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PR・広報担当者向け!明日から使えるビジネス英語 Part.2

こんにちは、chaiです!私は日・英バイリンガルで、学生時代にアメリカ(ワシントン州)に留学経験があり、社会人になってからは数社の外資系企業で約10年働いてきました。このnoteでは、ミレニアル世代が明日から仕事で使えるビジネス英語をご紹介します。


今回はPRや広報担当者が使えるフレーズの続編をお届けします

前回の記事ではプレスリリースやメディアリレーションにまつわるフレーズをご紹介しました。


フレーズに入る前に、企業や団体を代表してメディア取材(Media interview)を受ける人=スポークスマン(Spokenman)の英語圏での呼び方について、触れておきますね。

日本人に馴染みのある、’Spokenman’という呼び方だと、性別が男性(man)に限られてしまいます。

一方、英語圏では担当者の性別を問わず使える'Spokesperson'(スポークスパーソン)という呼び方が一般的です。

企業の代表=男性、とは限らないという時世が反映されてますね。


次はそんなSpokespersonが取材を受けるときや、受けたあとに原稿チェックをしたい時に使えるフレーズをご紹介します。

この記事でご紹介するフレーズを日常で使う人は限られるかもしれませんが、単語は他の職種の方でも使える表現があると思うので、ぜひ参考にしてみてください


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まずは取材依頼があった際に、社内の関係者にそれを伝える時に使えるフレーズ。

We get an interview offer from the Nikkei, a financial newspaper with a daily circulation exceeding two million. 

発行部数が1日200万部を超える経済紙、日経新聞から取材依頼が入りました。

【Tip】
☞'circulation'=発行部数 

『例文』☞'AA magazine with a circulation of over 100k'. 
「発行部数10万部を超えるAA誌」


そしてメディア取材(Media interview)が入ったら、スポークスパーソンに媒体名とそのメディアの影響力を伝えるために、発行部数を伝えます。

そして、取材内容も共有します。これが取材を受けるかを企業側が判断する一番大事な情報です。

取材内容を伝えるとき、こんなフレーズが使えます。

They want to cover a story about our raid growth triggered by this pandemic.
パンデミックが起きてからの我々の急成長について取材したいそうです。

【Tip】
☞'cover a story'の代わりに'interview'と言ってもOK。

『例文』☞"They want to interview our digital marketing strategy".
「我々のデジタルマーケティングの戦略について、取材したいそうです」


そして取材が終わったら。記事が出る前に内容に間違いがないか確認するために、メディアにお願いをし原稿を送ってもらうことがあります。

この原稿チェック、新聞はNGですがWEBメディアは送ってくれることが多いです。

「原稿チェックができるか確認します」と社内で伝えたいときは、このフレーズがぴったり。

I'll ask if the interviewer can send us a draft article before it's published.

記事が公開される前に原稿を送ってもらえるかインタビュアーに確認してみます。

Tip
☞'interviewer'=「取材をする人」
☞「取材を受ける人」は'interviewee'(インタヴューイー)と呼ばれます



原稿チェックの段階で使えるフレーズをもういくつかご紹介しますね。

原稿を確認し修正などを入れるとき良く、「校正」という言葉が使われます。
厳密にいうと日本語の「校正」と「校閲」は意味が少し違いますが、英語ではどちらの場合も、'proofread'と表現されることが多い気がします(←あくまで私の経験談です)。


原稿を確認できるかメディア側に確認するときに使えるフレーズを、'proofread’という単語を使ってご紹介します。

I'll ask her/him if she/he can send us a draft for us to proofread in advance. 
記事の内容を事前に確認させてもらうために、原稿を送ってもらえるか(先方に)確認します。

Tip
☞'proofread'(校正する)は動詞で、名詞だと最後に'ing'がつき、'proofreading'となります。


そして、もし原稿を送ってもらえそうであれば、まずは広報担当者が内容を確認。

社長や他部署の部長など、広報担当者以外で取材を受けた人が他にいれば、その方にも念のため原稿に目を通してもらうよう、お願いする場合があります。

そんなやりとりが発生する時は、このフレーズが使えますよ!


As soon as I receive the draft I'll review the document, and send it to you.
原稿を受け取り次第、私が内容を確認し(あなたに)お送りします。

Tip
☞'review~'は「~(書類など)を確認する」という意味で、ビジネスシーンで良く使われる単語です。


そして記事の確認が終わったら、その記事がいつ掲載されるのか社内で共有します。

掲載日は大抵の場合、取材時または申込時に取材をしてくれる方(inteviewer)が教えてくれます。

The article will be published on September 30th. I'll make sure to get a copy. 
記事は9/30に公開されるようです。(掲載誌を)1部入手しておきます。

Tips
☞'published'=「公開される・発売される」という意味です。または、'released'でもOK!

☞ここでの 'a copy'は、「(本・雑誌・新聞などの)1部・1冊」といった単位を表す表現です。


以上がPR・広報にまつわるフレーズのご紹介でした。

いかがでしたか?

PR・広報担当ではない人でも、ここで使った単語などが参考になればうれしいです。

この分野に関してはまだまだ紹介したいフレーズがあるので、今後も何回かに分けてご紹介していきます。


最後まで読んでくださりありがとうございます!

Cheers! 


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