マガジンのカバー画像

疎通と対話 ―社会と組織の中で人々を「乳化」させるもの―

980
コミュニケーション(疎通)とは相互に意思を伝達する技術であり、ダイアログ(対話)とは相互の合意目標を発見する工程である。いかに言葉巧みで表現豊かでも、伝達や合意を成し得なければ児… もっと読む
運営しているクリエイター

2018年6月の記事一覧

他人の信念をまず受け入れないといけないということ

他人の信念をまず受け入れないといけないということ

人はとにかく自分の話をしたい。
自分の話を聞いてもらいたいと思っている。

われわれのような整体をやる人間に対してもそうだ。

整体に来る、くらいなのだから身体に何かしらの変調があるのだ。

体調の異常が特別になくても足しげく通ってくださるありがたい会員さまももちろんおられるのだけれども、大部分はそうではない。

何かしらの変調があるから整体にくるのだ。

○○が痛い、○○がしびれる、というような

もっとみる
職場でのアメリカ人は基本的に「イエスマン」です

職場でのアメリカ人は基本的に「イエスマン」です

理不尽な上司に楯突いた武勇伝、時折ネットで話題になりますよね。

「なぜこの仕事をやるのか、必要性を感じません!」
「もう少し頭を使ってください!」
「そんなことも知らないんですか?」

こんな感じで「ガツンと言ってやった」てな話です。これ、僕自身もやってしまったことがあります。日本だとこれ、意外なくらいお咎めなしですし、それどころか上司が非を認めて謝ってくれることさえあります。私も若かった頃、頭

もっとみる
エンジニアに、「進捗どう?」と聞くのはもうやめよう

エンジニアに、「進捗どう?」と聞くのはもうやめよう

こんにちは!エンジニアの敷地(@shikichee)です。
今回は、エンジニアと一緒に働く方に向けて、エンジニアに開発物の進捗を確認したいときにオススメな手法を書いてみます。

・「進捗どう?」と聞くのではなく、「困っていることない?」と聞こう
・「進捗どう?」と聞くことのデメリット
・問題の共有を積極的に歓迎しよう
・人を責めるのではなく、 問題にフォーカスしよう

「進捗どう?」と聞くのではな

もっとみる
AIが切り開くコミュニケーションの未来

AIが切り開くコミュニケーションの未来

要約
現在、さまざまな領域でAIが活用される一方で「AIは人間の仕事を奪う」とも語られています。
一方、増大していくビッグデータや細分化するメディア、IoT化する生活者の出現により、実際のコミュニケーション開発の現場においては多大なマンパワーが必要になっています。
そこで、AIによってビッグデータと生活者をつなぎ、AIが「人間の相棒として」データドリブンなコミュニケーションをサポートする次世代型の

もっとみる
先回りした心配は優しさではない

先回りした心配は優しさではない

ここ数年ずっと語られている『女性活躍』という言葉。

どうすれば女性がもっと働きやすく、仕事と家庭の二項対立にならず納得いくキャリアを形成していけるのかという問題は、当事者としても関心の強いテーマでもあります。

そんな中、今週からNewsPicksで『クリエイティブ・ウーマン』という新特集が始まりました。

中でも昨日公開されたユナイテッドアローズの執行役員である山崎さんの言葉には、まさに!と膝

もっとみる