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毎週相場分析

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毎週週末に今週の振り返りと 翌週の相場分析してます。 主にファンダメンタルズを中心に 相場方向性把握の参考になれば幸いです。 不定期でお休みがありますが、 大体旅行に行ってま…
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#ファンダメンタルズ

【ドル高円安基調再開か】2024年vol.28 7月15日週振り返りと7月22日週見通し

【ドル高円安基調再開か】2024年vol.28 7月15日週振り返りと7月22日週見通し

※7月22日週見通し・戦略は有料(¥200)となります。途中でシナリオを追記する可能性はありますが、頻度は不定期・更新しないこともございます。

最近は週末に飛び回る機会が多く、今週末も東京に行っております。再来週は新潟、その翌週からはお盆で福岡や宮崎に帰省する予定ですので、もし福岡や九州でお会いできる方いらっしゃれば、ご連絡ください。ご飯でも食べましょう。

日本はお盆がありますが、海外ではバカ

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【特別無料公開】米CPI後の金利・株動向 2024年vol.27 7月8日週振り返りと7月15日週見通し

【特別無料公開】米CPI後の金利・株動向 2024年vol.27 7月8日週振り返りと7月15日週見通し

※今週記事は7月15日週見通しと振り返りが区別されていないので、無料公開となります。先週記事は無料公開となっております。

7月14日朝にトランプ大統領が銃撃されたとの報道が入ってきました。大統領選挙でトランプ氏の当選確率が上昇している米国において、衝撃的なニュースだったか思います。しかし現状トランプ氏の命に別状はなく、撃たれてSSに囲まれている中でも手を高くあげて”おれは屈しないぞ”とばかりに強

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【FX/株】米金利安織り込みと7月CPIの重要性 2024年vol.26 7月1日週振り返りと7月8日週見通し

【FX/株】米金利安織り込みと7月CPIの重要性 2024年vol.26 7月1日週振り返りと7月8日週見通し

ご無沙汰しております。最近色々と忙しくて更新できずに申し訳ございません。今後のスケジュール的にも多忙を極めますが、なるべく週末更新は維持できるように頑張っていきたいと思います。

本格的に夏になってきましたが、まだ蝉は鳴かないんですかね?虫の音を言語脳で処理、つまり虫の音を”虫の声”として認識するのは日本人の特性のようですね。かなり珍しいそうです。



さて、今週は雇用統計以外にも、ISMやA

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【FX/株】金利動向と月末期末フロー 2024年vol.25 6月17日週振り返りと6月14日週見通し

【FX/株】金利動向と月末期末フロー 2024年vol.25 6月17日週振り返りと6月14日週見通し

※6月24日週見通しは有料(¥200)となりますが、6月29日(土)に無料公開となります。途中でシナリオを追記する可能性はありますが、更新しないこともございます。

先週のCPIやFOMCを終え、今週は落ち着いた相場となりました。注目される指標は米小売売上高でしたが、予想を下回る結果となり、経済や消費、インフレの低下が目立つようになってきました。市場はFRBの利下げ見通しとはギャップを感じているも

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【FX/株】CPI/FOMC/BOJを終えて 2024年vol.24 6月10日週振り返りと6月17日週見通し

【FX/株】CPI/FOMC/BOJを終えて 2024年vol.24 6月10日週振り返りと6月17日週見通し

※6月17日週見通しは有料(¥200)となりますが、6月22日(土)に無料公開となります。途中でシナリオを追記する可能性はありますが、更新しないこともございます。

↓先週の記事です。

6月10日週は日米だけで見ても米CPI/FOMC/BOJと取り上げる材料が多く、欧州議会選挙も注目を集めています。今週のトピックを取り上げつつ、振り返りのほうでも今後の方向性推測については述べようと思います。

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【FX/株】CPI,FOMCの立ち回り 2024年vol.23 6月3日週振り返りと6月10日週見通し

【FX/株】CPI,FOMCの立ち回り 2024年vol.23 6月3日週振り返りと6月10日週見通し

※6月10日週見通しは有料(¥200)となりますが、6月15日(土)に無料公開となります。

今週の相場はファンダメンタルズを理解していないと立ち回りづらい相場だったのではないかとみています。米金利による米ドルの強弱だけでなく、米金利の織り込みを想定していないと立ち回りづらかったのではないかと思います。

今週の多くの雇用に関する指標は下振れが多く、米金利安の展開が続きましたが、米金利安の織り込み

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【FX/株】米金利の反発が好機 2024年vol.22 5月27日週振り返りと6月3日週見通し

【FX/株】米金利の反発が好機 2024年vol.22 5月27日週振り返りと6月3日週見通し

※6月3日週見通しは有料(¥200)となりますが、6月8日(土)に無料公開となります。

6月1日今朝、投資仲間の一人に「今週は忙しい週になりましたね。」と言われましたが、私はそうか?という印象でした。なにが忙しいと感じたかを尋ねると、「よくわからない動きも多かったですし、最後の株買いの勢いも凄かったですね。」とのこと。確かに月末リバランスの影響が出たので、想定以上の動きをしたのかもしれませんが、

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【FX/株】利下げ織り込みを考察 2024年vol.21 5月20日週振り返りと5月27日週見通し

【FX/株】利下げ織り込みを考察 2024年vol.21 5月20日週振り返りと5月27日週見通し

現在の株式市場では、金利安期待による上昇効果は薄れ、いわゆる”業績相場”となっています。1.2回の利下げを織り込んでいると思われ、これ以上の株高は実態を伴う経済成長にフォーカスされています。そんな中で最後の注目決算だったエヌビディアは申し分なく、半導体業界に限っては楽観的相場が続いています。

一方で消費や景気観は少し陰りが見えており、インフレ低下の”期待”と”不安”が入り混じる相場になっています

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【FX/株】米国株は安定、日本株は不安定? 2024年vol.20 5月13日週振り返りと5月20日週見通し

【FX/株】米国株は安定、日本株は不安定? 2024年vol.20 5月13日週振り返りと5月20日週見通し

今週は注目のインフレ指数(CPI、PPI)がありましたが、今後の見通しに大きな影響を与えることはありませんでした。年内利下げは1.2回、時期は9月ごろの見通しが大半となっています。抑制的な金利水準が続く中で、インフレは着実に鈍化しているものの、雇用や消費など経済にも少しずつ陰りが見えてきています。いわゆる金融相場フィーバーが終え、業績相場になりつつある中で、慎重な姿勢の投資家が増えている印象です。

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【スタグフレーションは来るのか】2024年vol.19 5月6日週振り返りと5月13日週見通し

【スタグフレーションは来るのか】2024年vol.19 5月6日週振り返りと5月13日週見通し

今週の相場は小休憩となりました。特に株や為替ともに目立った動きはなく、というのも取り上げるべき最新情報があまりないことが要因でしょう。

なので私は今週チャートをみる機会も少なく、どちらかと言えば頭の中で今後の経済の見通しについて、考える時間となりました。明確な結論をだすまでには至りませんでしたが、少し参考になればと思います。

<自己紹介>
お世話になります。
FXファンダリストのグースGOOS

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【ドル円上昇は終わりか/株は堅調を想定】2024年vol.18 4月29日週振り返りと5月6日週見通し

【ドル円上昇は終わりか/株は堅調を想定】2024年vol.18 4月29日週振り返りと5月6日週見通し

今週はGWにも関わらず、大変忙しい週になりました。

為替介入による円買い、FOMCや雇用統計による米金利によって、ドル円の下落値幅は8円強となりました。個人的にはまだよい買い局面でないと想定していますので、そちらも今回お伝えしたいです。

米国株は多くの企業決算もこなし、GAFAMは悪くない結果だったと思います。フォロースルーデイーは達成せずとも、米金利安も伴い良い傾向にあります。ただしコスト面

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【ドル円160円へ/株は上昇転換へ?】2024年vol.17 4月22日週振り返りと4月29日週シナリオ戦略

【ドル円160円へ/株は上昇転換へ?】2024年vol.17 4月22日週振り返りと4月29日週シナリオ戦略

今週の話題は、「円安」と「米金利高」

4月26日(金)日銀政策金利決定会合後の植田総裁の会見では、円安をさらに容認するかのような発言で市場に驚きを与えました。4月25日米指標個人消費PCEの結果を受け、米金利は10年債では約4.75%にまで上昇しました。これらの円安加速と米金利上昇によって、ドル円は金曜引けにかけて158円を突破しています。

株式市場は金利高株安でありながらも、先週安値を割るこ

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【株安はどこまで織り込まれているのか】2024年vol.16 4月15日週振り返りと4月22日週シナリオ戦略

【株安はどこまで織り込まれているのか】2024年vol.16 4月15日週振り返りと4月22日週シナリオ戦略

今週は相場材料に欠け、目立った動きはイランイスラエル戦争によるヘッドライン警戒という想定でした。金曜日本時間午前中にイスラエルによるイランへの砲撃報道、核施設への攻撃観測もされたことから、市場は一時リスクオフとなりました。しかしその報道は訂正され、イランがイスラエルのドローンを迎撃したことによる爆発音が拡大解釈されたもの(誤情報)であったことから、中東リスクは緩和されています。

上記の”誤情報”

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【米金利高リスクオフ相場はどこまで続くか】2024年vol.15 4月8日週振り返りと4月15日週シナリオ戦略

【米金利高リスクオフ相場はどこまで続くか】2024年vol.15 4月8日週振り返りと4月15日週シナリオ戦略

今週は注目の米消費者物価指数CPIが市場予測を上振れ、インフレによる金利上昇がメイン材料となりました。雇用や消費だけでなく、イランイスラエル戦争懸念によるオイル高という地政学的な不測要因によって今後のインフレの行方が心配されます。

この金利高に対し株安に反応しており、これは利下げ期待の後退だけでなく、再インフレの警戒まで織り込んできているように思えます。しかし、現状そこまで心配される事態であるの

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