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『未来』は子どもたちのためにある

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ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
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2024年4月の記事一覧

創造性は凡人でも発揮できる

3冊目の本(ひらめかない人のためのイノベーションの技法)を書くことにしたのは、当時、いけ好かん記事が横行してたから。創造的な仕事ができるのは一部の天才に限られる、だから天才にだけたっぷりと報酬を与え、そうでない人間は低賃金にあえぐがいい、みたいな記事。x.gd/G6TT0

そうした記事には一つの倒錯があった。天才を高く評価しているフリして、「金持ちは創造性豊かな天才だからお金持ちになったのだ」と

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本を所有することって子どもの人生を変えるくらいすごいらしい

本を所有することって子どもの人生を変えるくらいすごいらしい

本の思い出子どもが本を所有するということに大きな意味があると今日の授業の長文で読んだ。小さい頃、カセット伝票で何冊でも本屋から持ち出せるようにしてくれた親に感謝。でも、家にあった古典文学は全然読まなかったな。。。笑

児童書なら一度に多い時で7冊。小学校低学年では、青い鳥文庫や岩波少年文庫が多かったな。普通の子どもより読むのが早かったから、自宅の本棚は本屋さんみたいになっていた。ちなみに自分の子ど

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思い込みがあると子どもが見えなくなる

キリスト教が支配した中世という時代は、西欧の人々に甚大な影響を与えた。なにせ、目の前の「子ども」が見えなくなるほどだったのだから。
ゲルマン人の大移動が起こり、西ローマ帝国は崩壊した。この大事件は、新約聖書のヨハネ黙示録にあるハルマゲドンを思わせたらしい。

僧侶たちは「悔い改めよ、来たる『神の国』で生まれ変わるために」と説いた。人間は生まれついて罪を背負っており、それを自覚し、悔い改めなければ「

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