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ヨーロッパでアウトドア

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ヨーロッパでアウトドア/登山
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#海外登山

野生のアイベックスを見たくてAnnecy/アヌシー近郊、La Tournette(2351m)へAngon/アンゴンの滝経由で登山、そして撤退。

野生のアイベックスを見たくてAnnecy/アヌシー近郊、La Tournette(2351m)へAngon/アンゴンの滝経由で登山、そして撤退。

イギリスの5月の三連休にフランスのAnnecy/アヌシーというフレンチアルプス端っこの街に行った。ここはヨーロッパ一透明度の高いという湖と街中に張り巡らされた水路が有名だが、僕の目的は主に山。湖畔の街アヌシーは湖の周りを山に囲まれているので、ふらっと周辺の山にハイキングや登山に行けそうだなと地図を見て当たりをつけていた。さてどの辺りに行こうか、公共交通機関でアクセスできそうな山をいろいろ調べている

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スロバキアのMala Fatra縦走登山(天候不良)

スロバキアのMala Fatra縦走登山(天候不良)

2023年9月、スロバキアのZilinaという街にトレラン大会に出るためにやってきた。大会でどうせ60KM以上走るのに、前日にも山に行きたいな……と思って、朝Zilinaの街についてから宿に荷物をおいてバスに乗り山に向かった。Zilinaの街は山に囲まれているがせっかくなので明日のレースで走らないところを、と思い街の東側にあるMala Fatraというエリアに行ってみることにした。大会自体は下記に

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オフリドで1人enjoyトレラン合宿#3(稜線に戻ってから街へTri mazi peak 1629m経由)

オフリドで1人enjoyトレラン合宿#3(稜線に戻ってから街へTri mazi peak 1629m経由)

前回の続きです。

1、分岐からG2へに入りTri Mazi Peak(1629m)へ
Tri Mazi Peak(1629m)までは3km、1h弱と表示がある。まっすぐ北上していたこれまでのコースから右に折れて最初は少し狭い道になる。ピークまでは250mほど高度を上げることになるが、急登はなくゆったりと高度を上げて行く感じ。はじめだけ狭かったが開けて広い道で高度を上げていく。

分岐から20分ほ

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オフリドで1人enjoyトレラン合宿#2(Bugarska Cuka1801m登山〜緑の谷、北マケドニア版比叡比良トレイルみたいな)

オフリドで1人enjoyトレラン合宿#2(Bugarska Cuka1801m登山〜緑の谷、北マケドニア版比叡比良トレイルみたいな)

前回の記事はこちら。

1、十字架〜Bugarska Cuka山頂へ
十字架でしばし休憩し絶景を堪能してこのまま進むのかな?と思ったけどどう考えてもコースとは違う。ちょっとしたエクストラなのね。で周りを見て山頂方面に向かうトレイルを発見。疎林且つ落葉樹なのか全然葉っぱもないので山全体でとにかく日差しがそのまま降りかかる明るさ。夏は暑そう。

少し進んでいきマークに沿っていこうとしていると、上から降

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オフリドで1人enjoyトレラン合宿#1(Peshtaniから十字架まで)

オフリドで1人enjoyトレラン合宿#1(Peshtaniから十字架まで)

ティラナからオフリドに来た記事はこちら。

オフリドの地図を見るとぐるっと山に囲まれているが特に湖の東側に高い山があることに気づく。ここは国立公園にもなっていてハイキングコースがあるらしいので、オフリドに来たら登ってみようと思い情報収集をしていた。日本語だとちょっと散策がてら......といった記事は出てくるがなかなか登山についてはなかったのが、英語で調べるとかなり情報が出てきて、東岸の南側には2

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1人Enjoyトレラン合宿フランス:シャモニー編#3(D2 Col des MontesからLac BLANC経由でIndex)

1人Enjoyトレラン合宿フランス:シャモニー編#3(D2 Col des MontesからLac BLANC経由でIndex)

D2はどこに行こうかあまり考えていなかったがのだが事前の調べや昨晩の宿での情報交換などからLec Blancに行きたいと思っていたので、この日の朝にモンブランマルチパスを買ったこともありFregereのロープウェイに登っていこうと2番のバスでLes Prazに行こうとしていたのだがバスが遅れて調べている間にせっかくなので(?)バスをさらに乗ってCol des Montesから登ろうと思い直した。と

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1人Enjoyトレラン合宿フランス:シャモニー編#2(D1麓から行くTete de bellachat 2276m)

1人Enjoyトレラン合宿フランス:シャモニー編#2(D1麓から行くTete de bellachat 2276m)

初日、宿にチェックインしたのち荷物をささっとまとめてサロモンのトレランバックに水1L、非常食、雨具、ライト、エマージェンシーキットなどを詰めて裏手の山に登ってみることにした。宿は北側のロープウェイ乗り場のすぐだったので15:20に宿を出て5分もせずに裏山の登山口に入った。

後からわかったが街の北側の山の麓あたりを東西にPetit Balcon Sudという道が走っておりあまり起伏がないがモンブラ

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イタリア:レッコ/Leccoで1人Enjoyトレラン合宿#2(Monte San Martino 1046m登山で鈴鹿を感じる)

イタリア:レッコ/Leccoで1人Enjoyトレラン合宿#2(Monte San Martino 1046m登山で鈴鹿を感じる)

ということで(下記記事#1参照)、街の北にある山地を目指して炎天下の中走っていったが途中でピザ屋があったのでそこで腹ごしらえをすることに。イタリアなのになぜかクレオパトラという怪しい名前のピザ屋だったが、安くてまずまず美味しかった。クレオパトラの前からは今から登る方面ではないものの道の先に山が見えてよい。左手に登っていきとりあえず教会を目指す。

街の中心から教会までは3キロ弱くらいでバスもあるみ

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起伏を求めて南ウェールズへ#3(Blorenge 561M:イギリスでトレラン・登山)

起伏を求めて南ウェールズへ#3(Blorenge 561M:イギリスでトレラン・登山)

最終日はAbergavennyの街からもよく姿が見えて気になっていたピークを登ることにした。

地図などで目星をつけるとThe blorenge(561m)という山のようだ。alltrailsでコースの目星をつけておく

2キロほど離れた川の対岸にあるLlanfoistから登るコースがありそうなのでとりあえずそちらに向かって走る。川を越え、Waitroseを越え、高架下をとおるとどんどん目指す山が

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起伏を求めて南ウェールズへ#2(公共交通機関でPen Y Fan ペン・イ・ファン/縦走登山:イギリスでトレラン・登山)

起伏を求めて南ウェールズへ#2(公共交通機関でPen Y Fan ペン・イ・ファン/縦走登山:イギリスでトレラン・登山)

前回に引き続きであるが、起伏を求めて(要は山を求めて)南ウェールズにきたのだが1番のハイライトはPen y Fan(ペン・イ・ファン)という山である。変わった名前だがウェールズ語でthe top of the peak ということらしい(Wikipediaより)。そんな名前にふさわしく、この山は標高886mの南ウェールズ最高峰だ。
色々行き方はあるがAlltrailsというアプリに上がっていた下記

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