットの磨き方
ブリリアントカットっていいですよね
とてもキラキラで可愛いです
面数も比較的少ないし覚えやすいので初心者向けだと思っています
今回はそんなブリリアントカットの磨き方をさらっとお伝え出来たらなと思います
よろしくお願いします。
96インデックスギアで磨く場合はこのように合わせて磨きます
石の形は必ずしも円柱型にしなければいけないわけではなくてちょっとがたがたでも後々磨く角度でその場所がちゃんとなく
ガーネットについて~後編~
宝石紹介シリーズ第一回 ガーネットについての後編となります。
とってもキレイな宝石たちですよね。
色んな種類があるように見えますが、実はこれ全てガーネットなんです。
ガーネットといえば深い赤色をした石というイメージが強いと思いますが、
青色以外のほとんどの系統の色が存在する幅広い宝石なんですよね。
この記事では、そんな幅広いガーネットの種類について紹介します。
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