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FMS、動作修正、その周辺領域について(雑記)

※今回の内容は先行研究の紹介という要素はほとんどありません
※以下の内容は特別な記載がない限り個人的な考えであり、そして特定の理論・考えを贔屓したり否定したりする意図はありません
以下の内容に参考書的な価値は間違いなくありません。あくまでほぼ素人トレーニング指導者の私見という認識のもと閲覧していただければと思います
※上記をご承知おきいただいた上で、内容について問題があるようでしたらコメントにてご指摘をお願いいたします


今回の内容は、

・ファンクショナルムーブメントシステムと呼ばれる、動作の理解の枠組み
・上記システムに基づくFMSに対する考え方
・FMSと関連する知見としての運動学習理論

についての私見です。

(間違いなく)役に立つ内容ではないので、この観点でのお叱りのコメントはご容赦願います。


1.背景と個人的興味

これを書いている私は大学アメリカンフットボール部で学生トレーナーをしているだけで、素人に毛が生えた(毛すら生えていないかもしれない)レベルで、指導において常に”動作”というのが問題となっていた。これが今から1年前の5月頃の話となる。

問題をもう少し整理すると、

①そもそも動作をどう捉えれば良いのか?その枠組みはあるのか?
②問題がある(と直観で感じた)動作をどのように理解すれば良いのか?
③問題となる動作をどのように修正すれば良いのか?
④傷害と動作の関係はあるか?

以上4点が問題となっていたし、そして私の個人的な興味でもあった。
(蛇足ではあるが、私が所属しているチームはコメディカル職に勤めておられる方と同程度に、トレーニング指導における学生トレーナーの役割が非常に大きな役割を持っている環境である。特定が怖いのでこれ以上は割愛)


その時に出会ったのが以下の書籍(以下「本書」とする)。
(以下、この書籍についての内容に触れるが、ステマではない)

この書籍を知ったのは本当に単なる偶然だったし、これを読もうと思ったのもただの直観で、別に他人に推薦されたからとかそういう大層な理由はない。

ただ、これは上で挙げた私の疑問について、①②についての明快な答えを提示してくれるものであった。(もちろん、③④についても言及はされている)

著者のGray Cookは、本書の中で以下のように述べておられる。

我々は、フィットネスやトレーニングを、エクササイズによる訓練としてみることが多く、必ずしも動作を訓練することとはみていない。……
エクササイズを行えば動作は自然に改善するだろうと考えられるが、動作の基準(baseline)がなければこの議論は平行線のままである。……
基準を明確に示すことができてはじめて、エクササイズが動作の改善に役立つようになるのである。
過去20年間にリハビリテーションの分野では、伝統的な各筋に対する筋力強化アプローチから、PNF理論や筋の共同作用、運動学習を取り入れた統合的なファンクショナルアプローチに以降している。……
この傾向をさらに進めるには、ファンクショナルエクササイズプログラムやコレクティブエクササイズの方法を発展させなければならないが、これには健常者における最適な動作を示す必要がある。機能的動作の基準がない状態で、プロトコルやプログラムを機能的なものとして発展させたり、参考にしたりするのは難しいだろう。
……個人やグループにおける動作の基準を理解することで、どのパターンが機能的であるか、あるいは機能不全であるかがわかるようになる

Cook氏は本書の中で、動作に対するアプローチにおいて、そもそも動作の"基準"がこれまで無かったこと、そしてその基準を作成する必要があることを強調している。

この問題点に基づいて本書で紹介されている動作の基準は、まさに私が求めていた解答であった。
(ファンクショナルトレーニングについては、その用いられ方が様々であり、それについても本書で指摘されている。その点については本書を参照されたい)


2.「ファンクショナルムーブメント」なるもの

直上の問題にも関わる話になるが、本書で示される「ファンクショナルムーブメント」についての理解が、本書においては非常に重要になると思われる。

ファンクショナルムーブメント =機能的動作というフレーズについて、「そもそも何をもって機能的とするのか?」という点については次のような記述が参考になる。

……年を重ねて成長し、自立したときにも、またやがて加齢によって何らかの能力を失ったときにも、ヒトは常に本来の機能的動作パターンをある程度は維持しなければならず、さもなければ身体に不自由が生じることになるだろう。
この本来の機能とは、動作パターンを生み出すために共同的に作用する、身体分節における基本的な可動性と安定性を示している。これは、筋力やパワー、持久力、アジリティ(俊敏性)といったものではない。基本的な機能とは、これらの特性を支えるものであり、基本的な動作パターンとは、より高い運動スキルの基礎となるものである。

これはいわゆるjoint by joint theoryに通ずるものであって、「各体節(≒関節)に求められる機能をしっかり作り、その上に動作を作っていくべき」という考えと解釈していいだろう(多分)。

そしてそれに基づく「基本的動作パターン」が、FMSにおいてはスクワット・ランジ・ステップの3つとされている。
(これらがなぜ基本的動作パターンとされるのか、具体的にどういう動きを示しているのかについては省略)


ここまでの大枠を、本書の中ではパフォーマンスピラミッドとして以下のような形で示している。(図は拙作)

画像1

ここでは機能的動作を適切に行う能力(=図中のFunctional Movement Skill)を一番の土台に置き、その上に機能的パフォーマンス(いわゆる最大筋力やパワー、アジリティ、クイックネスなど)を、さらにそれに基づいて競技スキルを作り上げていくべきとしている。


3.FMSについて

そしてこの考えに基づき、上図における土台であった"Functional Movement Skill"について定性的に考慮する上で作られたのが、いわゆるFMS (Functional Movement Screen)であると思われる。
(FMSのテスト項目については、あらゆるところで紹介されているのでここでは扱わない)


このテストは7つのテスト+3つのクリアリングで構成されるスクリーニングシステムであり、「FMSはスクリーニングである」という理解が非常に重要になるのではないかと思われてならない。

これについて、FMS公式の動画にて提示される「動作のバイタルサイン」という観点は非常に興味深い。

(埋め込みはできませんでした)

この動画では、FMSのコンセプトである"Move Well. Move Often"というコンセプトについての紹介動画であるが、ここで以下のように述べられている。(字幕より)

救急救命室で、救命するためには、我々はいくつかのものをまず診ることになる。それはなんと呼ばれているか?
バイタルサイン(Vital Signs)だ。
バイタルサインがあったとしたら、すくなくとも、Well (健康である)ことはわかり、他に何ができるかはわからないが、すくなくともあと30分は生きることは分かり、その間に、他のことを診ることができる。
よって、まず正しく動き、よく動くということは、ムーブメント・動作をマイクロマネジメントし、四六時中指導することを意味しない。
生命とは動くものである。バイタルサインさえ持っていれば、人の動作システムは、学習し、行動するシステムとしてできており、環境と完全に関わり、その役割を果たす。
よって、第1の原則は、まず人の動作の中のバイタルサインを確認することを要求しており、その後に、どれくらい頻繁に、大きく、速くということや、どれくらい動作にストレスをかけることができるか、ということを問うことを求めている。
よって、動作のバイタルサインを探すことが、実は、スクリーンを考案する方向へと導いたミッションステートメントだったんだ。
スクリーンは、アセスメントより複合的でもなく、印象的でもない。
違う、スクリーンは、いつアセスメントが必要か、教えるものだ。
スクリーンは、基準を満たしたとして、テストを省いていい時を教えてくれる。……次の決定を下すのに、よく配置されたスクリーンが提供する情報以上のものが必要だとしたら、それは正しいスクリーンではない。


実際、スクリーニングというものについて、Wikipediaでも以下のように記載されている。

医学におけるスクリーニング(英: screening)は、ターゲットとなる集団に対して実施する共通検査によって、目標疾患の罹患を疑われる対象者あるいは発症が予測される対象者をその集団の中から選別することをいう。

――スクリーニング (医学), https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0_(%E5%8C%BB%E5%AD%A6)&oldid=82448128 (last visited Aug. 1, 2021).


4.FMSと傷害リスク・パフォーマンスの相関性について

ここまで見てきた通り、FMSをスクリーニングであると理解するのであれば、FMSの役割とは、

①身体活動に参加する前に、明らかに参加することのリスクが高い人をふるい分けること
②ある動作に関する詳細な評価が必要な場合に、その方向性を明らかにすること

であって、それ以上でもそれ以下でも無いのではないかと思われる。


つまり、FMSというテストをスクリーニングとして理解するのであれば、FMSと、アスレティックパフォーマンス・傷害リスクなどについての関係性について考えることについては疑問を抱いてしまう。

この視点についての多くの研究について、もちろんその価値を否定したいわけではない。
近年はこれらの関係性について疑問を提示する研究が多く示されているが、それもまたFMSの理解という点では重要になるのは間違いない。


この関連性について、斜め読みした程度で恐縮だが、例えばBonazza et al. (2017)のメタ分析では、

・FMSは傷害リスクの予測因子として高い妥当性を有しており、
・その基準としては14/21点になり、
・14点以下の場合、15点以上の人に比べて傷害発生リスクが約2.7倍高かった

ことなどが示されている。*1


もちろん、この論文について厳密な検討が行えていない現時点ではこの解釈を全て受け入れることをするつもりは無いが、これに対する反証となるような研究もある。
(ちなみに上の研究についても、後述するコンセプトに照らして考えると「14点は本当にリスクか?」という疑問も生まれる。今回はこの観点について吟味することが本旨ではないため割愛する)


ただ、14点というのが基準になるのは、おそらくFMSにおける修正ストラテジーとして提案されている以下のコンセプトと合致していると考えても良いと思われる。

目標は1点のスコアをなくし、非対称性を解決することである。
FMSには、傷害リスクの増大が懸念される境界点がある。これは合計スコアで考える場合もあるが、すべてのテストで非対称性が認められず、スコアが2点以上であることが、最低ラインで考えるのがよいだろう。


このようなコンセプトに照らして考えるのであれば、FMSは1点がない&非対称性がない、という基準をクリアした段階である程度役目を果たすことになるのではないだろうか。
(一応これには例外があるが、それについては本書を確認されたい)


補.FMSとDNSについて

ファンクショナルムーブメントの観点において、可動性・安定性というのは動作を構築する上で重要になるファクターであるとされる。

これらを構築する上で、このFMシステムにおいて「発達段階」というのが重視されているが、これに沿って動作の構築を考えるのであれば、DNS(Dynamic Neuromuscular Stabilization)もまた一助になるのではないかと思われた。

DNSの詳細についてはこちらの公式ページを参照されたいが、そのコンセプトとしては「発達運動学の科学的原理に基づき、動作システムを最適化するためのマニュアル、リハビリテーションのアプローチ」とされている(Frank et al., 2013)*2


実際、DNSベースのアプローチがFMSのスコア改善にどの程度有効かを示したMahdieh et al. (2020)の研究では、DNSベースのアプローチがFMSのスコア改善に有効である可能性を示唆している。*3


5-0.動作修正について:前提

Cookは、修正ストラテジーに関して本書の中で以下のように述べている。

修正は我々が施す単純な解決法ではない。また、誤った動作を正すための薬ではない。修正とは、クライアントや患者が動作パターンの問題の表層下にある真の状態を体感できる何よりも重要な機会なのである。……
まずは体験を与え、とにかく知覚させる。……動作の機能不全がわかったとしても、何がわかったのかを対象者が根本的に理解しないことには意味をなさない。……その発見は体験することに価値があるのであって、説明だけでは意味がない。説明も有益ではあるが、学習と修正の基礎となるのは体験である。
基礎的な動作には才能やスキルは必要なく、コレクティブエクササイズの指導法によってその改善を加速させることができる。言語指示やデモンストレーションを減らし、対象者に可能な限り「感じさせる」ことが重要である。
体験を与えるようにするのである。そして、与えたい体験をもとにコレクティブエクササイズを選択するのである。これにより、検者の指示以外のインプットが生み出されるだろう。

本書において、修正ストラテジーについての具体的な方法もいくつか紹介しているが、その根本となる運動学習(+動作修正)の基本原理については、さらに詳細に理解する必要があると思われる。


上で引用したような考え方は、①ブロック/ランダム練習の学習効果の差異から始まり、②Newellの考えに基づくいわゆる「制約主導型のアプローチ」(constraints led approach)、そして③「ディファレンシャルラーニング」など、現在の運動学習における基礎と密接な関係にあると考えて良いだろう。以下、これらの観点について、簡単にではあるが順に見ていきたい。


5-1.ブロック練習・ランダム練習

これについてはもはや定説というか、運動学習についての資料を参照すれば豊富な参考文献と併せて出てくると思われる。誤解を恐れずに超絶ざっくり言ってしまえば、

・テニスのサーブを練習する際に20回連続フォアハンドで打つ→その後に20回連続でバックハンドで打つ(ブロック練習)のと、
・40回を連続でやるが、フォアハンドとバックハンドを無作為に(ごちゃ混ぜに)行う(ランダム練習)では、
後者の方が学習効果としては優れている

というものであると考えれば良いと思われる。

もちろん、何が何でもランダム練習がいいというわけでは無く、時と場合に応じて使い分ける必要があることは注意すべきだろう。


5-2.制約主導型のアプローチ (constraints led approach)

②の制約主導アプローチ(constraints led approach)については、Karl Newellの考えがそのアプローチの形成に大きな影響をもたらしているとされているが、それはスキーマ理論の限界から、認知的視点から運動学習を捉え直す試みの中で強調されるに至ったものであると考えられる。

これについて、Newell(1991)では以下のように記載されている。*4

The schema view of motor learning promised a new way to examine the role of information in skill learning but failed to stimulate any empirical activity on this important topic . The revival of interest in learning from a cognitive perspective during the 1980s has largely been oriented to so-called cognitive tasks .
The strong influence of task constraints on motor skill learning is a key point to emerge from the foregoing synthesis.

拙訳:運動学習におけるスキーマビュー(スキーマ理論に基づく観点)は、スキルの学習における"情報"の役割を説明する新たな方法を保証するものであったが、この重要なトピック――すなわち、情報処理の方法ではなく、そもそもどのような情報を処理しているのか?という問題――に関する実証的な活動を刺激することは出来なかった。1980年代に起きた、「認知的な視点からみた学習」というテーマへの関心は、その大部分がいわゆる「認知的課題」に向けられたものであった。
タスク(課題)の制約が運動技能の学習において強い影響を持つという事は、前述したような統合から明らかになった重要な観点である。

現在ではこの考えは、環境(environment)-課題(task)-生体(organism)の全てが動作のパフォーマンスに影響を与え、そしてその相互作用を動作の学習において考慮すべきという文脈で使われている。
(人材育成の文脈でも使われているらしい?)

Frans Boschは、著書"Strength Training and Coordination: An integrative approach"(邦訳として「コンテクスチュアルトレーニング:運動学習・運動制御理論に基づくトレーニングとリハビリテーション」がある)の中で、制約主導アプローチは3つの運動制御理論をつなごうとするものである、としている。
すなわち、

・情報をどのように処理するか?という観点から運動を考えるスキーマ理論課題taskとして、
・「環境」と我々生体の間で形成されるアフォーダンスが何をもたらすのか?という視点に立つ生態学的(=エコロジカル)アプローチ
環境environmentとして、
・生体を複雑系としての有機体とみなしたとき、それはどのような振る舞いを示すか?という視点に立つダイナミックシステム理論
生体organismとして、

それぞれの運動学習・運動制御の理論の相互性を示すものである、と述べている。

制約主導アプローチについての詳細は、以下の書籍を参照されたい。


また、上記の3つの観点の相互性という点では以下の書籍も参考になると思われる。


後述するBoschの理論を十分に理解するためにはこのあたりの理論の理解が前提となると思われる。


5-3.ディファレンシャルラーニング (differential learning)

ディファレンシャルラーニングは、動作の反復や修正無しに生じる変動を用いた運動学習であり、非線形的なアプローチとされる。(Schöllhorn et al., 2012)*5

より分かりやすい説明として挙げるのであれば、とりあえずBoschによる説明を参照したい。

……競技者は理想的なスポーツ動作に向かって、なるべく最適な道からそれないようにするため、学習過程はほとんど線形になりがちである。それゆえ、その学習過程は直線的であり、競技者は理想的なスポーツ動作への正しい道のりからなるべく外れないようにする。
一方で、ディファレンシャルラーニングにおいては、意図的に正しい道のりからそれるようにする動作は毎回、違う形で実行され、スポーツ動作とも異なる

(ランダム練習もそうであるが、)ディファレンシャルラーニングは、いわゆる"Repetition Without Repetition"(=繰り返し動作なしに繰り返す)というNicholai Bernsteinによる言葉を象徴する動作学習であると考えられる。

このような動作学習の方法は、動作の「柔軟性」、すなわち「条件や環境が変動しても一貫して行動できる能力」を身につけるために必要であると思われる。(Ranganathan et al., 2020)*6

このあたりは、Boschによるアトラクター/フラクチュエーターという概念の動作学習への適用と関連している。

Boschの理論について、ここで詳細に検討することはしないため、必要に応じて参照されたい。
(ストレングストレーニングについての理論に関してはその是非を検討する程の知識が無いため不明だが、特に中盤の運動学習・制御の理論に関しては非常に明快に説明されていると思われる)

一応邦訳も出版されているが、どうしても訳本では理解が難しい箇所もあるため、原著の参照推奨


6.今回のまとめ

今回は大きく分けて2つ、

・FMSについて、その利用可能性
・運動学習の理論と動作修正について

について検討した。


これはFMSに限った話ではないが、何かのテストを用いる際にはその基本原理を十分に理解する必要があると思われる。

また、手段にとらわれるあまり、「全てが釘に見えてしまう」ようなハンマー釘病に陥らないように注意する必要もあるだろう。


あくまでFMSはスクリーニングのシステムであって、身体活動に参加する前に「致命的にヤバい」人を明らかにするという役割にとどめるのが良いと思われる。


一方で、FMSに基づいてコレクティブエクササイズを考えるのであれば、どのように動作パターンを修正していくかを常に考えなければならない。

冒頭で提示したCookの書籍は、これらの修正について必要最低限のことは記載されているが、やはり運動学習理論については十全に理解しておきたいと感じる。


テストして終わりになったり、使うべき場面でテストの結果を有効に使えなかったりすることがないようにしたい。(これは主に自戒として)


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 ・脂質,ケトジェニックダイエット,栄養戦略
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 ・カフェイン

〈単発の論文レビュー〉
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【文献】

1. Bonazza, N. A., Smuin, D., Onks, C. A., Silvis, M. L., & Dhawan, A. (2017). Reliability, Validity, and Injury Predictive Value of the Functional Movement Screen: A Systematic Review and Meta-analysis. The American journal of sports medicine, 45(3), 725–732.

2. Frank, C., Kobesova, A., & Kolar, P. (2013). Dynamic neuromuscular stabilization & sports rehabilitation. International journal of sports physical therapy, 8(1), 62–73.

3. Mahdieh, L., Zolaktaf, V., & Karimi, M. T. (2020). Effects of dynamic neuromuscular stabilization (DNS) training on functional movements. Human movement science, 70, 102568.

4. Newell K. M. (1991). Motor skill acquisition. Annual review of psychology, 42, 213–237.

5. Schöllhorn W. I., Hegen P., Davids K. (2012). The nonlinear nature of learning-a differential learning approach. Open Sports Sci. J. 5, 100–112.

6. Ranganathan, R., Lee, M. H., & Newell, K. M. (2020). Repetition Without Repetition: Challenges in Understanding Behavioral Flexibility in Motor Skill. Frontiers in psychology, 11, 2018. 

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