見出し画像

【人生という航海に舵取りを】『キャリアオーナーシップ』を、故郷香川での「一杯の讃岐うどん」で振り返る

人生の航海の節目に自身で舵を取ることの大切さを、私は何度も感じてきました。

故郷香川から東京に移って以降の22年間、外資系企業で怒涛の日々を送り、その後、全世界でのコロナ禍の最中にグローバルのCHROを経て、起業に至った私のキャリアは、振り返ってみると、各節目でオーナーシップを持って進んできたものです。
 

そんな私にとって、心が安らぐことのひとつが、数カ月毎に地元で讃岐うどんをいただく瞬間です。香川県外では目にすることのない日本最長級のアスパラガス「さぬきのめざめ」の天ぷらなんかを添えたりすると、より一層「帰ってきた~」という感覚に陥ります。日常の一コマとして、県内のコンビニ数よりも多いうどん屋さんの数々で長年体験してきた地元特有の絶妙な空気感は、まさに心の『アンカー(錨)』を下ろせる大切な場所と言えます。


 この感覚は、『キャリアアンカー』と呼ばれる価値観を連想させます。『キャリアアンカー』とは、自分自身の人生を航海に例えたとき、ある港に錨を下ろし、「ここにずっと居たい」と感じるような「個々の拠り所」となるものです。
 

私の場合、20年以上も前より、「純粋な挑戦」と「奉仕・社会貢献」の2つが際立って高い『キャリアアンカー』です。これらが私の「キャリアの軸となる拠り所」ということに一切の疑いもありません。一方で、ここに、故郷の讃岐うどん屋さんに感じる「港に戻ったかのような安心感」を掛け合わせると、どんな「自分らしさ」溢れる人生の航海になるのだろうか...? 探求はまだまだ続きそうです。


 
周囲の情報や期待といった他人軸に振り回されることなく、「自分は何をしたいのか?という『動機・欲求』」、「自分は何が得意なのか?という『能力』」、「自分は何をやることに意義や充実感を感じるか?の『意味・価値』」という「3つの問い」を通じて、自分自身を再発見する機会を持つことが、自らの人生を舵取りするうえで大切だと思います。

簡単に測れる情報がweb上に数多くあります。オーナーシップを持って「自分らしさ」溢れる人生を航海していく鍵のひとつとして、『キャリアアンカー』を意識してみてはいかがでしょう。そして、讃岐うどんを、ぜひ本場 香川県でもご堪能ください!


<過去の関連記事>
*前編では「キャリアオーナーシップ」について、後編では「キャリアアンカー」について、実体験を基に詳しく触れています。ぜひご覧ください!


この記事が参加している募集

外資系17年(HRトップ 7年)とプライム市場上場企業 Global CHRO(最高人事責任者)経験の私が「誰もが独自性を強みとして持ち、新しい無限の可能性を秘めている」を自身のコーチング哲学に、2023年3月 起業をしました。サポートくださる方々と一緒に日本を元気にしたいです!