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素敵な学び方をひっそり研究に。
前回に続きこれまでのことを振り返っていきたいと思います。
子どもたちが学びの主人公となって学ぶ授業を設計していくにあたって,研究でその手法を考えていくというのもいいのですが,それとともに先生も研究の主人公となって学んで欲しいという思いがありました。
授業を設計する先生自身が学ぶことを楽しみながら研究を行ってほしい。
やらされる研究から,自分で進める研究へ。
そんなことが実現したら素敵だと思っ
学校が違うとこんなに変わるんですね。
久しぶりの投稿です。
この3月4月は卒業&入学,新学期スタートでばたばたしてしまいました…
だいぶ前に記録した内容ですが,ここからぼちぼち再開していきたいと思います。
~ここから記事~
教員になって初めて筑波以外の附属小学校に行きました。
似ているような実践だったとしても,アプローチが全然違うんですね。
そこに大きく感動でした。
お茶の水では「てつがく構想」を仕組んでいて,そこから考えさせら
成績処理との戦いも終わり,ぼちぼち再開~筑波附属小の公開研に参加しました~
皆さんの学校でも,そろそろ成績の提出は終わったでしょうか?
毎年,効率よくスマートにしようと思うものの,ぎりぎりを攻めてしまう悪い癖をなくしたいものです…
ぎりぎりを攻める要因になったものの一つに,附属の公開研があります。
※自分で計画しておいてなんですが…
素敵な学びがあったので記録しておきたいと思います。
今年はオンラインで参加したのですが,オンラインだと物販が見れなかったり,公開されてい
効果量と学習者の態度と気質の関係
今日の内容はかなり非認知能力の考え方が色濃い分野かと思います。
態度と気質が与える効果量はさほど高くない。でも。本書で紹介している他の領域と比べると,態度と気質が与える効果量はさほど高くありません。※マイナスではなく,教師が与える効果量としては十分なので,大事なのは大事です。
このさほど高くならない原因として,態度や気質という言葉に当てはまるものが広いことがあげられます。
例えば性格とでは,す
経歴→ここでは過去の学力という側面から見ていきます。
過去の学力がこれからの学力に与える効果量を考えてみます。
言うまでもなく,前から高い学力を持っている人は,大きく躓かない限り,順調に高まっていきそうですよね。
やっぱり過去の学力が与える効果量は大きめ。学力と知能の関係は深いものがあるので,過去の学力が高い≒知能も高い場合が多く,その高い学力はその後も学力を高めることに大きな効果を示しています。(d=0.67)なので結構高めです。
聖書の一節に
今回から少し具体的に。
これまでは効果量のことをざっくりと大まかに考えてきましたが,今回からはもう少し具体的に考えていきたいと思います。
前の記事に書いていたように,効果量をさまざまな側面から見たうちの「学習者要因」について考えていきたいと思います。
学習者とは?ずばり子どもですね。
お勉強する当人ですので,当然,効果量は高そうですよね。
その子自身の持っている能力=学力と言ってもいいほど,学校では知能検査とテスト
何事も本題に入る前に一呼吸。
本日はこちらの書籍を読んで感じたことの続きを。
効果量の視点から見て,具体的な事象を考えていこうと思ったのですが,その前に,効果量で考えることの良さを確認していこうと思います。
前回も同じような内容だったのですが,少し視点を変えて。
本書ではこのように分析しています。原書には6つの要因に分けて検討しているのですが,本書では5つの要因に分けて分析しています。
①学習者要因
②家庭要因
③学校要
久しぶりに効果量のお話を。
前回までは効果量とは何かについて記載してきました。
今回は,本書でよい指導はどのようなものかと捉えているのかを考えて,さらに具体的に考えていけるようにしたいと思います。
とても詳細に書かれているのですが,ざっくりと優れた指導とはどのようなものかとまとめてみたいと思います。
自己概念を高める指導である自己概念とは自分をどう理解して,どう扱えるかというものだと考えます。
その自己概念を高める指導に
どんな実践も取り入れるとなると大変なものです。
今回もこちらの書籍を読んで感じたこと,考えたことを。
非認知能力に限らず,学校教育において取り入れたい理念や実践などであふれている現代。それらを上手に取り入れることができるか否かは教師の力を見る上でも大きなものを占めると考えています。
学ぶことは真似ぶことですから,上手に真似したいですよね。
今回は非認知能力を中心に考えながら,どのように真似ぼうか考えてみたいと思います。
まずはどうして取
働き方改革は授業を変えているか。 授業づくりネットワーク
今回はこちらの本を読んで考えたことを。
個人的には石川晋先生と高橋尚幸先生のお話が好きです。
感想はさておき,「働き方改革は授業を変えているか。」
私個人的には,「間接的にはYes。直接的にはNo。」かなと思っています。
間接的にYes余裕が生まれるわけなので,ゆったり教材研究をしたり,どこかの勉強会に参加したり,本を読んだり,いろいろできるわけですから,授業を変えるような気もします。
ま
子どもの認知能力を育てる 教師のためのソーシャル・スキル 著 河村茂雄
久しぶりに非認知能力の分野に戻ってきまして,今回はこちらの本を紹介させてください。
最近は「非認知能力」に関する研修会に参加したり,書籍を読んだりする機会が多く,書き手によって見る角度が結構違うことに驚かされました。
まだまだ研究中の分野なのですね。
とはいってもなんでもありではありませんので,核になる部分はしっかり「よりどころ」としていきたいと思っているところです。
非認知能力のイメージn
イェール大学集中講義 思考の穴 著 アン・ウーキョン
今回ご紹介したいのがこちら。
表紙にある通り,わかっちゃいるものの間違えてしまう,「思考の穴」について,さまざまな事例を使って紹介してくれています。
今回触れたいのは「流暢性」というものです。
流暢性効果とは?いろいろな場面で見られるものですが,「何度か見たり聞いたりしたものはなぜかわかったような気になること。」や「キャッチーな言語には自然と惹かれてしまう。」というような、頭の中で簡単に処理