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名は体を表す:人と世界の未来を変える「ネーミング」考

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「初めに言(ロゴス)があった」――『創世記』 かつて混沌としていた何かに“名前”を与えた瞬間、世界は定義され、仕分けられ、秩序が生まれた。古代の人類は「言葉や名前に力が宿る」と…
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2019年8月の記事一覧

人間は決して「名もなきその他大勢」ではない。我々には「名前」の数だけドラマがある。
ただ、この方はどっかで一部から「えいたそ」とあだ名をつけられているかもしれない、とは思った。

名前|成瀬瑛理子 @naruse_e|note(ノート)https://note.mu/naruse_e/n/ndf377d8f5519

タイトル決めから思考は脱線。紙か電子かはたまた原始か。

タイトル決めから思考は脱線。紙か電子かはたまた原始か。

先日、私の周りのnote仲間で、こんなコンペが勃発しました。

オオゼキようこがポツリとつぶやいたコレに、すぐさま6人のメンバーが集まり、気が付いたらコンペ方式に。オオゼキようこって誰やん?って方は下記のnoteをどぞ。楽しいひとなんです。

noteとTwitterをうまい具合に利用した楽しいやりとりに、私もコンペやるー!と、つい手を挙げてしまいました。なんかウキウキしませんか。このワクワクには

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みんな結構『タイトル』つけるの好きなんですね

みんな結構『タイトル』つけるの好きなんですね

いやー私、苦手なんですよ。タイトルつけるの(笑

いつも、「仮タイトル」というか、こんなの書きたいって内容がわかるだけのものを付けておいて、書いた後にうんうん悩むんです。
すんなり行くときもたまにはありますが、大抵これでいいのだろうか……と、自分の中でも「腹に落ちた」とまでは言い切れない形で出してしまうことが多いです。

まつしまさんがタイトルを募集しているのを見たとき、楽しそうだという気持ちもあ

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タイトルの流儀

タイトルの流儀

タイトルをつけるのが好きだ。

書いた文章にタイトルをつける瞬間がとても好き。

書いた後につけることも、最初につけることもある。
最初につけるときは、たいてい書く前からタイトルが決まっている。
書いた後につけるときは、一点集中でタイトルが降ってくるのを待つ。
少し待ったら、手探りで頭の中をつついて、「あ、ここじゃなかった、ごめんなさいね」みたいなのを何回か繰り返して、何度目かにつついた場所に

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彼女の熱量は、狂気となり熱狂を生むから

まつしまようこという人の、noteタイトル争奪企画コンペに参加した。
きっかけはこちらのツイート。

みなさんの参戦表明を見ていたら、ノリで「まだいける?(クラウチングスタートのポーズで)」と返していた。クラウチングスタートって言いたかっただけかもしれない。

送られてきたリンク先のnoteを読んで、私がまずはじめに感じたのは「狂気」だった。清々しいまでの狂気。狂おしいほどの愛、熱量。

私も地図

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タイトル好きのめぐる冒険

タイトル好きのめぐる冒険

タイトルが好き。眺めるのも好きだし、つけるのも好き。もはや、noteを書くのはタイトルをつけたいからだと、2%は言い切ってもよい。

少女の頃は、『りぼんマスコットコミックス』の巻末にあった作者別の既刊コミックスのタイトルを眺めているのが好きだった。新聞の下の新刊発売の広告も好きだし、本に挟まれている「〇〇社の本の紹介」みたいなのも好き。本屋や図書館では、背表紙のタイトルを眺めながら好きな本を探す

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『アツい言葉を探せ』note記事に良い感じのタイトルを付ける方法(タイトルコンペ感想戦)

『アツい言葉を探せ』note記事に良い感じのタイトルを付ける方法(タイトルコンペ感想戦)

まつしまようこさんの長文noteにコンペ形式でタイトルをつける、という企画が先日突如発生した。そして最終的に6人の案の中から採用されたタイトル『わたしの妄想と想像(と恋)が止まらない、もう1つの趣味』がどのように生まれたのか、この記事では他の仲間の作品も絡めて詳しく解説してみたい。

手順1:届けたい人に焦点を合わせる刺さるタイトルにしたいとき、まず考えるべきは

STPだ。マーケティングの基本と

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幸せを願うこと −28歳、夏−

幸せを願うこと −28歳、夏−

28歳になりました。

もともと7月23日が予定日で「ナ(7)ツミ(23)」という名前になるはずだった私は、胎児のころからのんびり屋でなかなか産まれず、お父さんが慌てて別の名前を考える羽目になって、「栞」になった。
…っていう話を、毎年誕生日のときに思い出してる。

何だそりゃ、いろいろてきとうか!
と小さく憤ったこともあるけど、ここ最近は「栞」って名前がとてもしっくりきているのです。

この

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