憧れのフィンランド🇫🇮幸福度ランキング4年連続1位のカギは教育にあり!✨
🎏こどもの日に世界一の教育について考えてみた
昨日5/5はこどもの日でしたが、まさにこどもの日にふさわしい企画があったので今日はそれについて書きたいと思います。
2019年6月に出版されて話題となった『フィンランドの教育はなぜ世界一なのか』の著者である岩竹美加子さんと、社民党党首・福島みずほさんとの対談企画です。岩竹美加子さんはフィンランド在住で、息子さんをフィンランドの学校に通わせました(現在は成人しています)。ヘルシンキ大学の非常勤教授でもいらっしゃいます。す、スゴイ…💦
私は、上記の書籍も動画ももちろん見ています。なるべく皆さまにもご覧いただきたいですが、この記事は上記を見てない方でも理解できるように書いていきます。
🎏「世界幸福度ランキング」4年連続1位!
フィンランド🇫🇮といえば、今年3月に発表された国連の「世界幸福度報告書」(世界各国の幸福度をランキングで示したもの)で、4年連続で1位に輝いた国でございます✨
ちなみに2021年版の幸福度ランキング、上位10か国はこちらです。
1位:フィンランド🇫🇮
2位:デンマーク🇩🇰
3位:スイス🇨🇭
4位:アイスランド🇮🇸
5位:オランダ🇳🇱
6位:ノルウェー🇳🇴
7位:スウェーデン🇸🇪
8位:ルクセンブルク🇱🇺
9位:ニュージーランド🇳🇿
10位:オーストリア🇦🇹
9位のニュージーランド以外はすべてヨーロッパですから、やっぱりヨーロッパは先進的です。課題はありますけれども多国間でEUという連合が形成できるわけですから、さすが民度が高いです✨
「世界幸福度ランキング」は社会的支援や個人の自由、国内総生産(GDP)、汚職の深刻さなどの指標が考慮されて決定しています。日本は56位でした。やっぱり「汚職」が深刻すぎますからね😝
🎏「子どもの権利条約」とは?
フィンランドは幸福度だけでなく教育も世界一であると言われています。
日本の教育との違いを挙げていくとキリがない…というか何もかもが違うので悲しくなりますが😭最も重要な点は、「子どもの権利条約」が周知徹底されているということだと思います。
岩竹美加子さんによればフィンランドの教育文化省や教育庁が出すすべての文章には必ず「子どもの権利条約」か掲げられており、各学校も「子どもの権利条約」に則って運営されているそうです。もちろん子ども本人にも「子どもの権利条約」の内容は教えられます。
ここで「子どもの権利条約」の詳細を語りだすとそれだけで本が書けてしまいますので💦詳細はユニセフのページに譲り、ここでは4つの一般原則と画像だけ引用しておきます。
🎏<「子どもの権利条約」一般原則>🎏
🐣生命、生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)
すべての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されます。
🐣子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)
子どもに関することが行われる時は、「その子どもにとって最もよいこと」を第一に考えます。
🐣子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること)
子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、おとなはその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。
🐣差別の禁止(差別のないこと)
すべての子どもは、子ども自身や親の人種、性別、意見、障がい、経済状況などどんな理由でも差別されず、条約の定めるすべての権利が保障されます。
こちらにあるユニセフ制作のポスターでは、各条文の内容がわかりやすいアイコンと一言で説明されていますのでぜひご覧ください。1つだけ画像載せます。こういうのが全41条プラスαあります。
さすがヨーロッパですなあ…とボーっと生きていてはいけません!これ日本も1994年に批准してますから、あなたにも遵守する義務があるんですよ。「子どもの権利条約」なんて今初めて聞いた、とか言ってる場合じゃないですからね!遵守しましょう!
(参考)
※「子どもの権利条約」の内容を「ある程度」把握できている方は、意識の高いフォロワーさん達でも16.1%に留まっています。いはんや日本全体においてをや。ナンなら学校の先生方でもあまり把握してないヤツいますからね。理解できていたら「地毛証明書」を提出させようとかツーブロック禁止しようとか思えないはずですから💢
アンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました🙇♀️💕
🎏大学まで無償は「当たり前」
これはフィンランドだけでなく多くの諸外国でそうですが、大学などの高等教育はもちろん無償です(国際人権規約A規約13条で定められているので、高等教育の無償は「世界の常識」です。日本も民主党政権下で留保を撤回しましたから、大学等の授業料は無償でないと国際規約違反なんですがねー💢)
フィンランド🇫🇮にはそもそも「入学金」という観念自体がないそうですが、入学金や授業料だけでなく教科書や給食も義務教育段階(日本で言う「高等学校」まで)では無償!✨
しかも授業料がタダなだけではないのです。フィンランドでは17歳になると、なんと国から給付型奨学金と家賃補助まで受けることができます!(これらとは別に「教育ローン」も借りることができます。ちなみに日本のいわゆる「奨学金」は奨学金(スカラーシップ)ではなく返済義務を課すローンですから、名前詐欺です。しかも利息や遅延損害金まで取りやがる!これでは単なる貧困ビジネスだ!💢)
ですからフィンランド🇫🇮では、いつまでも親のすねをかじる必要は基本的にないので、高校を卒業したら国の経済的補助を利用して誰もが独り立ちをしていきます。自分の人生・進路を自分で決められる環境が整っているのです✨
🎏そのほか日本でも「当たり前」にしたいこと
まだまだ熱く語りたいですが長くなってもアレなので、以下フィンランドの良いと思う部分を箇条書きにしてみます!💦
🇫🇮20人学級!実際はもっと細分化した超少人数指導を実施!
🇫🇮IT完備!コロナ対策も万全!
🇫🇮部活なし、学校プールなし、学力テストも受験もなし!Simple is the best!
🇫🇮入学式もなし!国旗の掲揚や国歌の押しつけももちろんなし!
🇫🇮小学校の先生は専門職なので全員「修士」資格あり!
※ちなみにフィンランドの大学は基本的に「修士」を取るところです。
🇫🇮給食は自分で好きなものを選ぶビッフェスタイル!ベジタリアンやラクトースフリー、アレルギー対策も万全!
🇫🇮児童・生徒は学校の「掃除」はしません。ちゃんと専門業者がやります。
🇫🇮学生と社会人の垣根は曖昧。大人になっても好きなときに勉強できる「生涯学習」スタイル!
🇫🇮駅など公共の施設で「ベビーカー」や「車いす」ユーザーに文句言うヤツいません!ピースフルでハートフル!
🇫🇮教員の勤務時間は8~16時、基本的に残業はなし!
※他の職も概ねそうなので、家事や育児もちゃんと分担して子と一緒に長くいられます。
🇫🇮「休むこと」や「遊ぶこと」にも勉強・仕事と同じくらいに価値が置かれている!
🇫🇮社会保障が充実しているのでシングルマザーでも貧困で苦しむことなく生き生きと人生を謳歌しています!
🇫🇮首相のサンナ・マリンさんは就任当時(2019年)34歳の女性!連合政権を組む党の党首も全員女性(発足当時)!国会議員の47%が女性!
※現在は1年間の育休に入っている方などもいて、全員が女性ではないそうです。それにしても、日本で公党の代表が1年間も育休取れるのかしら?
🎏最後に言いたいこと
フィンランドは、昔から「夢の国」だったわけではありません。むしろここ30年くらいで大きく飛躍しました。日本が「失われた30年」を過ごしてきたのとは対照的です。
社会福祉の充実を主張すると、すぐに「財源ガー」と言ってくる思考停止のバ…いえ、思慮がやや足りていない方々が散見されます。しかし日本は腐っても世界第3位の経済国です。諸外国にできて日本だけにできないなんてことあるもんか。
(※説明不要と思いますが『ドラえもん』コミック第1巻「走れ!ウマタケ!」より引用。藤子・F・不二雄さんによる。)
「できない」のではなく「やらない」だけです。まずは社会福祉の充実に価値を認め、「やろう」と思わなければいけません。
そのようなマインドを育成するには徹底的な「教育改革」が必要であり、そのためには「教育改革」をやってくれるような政治家を選ぶ必要があります。しかしそのような政治家を選べる能力(少なくとも選挙くらいには言われなくても行ける人材)を育むには主権者教育の充実を図るなどの「教育改革」が必要で、…卵が先か鶏が先かではないですが、日本は卵もなければ鶏もいない、「負のスパイラル」に陥っています😭
私は、このような惨憺たる日本において何とか最初の「卵」を産み落としたくてこうして日々noteを書いています。同志になってくれる方を絶賛大募集します。あなたのスキ・フォローや励ましのコメント、サポート&おススメや記事の拡散が力になり日本を変えます。
…やや話のスケールが大きくなってしまいましたが、日本を変えるということはつまりまず「あなた」や「私」自身が変わることから始まります。
ここでちょっとねむりんさんのつぶやきをご覧ください。
啓蒙主義・教養主義に基づくフィンランドの教育が目指している人材とは、以下の2つに集約できます。
🇫🇮自分でモノを思考し、必要に応じて健全な批判もできる。
🇫🇮自分らしく生き、他人の選択や生き方も尊重できる。
これって、ねむりんさんの仰る【真の大人】ととてもよく似ていると思いませんか?
🧸やりたいことをやり続けるための思考力。
🧸自分のやりたいことをやって人を喜ばせる。
🧸絶対自分にも嘘つかない。
🧸自分を世界一大事にできる。
🧸我慢をしない、良い意味でワガママなこども。
私たちがやるべきことは、偉い人の言いなりになって毎日ガムシャラに無理くりに頑張り過ぎて疲弊することではないのです。
換言すれば、大人になろうとするのではなく、子どものままでいようと努力することが大切であると言えるかもしれませんね。あなたはどう考えますか?
最後までお読みいただき、真にありがとうございました🙇♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします。
私と一緒に【真の大人】を目指してみませんか?きっと人生が拓けて生き生き楽しく生きられると思いますよ。またねー!💕
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🌸🍃この記事の執筆者、Study Partnerは、コペル&アヤでした🐣
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🎏追伸 今日学校に行けなかったあなたへ
GW明けは、自殺してしまう子どもが多くなる傾向があるそうです。本当は学校に行きたくない方、今日学校に行けなくて凹んでいる方、ぜひ不登校YouTuber、少年革命家ゆたぼんさんの動画を見てみてください。
あなたもゆたぼんさんも、フィンランドの学校であれば行きたいと思うかもしれませんね。
ちなみに「子どもの権利条約」を正しく解釈すれば、不登校やホームスクーリング、フリースクールで学ぶなどの選択は当然に認められるべきという結論になります。
※例えば以下の条文を参照してみてください。
3条(子どもの最善の利益)
5条(親の指導の尊重)
6条(子どもの生存権、成長・発達の権利)
12条(意見表明権)
18条 (親の第一次的養育責任と国の援助)
29条(教育の目的)
31条(休息、余暇、遊びの権利)
ですから、仮に日本の法令が不登校を認めていないとすれば(そんなことはありませんが)、それは日本の法令やその解釈・運用が間違っているということです。
また、国連「子どもの権利に関する委員会」は、日本政府に対して「子どもが高度に競争的な教育制度のストレスにさらされている」「子どもがシステムの中で余りにも抑圧されていることは子どもの最善の利益ではない」などとする是正勧告を何度もしているのに状況はまったく改善されていません。
あなたには自由に生きる権利があります。どうか死なないでください。死んだらアカン!じゃ!💕
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