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バレンタインに人は何を想う?膨大なツイッターのデータからバレンタインに関するワードを抽出してみた

もうすぐバレンタインですね。
わたしも学生の頃はチョコをもらえるかどうかでソワソワしていたものです。

今回は、直近72時間のツイッターのデータからバレンタインに関するツイートを抽出していろいろな角度から見ていこうと思います。

まずはバレンタインギフトに関する単語の出現回数をランキング形式にしてみました

ゴディバやリンツが人気?手紙や花を贈る人も

ツイッターから抽出したバレンタインのギフトに関するワード上位50(筆者作成)

● twitter APIにて以下の条件の全ツイートを取得
 ・抽出期間:2023/2/8(水) 14:00:00〜2023/2/11(土) 14:00:00
 ・抽出条件:「バレンタイン」を含む
 ・除外条件:「応募」「抽選」「参加」「公式」「楽天」「キャンペーン」「シェア」を除く(※キャンペーン系のノイズツイートを除外)
 ・リツイートは除く
● ツイートの総数は249,559件
● 抽出されたツイート文を単語に分割後、ギフトに関する単語のみを独断と偏見と根性で抽出

やはりダントツトップはチョコレートですよね。「バレンタイン=チョコレートを贈る文化」というのは磐石のようです。

ブランドでいうと、「GODIVA(37位)」「リンツ(40位)」が入っています。国内だと「明治(49位)」がギリランクイン。
個人的な意見ですが、ゴディバもリンツも高級だけど高級すぎない絶妙なところを突いている気がします。

チョコレート以外のギフトもいくつか見られますが、中でも「手紙(31位)」は心がこもっていて素敵ですね。

驚いたのは「母(36位、657件)」です。「父(ランク外、446件)」より上位なんですよね。母親に感謝の気持ちを伝えるイベントとしても定着してきているのかもしれません。

職場への義理チョコは面倒?

続いて、学校と職場というシチュエーションでバレンタインに対する単語の違いをみてみました。
今回は共起ネットワーク図(単語同士の関連性や出現パターンの類似性を踏まえて文章中の単語の繋がりを可視化した図)を描いてみます。

【学校】

「バレンタイン 学校」を含むツイートの共起ネットワーク

「学校」というワードで絞るとデータ量も多くなく、特徴的なワードは見られませんでした。
強いていえば右下赤枠の「持ち込み禁止」でしょうか。校則で禁止されている学校がそれなりにあるようです。
右上の紫枠「昔の思い出」ですが、「バレンタイン 学校」で抽出したため大人が学生だったころの思い出を語るツイートが一定数ありました。
左下青枠の「芸能」は、人気声優の方に関するツイートのようです。

【職場】

「バレンタイン 職場 or 会社」を含むツイートの共起ネットワーク

「面倒」「大変」「嫌」というような否定的な言葉が散見されました(赤枠)。
「徴収」は、なんで男性陣への義理チョコに参加してお金を徴収されないといけないの?というような意見。
左下青枠の「8割」「6割」というのは毎日新聞の記事「消えゆく「義理チョコ」 女性の8割が職場で「あげたくない」」について意見しているツイートでした。
職場での義理チョコの慣習があり、それが嫌だと感じている人が一定数いることがわかります。
そういう文化がある職場だと大変ですね。。

まとめ

ツイート総数から見てもバレンタイン自体は盛り上がっている一方、時代とともに考え方や楽しみ方も変わってきているのかなとも感じました。
女性から男性に、というような時代でもないですし、ひとりひとりが楽しめるイベントであればよいのだと思います。

なんて他人事のようにまとめてみましたが、うちの娘(園児)が男子にチョコをあげるとか言い出したら内心ソワソワしだすかもしれません笑

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