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1人Enjoyトレラン合宿フランス:シャモニー編#3(D2 Col des MontesからLac BLANC経由でIndex)

D2はどこに行こうかあまり考えていなかったがのだが事前の調べや昨晩の宿での情報交換などからLec Blancに行きたいと思っていたので、この日の朝にモンブランマルチパスを買ったこともありFregereのロープウェイに登っていこうと2番のバスでLes Prazに行こうとしていたのだがバスが遅れて調べている間にせっかくなので(?)バスをさらに乗ってCol des Montesから登ろうと思い直した。ということでバスに乗り続けMontrocで降りた。

電車の駅も近くにあった。9:07にバス停に着きそこから線路のトンネルの上をとおるかたちで森を抜け、Col des Montes沿いの幹線道路のほうに抜ける。こちらにもバス停はある模様。幹線道路の端がトレイルになっていて少し歩くと道沿いに小屋があるのでそこがCol des Montesのようだ。

ここはTMBでもTrientに抜ける際に通る場所だ。思ったよりも今日も暑く羽織っていた上着を脱いだりして半袖+長タイツ/ハーフパンツで9:30ごろスタート。Lac Blancという方向表示もある。

絶景の中登って行くが途中で暑くなり人が周囲にいないのを確認してタイツを脱いでハーフパンツになる。この辺りはコンディション次第だが、とにかく今回の滞在は暑かった。50分くらい登ると少し開けた岩っぽい場所に出てさらに10分ほどでLa Mareという開けた場所に出る、2050mほどなのでCol des Montesから500mちょっと登っている。

休憩している人も多い。ここからしばらくフラットめ登り貴重で麓のTre le champやArgentiereから登ってきた道との合流地点(地図ではLa tete aux ventsの表示あり)があった。

今回はLa Mareから25分ほど。さらに気持ちいい歩きやすい登りの道を進むとLacs des cheserys という美しい池に着く。先ほどの合流から20分ほど、湖の近くまで降りることもできるが角度や日の加減によってモンブランが湖面に映りとても綺麗、たくさんの人が写真を撮っていた。

湖から150m弱登れば小屋がある、Reguge du lac blanc。11:30過ぎに着いたのでバス停から2h半くらいできているが、まぁ写真撮りつつだし追い込んではいないまでも一般的にはたったか登っているほうだとはおもう。

参考までにAlltrailsのアプリに登録されているCol des Montres〜 Lac BlancのコースのEstimateは5h20分ほどになっている。

小屋では食事なども提供していてせっかくなのでLec  Blancを見ながら昼食を取ることにした。欧州らしく(?)ビールやワインなどのアルコールも充実している。コーラ、オランジーナなどのソフトドリンクは330mlで5€、ビールは250mlで6€、500mlで10€、水は1.5mlで6€である。

シャモニーのスーパーでコーラ1缶や水のボトルが1€ほどと考えるとまぁ山小屋価格。けどここはロープウェイのすぐそばではないので仕方ないかも。クレープと迷ったが、卵の誘惑に負けてオムレツ12€を注文、キャロットラペ+レタスのミニサラダとチップスが付いてきた。持参したバケットやソーセージも出してランチタイム、居心地よくなんだかんだ小一時間休憩。ちなみにこの小屋は現金のみでクレカ使えなかったので要注意。前の客の出した50ユーロ札は嫌がられていたがまぁこの辺りは万国共通。オムレツのほかにはサラダやパン+ハム、キッシュ、スープなどの食事メニューがあった。オムレツは注文から2、3分で出来上がった。タイミングによってはそこそこ並ぶかも。

ここの標高は2352mらしく、ここからロープウェイのあるFregereまでは1h10minの表示。

Fregereとリフトで繋がっているIndexまでは1h05min。天気も崩れそうになく今日は時間もあったのでさらに先の湖であるLac de la perseverance まで行ってみることに。標識によると40分。小屋の脇から湖を左手眼下に登っていく。上から見ると二つの湖の色の違いがよくわかる、そして上からの景色も非常に綺麗。

PERSEVERANCE までいかずともちょっと登ってみるといいと思う。道は明瞭で歩きやすいが多少岩っぽい。

写真たっぷり撮って30分ほどで着いた。落石や砂などによる堰き止めっぽさのある静かな湖で先程の小屋前の賑わいとはまた違った落ち着きがある。

Tete sur les lacsという2506mの小さなピークが地図上にあったのでついでに登ってみる。カップルが1組いるだけで静かだった。「シエスタだよ」とカップルの1人が言うので思わず「最高やな!」と言うくらいには素晴らしい昼寝スポットである。

道はやや不明瞭だがピークはすぐ見えているので適当に登れば5分ほどで着いた。ここからはLec Blancは見えない。Lec Blancが見えそうなところまで行ってみてもう一度景色を堪能してなんやかんやごにょごにょしてLec Blancの方の道に合流。

13:40過ぎにLec BlancをスタートしてIndexの方に向かう。先程までより多少狭くて岩っぽい道もあるが全体的には歩きやすい平坦基調。

1h05の表示より少しだけ早く50分ほどで到着するが、またしても地図にあるCol des aiguilles crochues 2704mの表示が気になりそちらをふらふらと探索。ところどころ雪が残るのを横目に見ながら、ゴツゴツした岩場の方向に向かって行く、道自体は広く歩きやすい。

進行左側に雪が多く残っているがこの歩きやすい道を進むのかな?と思っていたがどうやら行きすぎているらしい。ということで戻ると、岩に鎖が打ち付けられている。

この岩を登って行くのか?と思いルートを確認していけそうなのでストックをしまい、登って行く。ところが地図を見ると何やらおかしく、一組下りがいたのでルートを若干ミスっていることに気づく。この岩は登りつけて行くと別のピークに行くようだが上のほうで行き詰まる気がする。ということでルートの修正をするがなかなかガレているので慎重に行く必要がある。雪渓でわかりにくくなっていたが雪渓のところがルートのとりつきだった模様。細かいガレのところではルート表示はないが踏み跡があるので困りはしない。そのまま進むと大きな岩メインのとこを進むと雪渓が出てくる。

ちょっと迷ったがストックを出していけそうなので行ってみることに。結局岩場を挟んで2度の雪渓を渡って目指すColの直下まで進む。

かなり急でガレガレで登り難く神経を使う。ゆっくりしか登れないし下りも時間かかりそう。ここまでIndexから1時間ちょっとかかっており最終のロープウェイが17時ということを踏まえここで引き返すことに。

ここに限らずだが北側のピークは岩岩しくロッククライミングなどをしている人も目立つ。一部をのぞき直下まではいけるが、そこからもう一息、なかなかピークまで立つというのは難しい印象を受けた。戻るときまれば雪渓だけ気をつけて広い道まで降りればなんてことなくささっと走れる。帰りは道迷いもないのであっさりで20分ほでIndexに戻ったのでなんだかんだチャレンジしても良かったかなと思いつつ、焦って怪我するのはいけないので常に余裕を持った行動が大事。IndexからFregereまでは6人がけのリフトで外に晒されていて高度感もあるのでちょっと怖いがいかんせん絶景を生身で感じられる。Fregereからの下りは10人がけのロープウェイで頻度も多くバンバンくる。

indexからのリフト
乗り継いで下までいくロープウェイ

今回は13.5kmくらいで獲得標高は1500m+くらいだった。Lac BlancだけならIndexもしくはFregereの方からロープウェイに登るのが一番行きやすいはず。

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