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ポケモン最終回に込められたスタッフの思いとは?ツイッターデータからリアタイの盛り上がりを分析してみた

アニメポケットモンスターが最終回を迎え、サトシとピカチュウの物語が完結しました。

最終回はツイッターの世界トレンドで「#アニポケ」が1位を獲得するなど、大きな反響があったようです。
今回はこのポケモン最終回の盛り上がりを、ツイッターのデータから可視化してみたいと思います。

ポケモン、分析だぜ!

リアタイのツイート数の推移

まずは最終回が放送されているリアルタイムでのツイート数の推移を見てみました。

リアタイでのツイート数の推移(筆者作成)

・twitter apiにてデータ取得
・抽出期間:2023/3/24(金) 18:50:00〜19:30:00
・抽出条件:「ポケモン」「ポケットモンスター」「アニポケ」のいずれかを含む全ツイート(リツイート除く)
・総ツイート数は68,582件
・1分間隔でツイート数を集計し、時系列で折線グラフ化

やはりエンディングが一番盛り上がっていますね。
19:19には1分間で3,257 ツイートがありました。

続いて、ツイート数が多かった瞬間を見ていきましょう。
抽出したツイート文をmecabにて形態素解析し、wordcloudにて可視化します。

18:55 放送開始

18:55台のツイート文の頻出語(筆者作成)

「最終回がはじまったぞ!」とワクワクするツイートが多々みられました。

19:01 ケンジ登場

19:01台のツイート文の頻出語(筆者作成)

かつてサトシと旅をしたことがあるケンジが久しぶりに登場。「懐かしい」というワードがみられますね。
また「パジャマ」というワードもみられます。サトシが母親に対して「パジャマは邪魔」という謎のダジャレを放つシーンがあったのですが、これは第一話でのサトシの台詞をオマージュしたものらしいです。スタッフの粋な計らいを感じます。

19:10 ピジョット登場

19:10台のツイート文の頻出語(筆者作成)

このピジョット、なんでも1999年の放送でサトシと別れたピジョットらしく、24年越しの伏線とか。スタッフもすごいが気づくファンもすごい。

19:19 エンディング

19:19台のツイート文の頻出語(筆者作成)

エンディングがアニメ『ポケモン』シリーズの名曲として知られる「タイプ:ワイルド」だったことから、「懐かしい」「泣ける」「やばい」といったワードが多く見られました。

19:24 放送終了

19:24台のツイート文の頻出語(筆者作成)

サトシとピカチュウの物語を名残惜しむツイートで溢れました。
ありがとうサトシ、ピカチュウ。

まとめ

わかる人にはわかる小ネタが散りばめられており、まさにファンへの感謝の気持ちをこめた最終話だったと感じました。

私も4月から小学生になる娘と一緒にこの最終回を見届けましたが、昔ゲームボーイでポケモン(初代の赤)をやっていた自分が、子供とポケモンを見る年齢になったのか、と感慨深いものがありました。

しかし娘よ。
まさか父がポケモンを見ながらnoteのネタを考えていたとは夢にも思うまい笑


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