見出し画像

教育評価研修「評価を使って学びを支援!ゼロから学ぶ評価理論と実践」導入事例をご紹介

株式会社エデュテクノロジーの新しい研修サービス「評価を使って学びを支援!ゼロから学ぶ評価理論と実践」について、2021年に導入いただいた学校から3校の先生方のお声を抜粋してご紹介します。(学校名の50音順でご紹介します。)


“評価観”の共通認識を持つことができた

 関西大倉中学校高等学校

関西大倉中学校・高等学校は、教員間での評価観の違いを見直すことを主な目的として、この研修を導入しました。

<先生方のお声>

関西大倉中学校高等学校では、「どのように評価をするか」について、評価を評定的なものと捉える先生がいたり、また形成的評価と捉える先生がいたりと、教員間で認識が異なっていました。この研修を受けたことで、「評価」について全員で共通認識を持つことができました。評価についての理論的な学びは初めてでしたが、丁寧で具体的な説明をいただけたため、非常に良く理解できました。

また、研修ではサンプル課題に対して実際にフィードバックを書き、それに対して講師の髙木先生がコメントをくださるというワークショップがありました。“評価”について、より学びを深めることができました。また先生がご自身の教員生活で感じたことや課題だと思われたことも話してくださったため、評価についてより身近なこととして考えることができました。ルーブリックやフィードバックについては、さらに詳しく学びたいと思った先生方もおり、改めて評価について考えるとても良いきっかけとなりました。


生徒が「できていること」に注目するように心がけたら発問しやすくなった!

近畿大学附属広島高等学校・中学校福山校

近畿大学附属広島高等学校・中学校福山校では、評価観について、この研修にて専門的な知識を持った講師に適切な研修を行って頂こうと、全教員がこの研修を受講しました。


<先生方のお声>

研修にて多くの教員の印象に残ったのは、まず「学習者が安心して間違えられるか」という点でした。研修後は、生徒が「できていること」に注目するように心がけたら発問しやすくなったなど教員たちにも変化が現れています。生徒達には、以前より教員とコミュニケーションを取ろうという姿勢が見られるようになりました。

さらにルーブリック評価についても「できない」という否定的なものではなく「できる」という肯定的なものにすべきという基本的なところの理解が深まったように感じます。「ルーブリック評価表」を見直して肯定的な文章表現にするよう改定したり、評価をするとき、「動詞」を用いることで差異をつけることを意識したり、「できること」に着目するようになったり、評価表などにも変化が現れました。

研修を通して、多くの教員が生徒が「できる」という評価が基本であるということを実感し、それを学校で実践することで、まさに研修名のように評価を使って生徒たちの学びを支援できていることを感じています。


髙木先生の研修が教員の心を動かしました!

芝浦工業大学附属中学高等学校

芝浦工業大学附属中学高等学校では、PBLを実践していく中でルーブリックを有効に活用していくため研修を導入。理論と実践の両方を分かりやすく学ぶことができ、ルーブリックへの理解を深めることができました。

<先生方のお声>

長年STEAM教育やPBLを実践してきた本校は、それらの研究の中でPBLを評価するためにルーブリック評価が有効であることを理解していました。

そもそも評価は誰のための何のためのものか考えること、またルーブリックは生徒の成長を助けるためのものだと理解すること、講演を聞いて少しでもルーブリックって面白そうだな、作ってみようかなと思えることを特に意識したいと思っていました。

評価について大学院で研究をされていてご専門である講師の髙木先生は、中高教員として現場にいたからこそ見えるであろう授業で取り入れていくためのポイントなどを含めて、フランクにかつ学術的にご講演いただけると確信していました。

実際に受講して、髙木先生に理論と実践の絶妙なバランスで「ルーブリック」についてお話しいただけてとても良かったです。ルーブリックの作成方法だけでなく教員の評価に対する考え方をアンケートで汲み取るなどインタラクティブに進行していただきました。オンラインの距離を感じさせない空気感でした。

研修の感想としては「わかりやすかった」「語り口がよかった」「ルーブリックを作ってみようかな」などが普段感想を言わない教員からも出ており、教員の心を髙木先生が動かしたと言えます。さらに基本からルーブリックについて学んだことで教員間の共通認識が持てたことも大きな効果でした。


教育評価研修のご紹介


教育評価について学ぶことができる「評価を使って学びを支援!ゼロから学ぶ評価理論と実践」は、教育評価についての基本的な考え方と、学習者の学びを評価を使って支援するための方法を、講義とワークショップを通じて学ぶことができる研修です。教育評価の専門家である髙木氏が講師を務め、教育評価の理論を分かりやすく、実際の教室での実践に結びつけやすい形で学ぶことができると、多くの現職教員から好評をいただいています。

【お申し込みについて】
「評価を使って学びを支援!ゼロから学ぶ評価理論と実践」のお申し込みは、電話またはメールにてお問い合わせください。こちらの研修は「ICT × 学びアンケート」とのパッケージ、または研修単体でもお申し込みいただけます。
電話 : 03-5953-7820
メール:contact@edutechnology.co.jp
株式会社エデュテクノロジー:https://www.edutechnology.co.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?