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Guitar0923

前日にかなり大量に雨が降っていた時にも少し肌寒い位かと感じたくらいだったんだけど、引き続き涼しめでだいぶ過ごしやすかった。久しぶりに冷房をつけずに過ごせた。
以前練習用の曲を探していた時に、Savage Gardenの2ndアルバム"Affirmation"でシングルカットされておらず知らないものでタイトル抽出して聞いてみたはじめの曲が"You can still be free"だったんだけど、出だしが"Cool breeze and autumn leaves"で、当時はまだまだ暑かったから「いやいやちょっとこれは流石に、、」と先送りしていたんだけど、やっと秋も感じられるようになるのか?という感じになってきたので、改めて聴いて歌ってみることにした。

結果、"Gunning down rommance"と共に、"You can still be free"も私の今に必要なタイムカプセルソングだったということに気付いた。これはレクイエムになる。

歌った部分の野鳥版日本語↓

ーーーーー
冷たい風と色を深める葉っぱ達
日中の陽射しもゆっくり穏やかに降り注ぐようになった
寂しく用心深い目が
生を注視している
自分の他全ての存在感をとらえて
徹底的に痛めつけられた魂
決して癒えることのない傷は
後悔も約束も一切持たない
全ては過去、過ぎ去ったこと

それでもまだ、自由になることはできるんだ
もし時が許すのならば
さあ翼を広げて
飛び立つ時だ
最後の試練だよ

燃え盛る太陽を目指して
今は内側に閉じ込められているのかもしれない

それでもまだ、自由になることはできるはずだよ
もし時が許すのならばきっと
でもそれはとても長い道のりになることだろう
ーーーーー

やっぱりダレンの曲は音域が低くても歌いやすいものが多いな、不思議。
しかし息が続かないね。。無発声生活で仕方ないとはいえ、、残念。。
この先の部分はベースがちょっと動くのですぐに一緒に歌えなかった。もう少し練習すればいけそうな気もしたので、今日また弾いてみることにする。


ダレンも鳥になっていた。。

"Gunning down rommance"でも翼を傷めただったし、"The animal song"では「動物のように生きたい」と歌っていたも、あまりに人間が恐ろしく嫌いだったのだろう。
機能不全家庭根本的に受け入れられることがなく、かつ存在も尊厳個性も全てを否定され続け、消極的にも積極的にも自己を破壊され尽くしたこと、加えて父親がアル中暴力だということだからおそらくにもあったであろう臨死体験、その複合的な連鎖による絶望。その深い底なしの沼と闇が垣間見える。
"Crash and burn"では「壁が押し迫ってくるように感じ、"Gunning down rommance"では自分の中に潜むモンスターに怯えていた。思えば"Crash and burn"でも"If you jump I'll break your fall" "Lift you up and fly away with you into the night"(君が飛び降りるなら受け止める、そして持ち上げて夜に向けて飛び立つ)と歌っていた。この時期ダレンは本当に「飛ぶ」ことを考えていたんだ。

多分私は発売当時に"Affirmation"を聴いていたほうがよかった。
でもそうはならなかった。
だけど今またこうして巡り合うことになった。

(他の人の信仰は尊重しているけど)私は神を持たない。でも人型ではない、何か大きな定めというかやはり運命のようなものはある気がしていて、それに身を委ねているところはある。

ダレンと、彼が紡いでいてくれた歌に再会し、タイムカプセルのようにギフトを今受け取ったことにはきっと意味がある。

たとえサウンドが得意でなくても、一見恋愛っぽい感じで鳥肌立ってしまいそうなものでも、"Affirmation"に入っている曲には私に響くものがあるはずだ。少しずつ味わって歌っていこう。きっとエレジーにもレクイエムにもなるだろう。



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