自分の誕生日を自分のために過ごす
今日3月21日は、宇宙元旦と呼ばれる大きな節目ですね。
そして私の誕生日です!(私的にはこっちが大事!笑)
2年前、ニュージーランドで出会った人に、「え!!宇宙元旦の日に産まれたの!?ミラクル!!あなた強いよ!」と大興奮され、そのときに宇宙元旦というものを知りました。笑
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あなたは誕生日をどのように過ごしていますか?
私の誕生日の過ごし方は、学生から20代は、友達にお祝いしてもらって、20代おわりごろからは、日々に夢中でただ過ぎ去る日になっていました。
3年前はニュージーランドの山奥で自給自足の真っ最中、2年前はコロナのクラスター支援中、確か夜にこれからの未来が不安で泣いていた(笑)、そして去年はセミナーを受講。
そんな誕生日の過ごし方をしてきました。
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今年の誕生日は、人生で初めて、自分のために、自分の誕生日を過ごしたい、と思い、誕生日前夜にホテルに泊まって自分と対話する時間をとる、行ってみたかった「鹿児島の知覧特攻平和会館」に行く、と決めました。
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誕生日前日、仕事が終わり、そのまま鹿児島へ。
ひとりでホテルに泊まるとき、いつもは安いところに泊まるけれど、今回は自分の誕生日のため、私にとっては豪華なホテルを予約!
予約のボタン押すまでに3回くらいスマホ置いたよね、迷ってビビって。笑
豪華なホテルに着き、のんびり湯船につかり、丁寧に身体を洗い、自分の身体に感謝しながら全身をクリームでマッサージ!(いつもは面倒でやらない)
ホテルのコットンの部屋着を身に纏い、持ち込んだアロマキャンドルを焚いて(笑)、柿の葉茶を飲んで、ノートを書きながらこの一年を振り返ったり、どんな一年にしたいか、どんな自分で在りたいかなど、自分の言葉でつらつら書き出していく。
自分の家だと、よそ見しちゃうことが多いけれど、ホテルに必要なものだけ持ち込んでやると、進む進む。
本読みながらいつの間にか寝て、朝になって、起きて、また書き進める。
窓から外がザーザーの大雨の景色がみえて、どんな雨音なんだろう?って想像する。
朝食バイキングを部屋でのんびり食べて、なんと言葉で表したらいいのかわからない至福の時間。
お母さんから「誕生日おめでとう」と来る連絡に、なぜか涙がこみ上げ、「産んでくれてどうもありがとう」と返信する。
誕生したのは、私の力ではない。お母さんが10か月お腹の中で守り続け、痛みの中で私を産んでくれた。お母さんのおかげで私が誕生した。
姉から、甥っ子がやる気のない声で「えりー誕生日おめでとー」と言ってる動画が送られてきて爆笑!
そんな誕生日の朝。
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そして知覧特攻平和会館へ。
特攻隊の少年たちが死ぬ前に書いた手紙の内容に泣いた。
多くの手紙が「家族への愛と感謝」「覚悟」だった。
人間、いつの時代も、根底にあるのは愛なんだよね、って感じた。その愛って、浅いものでも表面のものでもなくて、もっと深い奥底にあるもの。
そして遠くではなく、とても身近。すぐそこにある。
この人たち、ものすごく本質を生きてる。
だから、こころにグッとくるものがある。
私は地に足がついた生き方が出来ているだろうか?人生を全うして生きれているだろうか?
私はこの命をどんなふうに使いたいだろうか?なにに生かすだろうか?
生きられている今を、いのちの鼓動を、いのちのあたたかさを感じながら、生きていきたい。
まだまだ整理されていない私の中。ここに行って良かった。
行くと決めた自分に感謝する。
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32年間の人生で、初めて自分の誕生日を自分のために過ごしました。
至福!これを選んだ自分にバンザイ!拍手!
32歳の始まりは、素敵な日になりました。
きっと自分の誕生日、どんな過ごし方も大正解!な気がします◎
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