遠藤 亮介 (Ryosuke Endo) | 外資系17年 ⇒ 上場企業12か国のCHRO ⇒ 起業

株式会社EpoCh 代表取締役CEO | 成長・変革を目指す組織のCHROパートナー…

遠藤 亮介 (Ryosuke Endo) | 外資系17年 ⇒ 上場企業12か国のCHRO ⇒ 起業

株式会社EpoCh 代表取締役CEO | 成長・変革を目指す組織のCHROパートナー | ICF国際認定リーダーシップ・ビジネスコーチ | 個と組織の「可能性のunlock(解放と最大化)」を伴走します | 故郷香川と旅とサウナ好き https://epo-ch.jp

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【My Career Story】 外資系HR ~ CHROの道

前号(キャリアオーナーシップを意識しよう)で、自律的キャリアの必要性について触れました。 その後、LinkedIn経由で「遠藤さんの起業前のキャリアの築き方」を知りたいというメッセージをいくつかいただきました。 ありがとうございます。 自身の整理にもなりますし、何より、誰かにとってご参考になる可能性もあるかと思い、これを機にnoteにて以下内容を中心にまとめてみました。 1. 外資系人材紹介から外資系企業HRへの道 まず、私には大学時代からブレずに変わらない一つの

    • 【創業3期目に突入】周囲の皆さまへの感謝と新たな決意

      おかげさまで 株式会社EpoCh は2024年9月1日をもちまして3期目を迎えました。これもひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。 今回は、感謝の気持ちと共に2期目までの振り返りをすることで、3期目の新たな意識づけをする機会にしたいと思います。 創業期: 2023年3月~2023年8月 創業期は、挑戦することでの失敗の繰り返しを覚悟してスタートし、赤字の結果ながらも清々しく終えた半年でした。「らしさ」を追求し、マスへの知名度は求めず、限定層へ

      • 『対話』が育む組織の力

        グローバル企業における組織開発の一環で、リーダーシップチームを対象にワークショップを実施しました。その気づきの共有をしたいと思います。 異なる文化背景や価値観を持つ方々が協働する環境では、コンフリクト(摩擦や衝突)が避けられません。経験上、これを健全に生かし、多様性の共生を実現させるためには、効果的なコミュニケーションが鍵になると思っています。 ワークショップでは、皆さまの当事者意識と内省をより深めるため、Sympathy(同情)、Empathy(withの感情が働

        • 【人生という航海に舵取りを】『キャリアオーナーシップ』を、故郷香川での「一杯の讃岐うどん」で振り返る

          人生の航海の節目に自身で舵を取ることの大切さを、私は何度も感じてきました。 故郷香川から東京に移って以降の22年間、外資系企業で怒涛の日々を送り、その後、全世界でのコロナ禍の最中にグローバルのCHROを経て、起業に至った私のキャリアは、振り返ってみると、各節目でオーナーシップを持って進んできたものです。 そんな私にとって、心が安らぐことのひとつが、数カ月毎に地元で讃岐うどんをいただく瞬間です。香川県外では目にすることのない日本最長級のアスパラガス「さぬきのめざめ」の天

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          【囚われからの解放】深い友人関係とコーチングの共通点

          7月は特に、20~50代といった世代を超えて深い関係が続く友人たちとの複数のお食事機会に恵まれました。また、7月中旬に帰省した故郷香川では、40年来の友人たちと過ごせたことでも、印象的な月になりました。 これらの深い関係が続く皆さまには共通する気づきがあります。それは、『囚われ』を超えて、『大切にしていること』に自然と目が向く「基盤が整っている」ことです。 この気づきで思い出すのが、私が日頃多くの方に提供している『コーチング』です。コーチングでは「自己基盤」を大切にし

          【囚われからの解放】深い友人関係とコーチングの共通点

          故郷香川の離島 -『直島』での振り返り

          先週の故郷香川への帰省中に訪れた離島は、10〜20代の夏の思い出の地『直島(ナオシマ)』 香川県が誇る瀬戸内の離島の数々.. 桃太郎伝説で有名な『女木島(メギジマ)』は、高松港から最も近いこともあり、小・中学生の頃に海水浴でよく訪れていました。また、風光明媚な絶景スポットが多く映画やドラマのロケ地としても有名な『小豆島(ショウドシマ)』は、高校・大学生の頃に部活動の合宿や、同級生達と海水浴でよく訪れていました。 『直島』に初めて訪れたのは約30年前.. 大学生の頃、

          【素敵な航海を!】CHRO誕生のストーリー

          CHROを目指す方々への伴走による「新CHRO誕生ストーリー」の事例共有をしたいと思います。 この伴走で意識しているのは、自身の直近の日系上場企業での Global CHRO の実体験だけでなく、その前の外資系企業2社でのHR責任者としての実経験も大いに生かすことです。その主な理由は3点あります。 1点目は、急速な環境変化の中で、経営・事業・組織にアジャイルな変革が迫られ、CHROにも起業家マインドセットが求められるためです。2点目は、その結果、Comfort Zoneか

          『個のWillと組織のパーパスの紐付け』で起こす、「理解→共感→主体化」のカルチャー変革

          ある日系企業での組織開発の一環で、現在、今年4月に登用された2名の新任部長が率いるそれぞれの事業部を重点的に支援中です。様々な組織で参考になる取り組みだと思い、お客様の承諾のもと、その全体の流れの概要部分に絞って共有いたします。 会社が掲げる経営方針や事業計画を、部門全体に透明性を持ってタイムリーに共有することは、各部門の健全な組織風土醸成と成果創出において、重要な要素です。よって、部長が共有する情報を、各メンバーが「論理的に理解できている」ことが、第1フェーズでの目標です

          『個のWillと組織のパーパスの紐付け』で起こす、「理解→共感→主体化」のカルチャー変革

          【同質性と異質性】12年前の外資系HRディレクター時代の直属上司との再会 - そこでの大切な振り返り

          私のキャリアで特に記憶に残る節目は、12年前に、英系FMCG(日用消費財)企業からお声掛けをいただいた時です。それは、私にとって、初めてのHRトップへの挑戦機会であり、偶然にも、当時の直属上司である Stefan Gaa さんにとっての初の日本法人社長への就任タイミングとも重なるものでした。 「Ambiguity(不確実で曖昧)な環境下で、いかにAgile(俊敏)に動けるか」が重視され、完璧は求めずスピードとコラボレーションと結果にこだわり突き進む... そんな日々の連続を

          【同質性と異質性】12年前の外資系HRディレクター時代の直属上司との再会 - そこでの大切な振り返り

          外資系HR責任者時代の元上司来日による東京案内 - そこで得られた「気づきと決意」

          私のキャリアの中で、振り返ると、3つの大きな節目があります。その中でも、12年前、組織の一番の変革期と呼ばれていたタイミングで、影響力ある役割に就き、とてつもないスピード感とチャレンジングな環境下で、恥を重ねながらも、がむしゃらに走り抜けることができたことは、最も記憶に残る節目です。 その当時の dotted line の上司(海外本社 HRトップ)より、英国からのプライベート訪日予定の連絡を受け、東京の魅力を1日でご紹介する素敵な機会に恵まれました。 渋谷スクランブル

          外資系HR責任者時代の元上司来日による東京案内 - そこで得られた「気づきと決意」

          管理職向けワークショップで振り返る、『Stopすべき振る舞い』と『少しの配慮と寛容さ』への気づき

          CHROパートナーとして、ある日系企業の組織開発・戦略人事の施策推進をしている一環で、全管理職向けのワークショップを実施しました。きっかけは、役員の方々からいただいた「管理職向けに "1on1フィードバック" のレクチャーを実施して欲しい」というご要望でした。 CHRO機能として組織の中に入っているからこそ見えている特有の課題(=成長機会)を鑑み、私から役員の皆さまに、「そのレクチャー以前に、まずは、人との接し方への "気づき“ を促すことが大事では?」という提起をしまし

          管理職向けワークショップで振り返る、『Stopすべき振る舞い』と『少しの配慮と寛容さ』への気づき

          故郷香川の "古民家 新サウナ宿” での『ウェルビーイング』への気づき

          高松が誇る特別名勝 『栗林公園(りつりんこうえん)』から徒歩10分弱、さらには、"高松の氏神さん”として地元で親しまれている 『石清尾八幡宮(いわせおはちまんぐう)』に続く参道『八幡通り』。 そんな場所に、築75年の古民家をフルリノベーションした "一棟貸しのサウナ&バケーションレンタル” 空間がお目見えです! 私にとっての『栗林公園』は、小学生の頃から、散歩に行くことや、学校行事で桜を鑑賞に行くなど、生活圏内のお馴染みの場。かたや、『石清尾八幡宮』は、通っていた高校と大

          故郷香川の "古民家 新サウナ宿” での『ウェルビーイング』への気づき

          グローバル人事の実体験から読み解く『コンフリクト』の効果 と『アラインメント』の重要性

          あるグローバル企業において、APACリージョン(アジア太平洋地域)に所属する各国のHRリーダーが一堂に会する「APAC HR コンフェレンス」に参加しました。 この会での主なアジェンダのひとつが、APAC各国の『Future Leaders(将来の経営人財候補)』 を対象とするリーダーシップ開発についての議論でした。私は、このアジェンダをリードする役割を担っていることから、参加機会をいただきました。 その会場は、タイ王室の避暑地として知られる「ホアヒン」にある、とあるリゾ

          グローバル人事の実体験から読み解く『コンフリクト』の効果 と『アラインメント』の重要性

          "祈り” と "感謝の念” で毎年欠かさず戻る場所 - 故郷香川の『金刀比羅宮』

          故郷香川で、毎年欠かさないこと それは『こんぴらさん』こと『金刀比羅宮』へのお参りです。 学生時代から今に至るまで、節目や大切な決断をする際には、奥社までの1368段の階段を登って参拝しています。 自身の干支である「寅年」 2022年1月には、密かに「1年後に起業すること」を祈願しました。 その1年後の2023年3月には、「無事に起業しました」という言葉を胸に足を運びました。 以降、経営者としての歩みを始めてからというもの、神頼みと感謝の念を込めて参拝することが自ずと

          "祈り” と "感謝の念” で毎年欠かさず戻る場所 - 故郷香川の『金刀比羅宮』

          町と人の心を結ぶ、故郷香川の "地元愛" 満載のローカル電車『ことでん』

          町と人の心を結ぶ、故郷香川の愛すべき「ことでん」 帰省する度に感じる 『地元愛』! 香川県内を3つの路線で懸命に走る「ことでん」。 それは、高松琴平電気鉄道株式会社の通称です。 キャッチフレーズ 「うみ・まち・さと - 心でむすぶ」 が物語るように、「ことでん」はただの交通手段のひとつではなく、地元の風土であり、絆の象徴だと感じることがあります。 実は、「ことでん」って、まさに「動く電車の博物館」 他社からの譲渡車両が投入され、全国から鉄道ファンが足を運んでくださるほど

          町と人の心を結ぶ、故郷香川の "地元愛" 満載のローカル電車『ことでん』

          日本で唯一の寝台夜行列車『サンライズ瀬戸・出雲』- 故郷香川への旅路で感じる「コト(体験)」 の価値

          先週の故郷香川への帰省は、時間を気にせず、ゆったりと香川へと向かうために、『サンライズ瀬戸』に乗ることにしました。 『サンライズ瀬戸』は、『サンライズ出雲』との併結運転で、今や、日本で唯一の「定期寝台夜行旅客列車」として、毎日1往復が運転されています。東京駅から出発し、岡山駅で『サンライズ出雲』と分かれ、高松駅までを約9時間30分で結びます。東京駅を21:50に出発し、高松駅には、翌朝7:27に到着する、まさに、夜行列車ならではのワクワクが待っています。 最近では、こ

          日本で唯一の寝台夜行列車『サンライズ瀬戸・出雲』- 故郷香川への旅路で感じる「コト(体験)」 の価値