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鬼滅?呪術?チェンソーマン?ジャンプ漫画の話題の推移をWikipediaの閲覧数から追ってみた

ジャンプ漫画、盛り上がってますよね!

鬼滅の刃、呪術廻戦、ワンピースと立て続けに映画が大ヒット。チェンソーマンのアニメ化も話題になりました。
かつてのジャンプ黄金期のような勢いに、ドラゴンボール世代の私としてもテンションがあがります。これは分析しなければ•••!

ということで今回は、ジャンプ漫画の話題性の推移を「wikipediaページの閲覧数」を使って可視化してみました。
対象は週刊少年ジャンプに連載されたことのある全ての漫画です。

さっそく見ていきます!

鬼滅が圧巻のトップ!レジェンド漫画も多数ランクイン

まずは2015年7月から現在までのwikipediaページの合計閲覧数をトップ50のランキングにしてみました。

wikipediaページの閲覧数合計(筆者作成)

1位は鬼滅の刃で閲覧数は3千8百万。2位にダブルスコアをつけて圧巻のトップです。
つづいて、ワンピース(2位)、呪術廻戦(3位)、僕のヒーローアカデミア(5位)と、現在連載中のトップランカーが続きます。

ジョジョ(4位)ですが、これは各シリーズのページの合計ではなく、「ジョジョの奇妙な冒険」概要ページの閲覧数です。

ドラゴンボール(14位)、スラムダンク(15位)、るろうに剣心(18位)など、昔の名作も多くみられますね。
連載はとっくの昔に終わっているにもかかわらずこの順位。驚異的です。

スポーツ系だとハイキュー(6位)、黒子のバスケ(17位)、テニスの王子様(34位)、ルーキーズ(37位)なんかが見られます。

ラブコメだとToLOVEる(35位)、ニセコイ(39位)あたりでしょうか。
桂正和先生が入っていないのが残念です。

マジンガーZ(49位)って少年ジャンプだったんだ・・・

鬼滅の刃に続け!?新進気鋭がトレンドを席巻

続いて、先ほどのベスト50タイトルを月別の閲覧数の推移グラフにしてみました。

wikipediaページの月別閲覧数の推移(筆者作成)

2015年から2019年までは デスノート → 暗殺教室 → 銀魂 → 約束のネバーランド と話題が移り変わっていたことが見て取れます。調べたところ、それぞれ実写映画化やアニメ化のタイミングで閲覧数が増大しているようです。

そして鬼滅の刃!
2020年10月は映画「無限列車編」の公開月ですね。社会現象になるだけあって、ページ閲覧数もとんでもないことになっています。煉獄さん効果恐るべし。

以降は鬼滅に続けとばかりに呪術廻戦、チェンソーマンの山が見られます。
鬼滅を含むこの3作品は新進気鋭といったところでしょうか。
呪術廻戦はもうすぐアニメ2期も始まりますし、今後が期待されますね。

またワンピース、スラムダンクといったレジェンド漫画も見られます。私まだ映画見てないんですが両方とも評判いいですよね。要チェックや!

まとめ

新進気鋭がトレンドを席巻する一方、過去の名作も映像化することで人気が再燃していることがわかりました。
このスーパールーキーとレジェンドの二重構造が少年ジャンプの人気の秘訣なのかもしれません。

私もデータ分析に関してはヒヨッコですが、レジェンド級の方々に少しでも近づけるように頑張らないとなぁ。
ついては自分自身への励ましを込めて、この言葉で締めたいと思います。

「俺たちの戦いはこれからだ!」

【参考】抽出条件
・wikipedia pageviewAPIにて、作品別のwikipediaページの月別PV数を取得
・抽出期間は2015年7月〜2023年4月
・対象はwikipedia「週刊少年ジャンプ連載作品の一覧」に記載の作品一覧のうち、wikipediaにページをもつ作品 全489タイトル
・トップページのみを集計対象とし、「○○の登場人物」「映画」「アニメ」などの派生ページは閲覧数に含めない


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