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遠いところにいる彼をひそかに愛しています。

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さよならのSA まよなかに ずっと好きとか 嘘をつくきみ

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1年前

紫陽花の花言葉 きみみたいだね 大好きだよ

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1年前

ぜんぶの愛は空っぽという 彼女のキャリーは荷物でぱんぱん

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1年前
1

今日雨を降らせたのはわたしです
だってひとりはさみしいから

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1年前
1

名前のない料理とか おまえに作って食わせてやりたい
一生あの味恋しいとか思って生きてろ ばーーか

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1年前
2

花の名前とか知らないし 私の好きな食べ物を教えるね
あなたがよく作ってくれた 夏の野菜の炒めたやつです

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1年前
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誰でも買える100円ライター あなたが使ってた 捨てられなくて キッショいなわたし

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1年前
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あなたとアンモナイト

わたしたちは、お互いの将来に、自分がいないことを知っている。 「ねえ、これ見てよ」 あなたが差し出したのは、一件のニュース。 とある百貨店が壁のアンモナイトを切…

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1年前

新宿小田急のアンモナイト だれが欲しいの 
きっとその人は 好きで好きでたまらない人の
一生とかも手に入れてんだ

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1年前

ハーメルンの笛吹男 わたしのことを連れてって
きっとわたし 彼の大切なものだから

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2年前

くちさみしいとき、

むかし好きだったオトコと、喫煙所で居合わせた。 そいつは私の手元で燻る小さな火と、傍の山吹色の箱を見やって、 「かわいげが無いね、」と笑った。 口寂しくなるんで…

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2年前

わたしまだ ふたりで夜中に起き出して クッキー缶の 宝石みたいな一粒ずつを いっしょに味わう夢をみてるよ

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2年前

金曜日までのわたし 月曜日からのわたし
週末のあなたが繋いでくれる ぬくもりのそばで息をひそめる

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2年前
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つんとする味

わたしたちふたりの生活は、某テーマパークの、目と鼻の先にある。 わたしたちが昼頃に起き出す休日、外にはいつも、家族づれや仲のよさそうな恋人たちの姿。 ぬるい風が…

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2年前
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さよならのSA まよなかに ずっと好きとか 嘘をつくきみ

紫陽花の花言葉 きみみたいだね 大好きだよ

ぜんぶの愛は空っぽという 彼女のキャリーは荷物でぱんぱん

今日雨を降らせたのはわたしです
だってひとりはさみしいから

名前のない料理とか おまえに作って食わせてやりたい
一生あの味恋しいとか思って生きてろ ばーーか

花の名前とか知らないし 私の好きな食べ物を教えるね
あなたがよく作ってくれた 夏の野菜の炒めたやつです

誰でも買える100円ライター あなたが使ってた 捨てられなくて キッショいなわたし

あなたとアンモナイト

あなたとアンモナイト

わたしたちは、お互いの将来に、自分がいないことを知っている。

「ねえ、これ見てよ」

あなたが差し出したのは、一件のニュース。

とある百貨店が壁のアンモナイトを切り出して、抽選で1人に贈るらしい。

「誰が欲しいんだろうね」

ほんとだね、と言って笑ってみせると、彼の視線はまた、液晶に流れゆく情報を追い始めた。

その横顔を見つめながら、ふと、彼の言う「誰が」を考える。

きっとアンモナイトが

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新宿小田急のアンモナイト だれが欲しいの 
きっとその人は 好きで好きでたまらない人の
一生とかも手に入れてんだ

ハーメルンの笛吹男 わたしのことを連れてって
きっとわたし 彼の大切なものだから

くちさみしいとき、

くちさみしいとき、

むかし好きだったオトコと、喫煙所で居合わせた。

そいつは私の手元で燻る小さな火と、傍の山吹色の箱を見やって、

「かわいげが無いね、」と笑った。

口寂しくなるんですよ、キスしてくれる彼氏もいないんで。

先輩がなってくれてもいいんですよ。

そう冗談めかして笑った。

「オンナノコがタバコ吸ってるの、嫌だな。」

きっと彼の言うオンナノコは、かわいいかわいい彼女のことだ。

そういう自分は口元

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わたしまだ ふたりで夜中に起き出して クッキー缶の 宝石みたいな一粒ずつを いっしょに味わう夢をみてるよ

金曜日までのわたし 月曜日からのわたし
週末のあなたが繋いでくれる ぬくもりのそばで息をひそめる

つんとする味

つんとする味

わたしたちふたりの生活は、某テーマパークの、目と鼻の先にある。

わたしたちが昼頃に起き出す休日、外にはいつも、家族づれや仲のよさそうな恋人たちの姿。

ぬるい風が吹くベランダから、彼らを眺めている。

行きゆく人はみんな、お洒落をしていて、楽しそうだ。幸せそうだ。

少しだけ。ほんの少しだけ、うらやましかった。

わたしたちは、みんなみたいにはしゃぐのが、なんだか恥ずかしい。

わたしたちふたり

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