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Fさん、だいじょうぶ?

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2021年1月の記事一覧

0129:一日が早い

 例の如く週末は家業担当、特にこの時期は忙しい。気がつけばこの時間。実のある日記は今日は断念。

■本日摂取したオタク成分
『甲鉄城のカバネリ』第7~9話、兄様登場。不穏。『裏世界ピクニック』第2~4話、SFかと思ってたらホラーテイストなのか。まあ電脳コイルもSFでありホラーでもあったしね。『ここは今から倫理です。』第1~2話、おお、おもろいおもろい。原作が好きで読み続けてるけど、もう細かなところ

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0128:行政による便宜とその悪用

0128:行政による便宜とその悪用

 今日の「オタク成分」コーナーに記すが、ねほりんぱほりんで無戸籍者の話に観入った。連想したことを書き留めておく。

 私はこれまで住民課的事務に携わったことはない(念のためにいうと私はこのnoteで、自分が国・都道府県・市町村・独立行政法人等のどれに属しているかは敢えて明かしていないし、少なくとも退職するまでは明かさない)。ただ、毎日のように戸籍を閲覧して親族関係を特定する事務は経験したことがある

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0127:やくみん覚え書き/暗黒啓蒙問題

 年度末で退職したら、4月からnoteで小説を書こうと思っている。略称「やくみん」、正式タイトル(かな漢字6文字9音と短いけど絶対誰も当てられないだろう)や概要は、4月1日まで伏せておく。役所を舞台にした物語であることは間違いないが、十年前に着想した時(シリアスなサスペンス)とはかなり違うものに変わってきた。ちなみに現時点ではまだ一行も書いていない。脳内にあるだけだ。2月に構想を整理し、3月に第一

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0126:人脈

 どのような仕事でもそうだろうけれど、長年公務員を続けてきて、様々な人脈が出来ている。人脈には庁外と庁内の二方向がある。

 庁外の人脈は、それこそこれまで異動した部署(ただし対外折衝のあるもの)の数だけ出来ている。その中には、異動して以降はまったく縁のない人(「人脈」とは言い難い)もあれば、十年以上経ってもなんだか交流のある人もいる。

 庁内の人脈も重要だ。何かの時に助けになってくれる。

 

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0125:非正規問題再度

0125:非正規問題再度

 先日も非正規問題に少し言及したところだが、あらためて。うちの役所の非正規職員で十年来の付き合いの人が、長年在席した職場を離れることになった。詳しい事情は書けないが、本人にとって本意ではなく、雇用の不安定さが露呈した感じだ。4月からどのような道に進むことになるのか、今は見えていない。

 たまたま今日のクローズアップ現代が、職業訓練の話で、観入った。

 非正規でスキルが身につかず、というような表

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0124:不都合な真実とジャーナリズム

0124:不都合な真実とジャーナリズム

 期せずして昨日の記事と関連深いネタが飛び込んで来た。NHK取材ノート。先月noteアカウントが開設されたばかりで、現時点で記事はまだ五つしかない。報道系の「取材」の裏話を綴る企画のようで、これは面白そうだと開設を知ってすぐにフォローした。

 ここで昨日・本日の連続記事として掲載されたのが次の記事だ。

 読み入った。厚生労働省にとっての「不都合な真実」を陽の下にさらけ出すジャーナリズムの執念に

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0123:表と裏

 役所組織の中にいると、報道発表と内実の差異と絡みが見える場合がある。

 企業に企業秘密があるように、行政にも行政秘密はある。ただし、企業秘密が企業としての私益(株主などのスポンサーの利益)にまつわるものであるのに対して、行政秘密は「行政の透明性の要請」とのバランスを求められる。

 何を明らかにし、何を隠すか。全てをさらけることが公益を害するなら、隠すしかない。組織を保持することもまた公益だ(

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0122:公務員から政治家への転身

 どのような人が政治家になるのか。統計データは踏まえていないけれど印象でいえば家系政治家は多い。親や祖父母が政治家で(と書いて「祖母が政治家だった」という人っているっけ、と思ってしまった)、その地盤を世襲するパターンだ。政治家の子は、そもそも後を継がせる気なら秘書として経験を積ませるし、そうでなくとも高度な教育を与えて優良企業でサラリーマン経験をすることは有益なことだ。経済界での世襲から政治へ進む

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0121:陰謀論と公共政策

0121:陰謀論と公共政策

 LINEが流行りはじめても、私はしばらくインストールしなかった。そんなのメールでいいじゃん、と思っていたからだ。インストールしたのは平成25年、職場の仲間と連絡を取るのにお試しで入れた。すると確かに便利で、メールとは異質なコミュニケーションツールであることを理解した。今では家族間の連絡から滅多に会わない友人とのたまの交流まで、なくてはならないツールとなっている。今日も旧職場の同僚から相談(注:重

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0120:正規と非正規

 私が入庁した平成一桁の頃は、臨時職員さんが同じ所属に長年いて、「部長のペーペー時代を知ってる」とか長老話を聞けた。嘱託職員さんはごく一部だった。年月が経つに連れ、臨時さんは十ヶ月で休憩し二ヶ月後には別の所属で復帰、嘱託さんも一定の年限で再度試験を受ける体制となった。正規職員がじわりじわりと減っていき、その代わりに非正規職員がじわりじわりと増え、今に至る。

 非正規職員は月16日以内、基本的に週

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0119:順番に、順番に

 公務員としての業務以外に、家業、司法書士試験勉強、それ以外の生計の模索、家族のこと、オタク成分摂取と、やりたいこと(「やるべきこと」とは言わない、全てやりたくてやることの範囲だ)がいろいろある。今日の仕事を終えてからは、オタク成分を摂取しつつ家族のことでもうじき日付が変わる。やりたいけどできないこと、はたくさんある。焦ることなく、順番に。

■本日摂取したオタク成分
『IDOLY PRIDE』第

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0118:現代社会保険行政組織史

0118:現代社会保険行政組織史

 今日は年休を取って住所地の年金事務所に出かけた。退職後の社会保険適用手続について教わるためだ。

 社会保険制度は大きく「医療保険」と「年金」がある(「介護保険」「失業保険」「労災保険」もあるけどおいといて)。公務員は共済制度の適用を受けるが、退職後は家業の社会保険に切り替わる筈、という話は以前にも書いた。

0070:職域保険と地域保険
https://note.com/f_san/n/n8a

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0117:ドレスコード

0117:ドレスコード

 学生時代は着の身着のままの服装だった。

 平成一桁半ばに社会人となり、毎日ネクタイを締めてスーツを着るようになった。最初は息苦しかったけど、じきに慣れた。やがてクールビズが生まれ、スーパークールビズで期間とドレスコードが緩み、今や一年の半分はポロシャツチノパンで過ごせるようになった。

 この春に早期退職すると、いわゆる「スーツ」を着る機会なんて、年に数回くらいになるのだろうな。もちろんいいお

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0116:今日も余裕なし

 定時で帰っても、昨日の家業突発事態のリカバリ作業をせねばならず、短時間で書けるネタがない。明日も似たような状況になりそうだけど、何かしら実のあるものを書きたいな。

■本日摂取したオタク成分
『無職転生』第2話、息子の話によれば転生モノの走りらしいが、今時の転生モノが生前のことは導入部くらいしか出てこないのに対して、しっかり物語に関わりそう。息子曰く「無職転生が引きニートをぐさぐさ刺したので、そ

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