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1人Enjoyトレラン合宿フランス:シャモニー編#2(D1麓から行くTete de bellachat 2276m)

初日、宿にチェックインしたのち荷物をささっとまとめてサロモンのトレランバックに水1L、非常食、雨具、ライト、エマージェンシーキットなどを詰めて裏手の山に登ってみることにした。宿は北側のロープウェイ乗り場のすぐだったので15:20に宿を出て5分もせずに裏山の登山口に入った。

後からわかったが街の北側の山の麓あたりを東西にPetit Balcon Sudという道が走っておりあまり起伏がないがモンブランなども綺麗に見える気持ちのいいトレイルになっている。あまり起伏もないので近所の人が犬を連れて散歩に来ていたりもしていた。羨ましい散歩道である。シャモニーに住む犬になりたいと少し思った。

Petit Balcon Sudは今回は少しだけで上に上に向かっていく、とりあえず目標はRefuge de bellachat(Bel-lachat) という山小屋の表示、地図によると標高は2150mほど。登り始めが遅かったのでタイムキープを意識しながら17時半にはたどり着かなくても引きかえそうと決めていた。日の入りが20時前だったのと歩いてきた道がそう危ないところもなかったのでライトを持っていればなんとかなるか、と思いながらとりあえず登る。登り初めてしばらくすると後ろ側や進行左側にモンブランをはじめとした綺麗な雪山が見える。時間を気にしているくせにあまりに綺麗な景色に初日なので抵抗できずなんだかんだのんびり写真を撮りながら登って行く。50分ほど登ったところでPlan lachat(1576m)の標識あり。

小屋まで1h50の表示がありちょっと焦るが走り基調なら大体コースタイムの半分くらいではいけるだろうと踏んで進む。

絶景
ジグザグ登って行く

やや焦りながらも景色が良すぎてなかなかペースが上がらないがジグザグの登り詰めを進んで標識から50分ほどで小屋前に着。

小屋が見えた

思ったよりも気温が高い(今回の滞在中は欧州は暑かった)のと日差しがまだ高いこと、谷筋でない南斜面などを踏まえもう少し進んでTete de bellachat (2276m)のピークまで進んでみることにした。

絶景


小屋の手前からは15分ほど登ればTete de bellachatに到着。小屋のところからここまでの景色はかなり優れている。本当に360度山!である、そして南側がモンブランをはじめとした雪山になっているのが贅沢。ピークからは麓からロープウェイの通っているLe brevet (2525m)まで縦走できて非常に気持ち良さそうなのだが今回は時間がないのでお預け。

Tete de bellachatからLe brevetをみる。ロープウェイの小屋が見える。たぶんそんな遠くない。


先程スルーした小屋をちらっとみて下りを急ぐ。

コーラ330ml缶が6ユーロ

下りは同じ道で帰るので行きからだいたいの時間の目処がたつのと日の高さなどからそんなに急がなくてもいいなと思いながら進む。途中木苺が自生していてめぼしい実は取り尽くされているようだったが奥の方のものを少し味見させてもらう、あますっぱくておいしい。

休憩なども含め4時間弱で戻ってきた。ログはミスもあったりするが12.5km、獲得標高1218mだった。結果的には9月頭の今回の滞在は雲がなかったこともあるだろうが19時45分くらいから夕焼けきれいになってきて20時半前くらいから暗いかな、という感じだった。

時間に余裕があればLe Breventまで縦走してそっからロープウェイで降りるor自分の足で下山するのがいいんだろうな〜と思った。
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