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海外で取り組まれている成功するエシカル消費アプローチ N93

 本当は日本の生産性の低さの原因を追求したいのだが複雑に入り組んでまだ自分には簡単に説明できないので、せめて海外で取り組まれている事例を紹介し、生産性を上げると言うのはどうゆうことかを伝えたい。なんでも日本の友人の話では日本はホテルの単価が下がっているとのこと。海外では客数が減るから単価はむしろ上がっている傾向にある。
 

 私の経験で言うと時間課金の駐車場が1回単位の課金形態に切り替わった。1回5,000円だけど1日駐車しても5,000円でOK、逆に1分でも5,000円だ。入れ替わりの激しいオフィス街の出来事だが、入れ替わりが減る代わりに必ず車を停めなければいけない人もいるわけで、少しでも取れるものは取っておくと言う考えだ。そして歯医者。これは愚痴が混じるが、外れた詰め物をそのまま付け直すだけで11万円(今日の出来事だ)。確かに消毒や感染防止策などいろいろやっていただいたが、ちょっとぼりすぎだと思う。日本だと保険が聞くから800円くらいじゃないか?  

 さて本題のエシカル消費アプローチですが、最近流行っている”Who Gives A Crap”を紹介したいと思います。意識高いと思っている系の妻の希望でずっと買っているのですが、これは何かと言うとエコなトイレットペーパーです。再生紙やバンブー紙を使ったトイレットペーパー、およびティッシュやキッチンペーパーを取り扱ってます。基本的にはD2Cモデルですが、たまに小売店舗でも見かけます。大きな段ボール箱で宅配便が届けてくれます。

 そして肝心の付加価値をどうあげているかですが、デザインがおしゃれなところです。かわいいのもあります。トイレットペーパーにデザイン印刷された包装紙が各トイレットペーパーに包まれてます。今回の記事の画像に使っているのがその一例になります。言ってみればそれだけなんですが、デザインの力って大きいんですよ。たかがトイレットペーパー1ロールに100円120円支払うこと価値を与えるわけですから(この記事書くために計算したらこんなに単価高いとは知らなかったけど・・・)。
 

 さらにはちょっとおしゃれなレストランとかカフェに行くと必ずこのトイレットペーパーが綺麗に山積みで置いてある。自分たち(妻と私)が選んでいる店だからかもしれないが、やっぱりこのデザインを見かけるとこの店いいなと判断を無意識にしてしまう。そんな感じでお店とお客さんがネットワーキングしている感じがいいんだと思います。
 

 日本の海の外だとメッセージ(文章)やデザインが付加価値を生んでいるですよ。もはやモノ自体には価値はなくなっている。このモノに価値がなくなるのは物価が高くなると製造原価がゼロに近づいてそれ以外のコストの比率が高まるんです。その多くは人件費がらみになるので必然的にビジネスは物書きやデザイナーの一本勝負になってしまう。 

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