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魂のブランディング講義。

梅雨の日の、体育館は、熱かった。(NOT暑い)
おはようございます。「いま、すぐ、やる。」の
クリエイティブディレクター矢野まさつぐです。

先日、縁あってある中学2年生に対してブランディングの講義をさせていただく機会に恵まれました。

講義は、先生からも生徒からも非常に良い評価をいただき(後日、素晴らしいレポートを提出いただき感動しました)、一定のインパクトを残せたかと思います。よかったー。

その日は、合計で100名くらいの生徒が、雨の日の、月曜日に、1限目から、体育館に集められて、知らないおじさん(わたくしです)の話を、45分も聞くという、なんとも気の毒な話ですw

でも大丈夫!ご安心ください。

我々クリエイターは、デザイン思考が脳にインストールされているので、この日の中学生が、どんな気持ちで体育館に座っているか、はしっかり想像して、仮説を立てた上で臨みました。つまり誰もボクの話を聞きたくて体育館に集まっているわけではない、ということをわかった上で臨みました。こんな感じで最初は、かなりアウェーです。

講義の内容は、まもなくYouTubeにアップしますので、お楽しみに!

嬉しいことに、すでに他の学校からも講義の依頼や、特別授業、職場体験の話などが続々と来ていて、なんだか学校の先生みたいになってきました。「教育には興味ない」「そんな立場にない」と言い続けてきたのに不思議なものです。

思い起こせば、大学の非常勤講師をやっていても、基本的には同じです。「非常勤講師」なので、年に数回(少ない大学は年に1回)しか行かないボクは、学生にしてみたら、前述の中学生とほぼ変わらない印象です。基本「誰?」ですw

こういうのは、あくまで先生方に呼ばれて行くわけで、決して生徒に呼ばれて行くわけではない、という事実を忘れてはいけません。

顧客は学校ですが、ユーザーは学生、ということです。

一方で、宣伝会議の主催するアートディレクター養成講座(ARTS)で講師を10年以上勤めてきましたが、ここの参加者は、前述の中学生や大学生とは対極で、やる気満々な人しかいません。「余すことなく学んでやる!」という気迫すら感じて、講師のボクらもそれに刺激されるほどでした。

ただ…

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