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WE Love 女子サッカーマガジン 別冊

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女子プロサッカーリーグ・WEリーグを通して日本の女子サッカーの魅力を探っていくマガジンです。女子サッカー界唯一の業界誌 WE Love 女子サッカーマガジン #女子サカマガ の別… もっと読む
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固定された記事
世界最強アメリカ女子代表を応援していたのは誰か?誰のための代表チームなのか?

世界最強アメリカ女子代表を応援していたのは誰か?誰のための代表チームなのか?

FIFA女子ワールドカップ 2019フランス大会は、優勝候補筆頭のアメリカ女子代表が、圧倒的な力の差を見せつけて優勝した。決勝戦の会場はリヨン。6万人近くの観客を集め満員となった。チケットは発売直後にあっという間に売り切れた。FIFA女子ワールドカップ 2011ドイツ大会では、決勝戦のチケットは準決勝戦の開催途中まで購入できたのだから、この8年間で女子ワールドカップ が、いかに注目を集める大会にな

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4月の #女子サカマガを振り返る

4月の #女子サカマガを振り返る

いろいろありすぎたくらいの4月です赤い稲妻・清家貴子選手(浦和)が止められない、止まらない WEリーグ対戦相手の声から理由を考える 5つの重要証言

連続試合得点記録が止まらない清家貴子選手(三菱重工浦和レッズレディース)の何がすごいのかを対戦相手の声から探りました。いつも冷静な表情で、でも時折、笑みを浮かべて取材対応する姿勢に感謝。ミックスゾーンで囲まれるたびにプレッシャーを感じるはずですが、そ

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「マイナビ仙台レディース複数選手の登録承認」真の問題を探す取材

「マイナビ仙台レディース複数選手の登録承認」真の問題を探す取材

2024年3月25日5時にスポニチで記事が掲載されました。尊敬する記者のお一人が取材したスクープといえる内容です。この記事が掲載されなければ、今回の問題が世に出ることはなかったでしょう。

WEリーグとJFA マイナビ仙台が複数選手の登録を遅延も「大甘」の特例承認で既に出場https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2024/03/25/kiji/20240324

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朝鮮民主主義人民共和国(DPR KOREA)女子代表戦 サウジアラビア・ジッダ開催迫る TV中継はあるのか?

朝鮮民主主義人民共和国(DPR KOREA)女子代表戦 サウジアラビア・ジッダ開催迫る TV中継はあるのか?

二転三転し不確定情報が飛び交った女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024最終予選。第1戦(アウェイ)開催地が正式決定しないまま、2024年2月20日に、なでしこジャパン(日本女子代表)は成田から飛び立ちました。ドーハ経由、ドバイ経由いずれのグループも、21日にサウジアラビア・ジッダへ到着しました。

西芳照シェフも出発

西芳照シェフも旅立ちました。1ヶ月前は予想できなかった中東での

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今月の #女子サカマガ で女子サッカーを振り返る

今月の #女子サカマガ で女子サッカーを振り返る

WEリーグはウィンターブレイクに入っています。とはいえ、皇后杯 JFA第45回全日本女子サッカー選手権大会、第32回全日本大学女子サッカー選手権大会、第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会、さらには女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024最終予選……女子サッカーが途切れる時間はあまりありません。

WE Love 女子サッカーマガジン(#女子サカマガ)の注目の記事から女子サッカ

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WE Love 女子サッカーマガジンのリブランディング

WE Love 女子サッカーマガジンのリブランディング

あなたの考えを裏付ける、生の最新情報をWE Love 女子サッカーマガジンで入手できます。WE Love 女子サッカーマガジンは2020年10月1日にスタートしました。当初は、女子サッカー界唯一の業界誌として、女子サッカーチームに係る人……いわゆる関係者に読んでいただくことを強く意識して記事を掲載していました。

各所で関係者に活用いただいているWE Love 女子サッカーマガジン

おかげさまで

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Z世代の女子サッカー応援 Jリーグと異なる選曲も インカレ決勝は2024年1月6日(土)13時キックオフ

Z世代の女子サッカー応援 Jリーグと異なる選曲も インカレ決勝は2024年1月6日(土)13時キックオフ

決勝のカードは山梨学院大学vs早稲田大学に決定2023−24 WEリーグは2024年1月6日(土)に広島広域公園第一で開催される第7節・サンフレッチェ広島レジーナvsノジマステラ神奈川相模原で再開される。そして、同日、東京・味の素フィールド西が丘で、もう一つ、女子サッカーのビッグマッチが開催される。インカレ(第32回全日本大学女子サッカー選手権大会)決勝だ。

これまでの大学女子サッカーの常識を覆

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放映権、FIFA女子ワールドカップ、海外移籍……2023年 日本の女子サッカー ニュース・トップ10を振り返る

放映権、FIFA女子ワールドカップ、海外移籍……2023年 日本の女子サッカー ニュース・トップ10を振り返る

2023年はどのような一年でしたか。WE Love 女子サッカーマガジンの記事から一年間を振り返ります。夏にはFIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023が開催され、なでしこジャパン(日本女子代表)の躍進が話題となりました。あの頃の女子サッカーのニュースを思い起こしてみてください。あの騒動のことは忘れてはなりませんね。2023年は、WEリーグがサッカー界に一石を投じ、日本の

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WEリーグがマスコットの活動方針を発表「ウィーナは全てのホームタウンのスタジアムを回ることを目標にお出かけしていく」 11月と12月の #女子サカマガ

WEリーグがマスコットの活動方針を発表「ウィーナは全てのホームタウンのスタジアムを回ることを目標にお出かけしていく」 11月と12月の #女子サカマガ

2023年11月11日に開幕した2023−24 WEリーグは入場者数の面では好スタートを切りました。

第1節ではINAC神戸レオネッサが入場者数3千人超え(3千106人)。リーグ戦デビューとなったセレッソ大阪ヤンマーレディースも、雨天ながら、リーグ戦初のホームゲームで2千516人を集めました。現地に出向いたチェアの髙田春奈さんは「関西で女子サッカーの認知が上がる空気を感じた」と手応えを話していま

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WEリーグ取材は忘れられないだろう劇的ゲームから始まった WE Love 女子サッカーマガジン

WEリーグ取材は忘れられないだろう劇的ゲームから始まった WE Love 女子サッカーマガジン

昨日、2023年11月18日に開催された2023−24 WEリーグ 第2節はWE Love 女子サッカーマガジンとして初めての取材でした。WEリーグの試合会場で取材できるメディアは限られており、これまで、WE Love 女子サッカーマガジンは取材申請が可能なメディアとして認められていませんでした。これが、記念すべき、初取材の記事です。アディショナルタイムに決着する素晴らしい試合でした。

すでに、

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ラピノー選手引退 リスペクト溢れるNWSLチャンピオンシップ・ファイナル2023のテレビ中継

ラピノー選手引退 リスペクト溢れるNWSLチャンピオンシップ・ファイナル2023のテレビ中継

今シーズンで引退を宣言していたラピノー選手のラストゲームはNWSL(アメリカ女子プロサッカーリーグ)のチャンピオンシップ・ファイナル(決勝)という最高の舞台となった。所属チームのOLレインはラピノー選手のキャリアの最後を華々しく飾ることも目指して、ここまで勝ち進んできた。

しかし、そうは問屋が下さないのが性別に関係なくサッカー。ラピノー選手は試合の序盤にボールと無関係な場所で倒れピッチを去ること

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2023−24 WEリーグ開幕 女子サッカーの限界を超えた女子サッカーが始まる

2023−24 WEリーグ開幕 女子サッカーの限界を超えた女子サッカーが始まる

2023年11月11日、ポッキーの日。今シーズンのWEリーグが始まりました。私は相模原ギオンスタジアムに向かい、キックオフの直前に到着。これまでの相模原ギオンスタジアムと比べるとメインスタンドの埋まり具合に驚きました。1,200人を超える、まずまずの入り。調べてみると、他の2会場も昨シーズンの平均を上回る入りで好スタートを切ったようです。

ノジマステラ神奈川相模原は昨シーズンとカップ戦の低迷が嘘

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女子サッカーの魅力を一緒に伝えてください(募集)

女子サッカーの魅力を一緒に伝えてください(募集)

FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023のグループステージで、なでしこジャパン(日本女子代表)は2連勝。無失点の勝ち点6を獲得しノックアウトステージ進出を決めました。この模様はN H K B S1(テレビ)とF I F A+(ネット)で中継され、多くのサッカーファンがFIFA女子ワールドカップの面白さを感じました。N H Kで行われた定例メディア総局長会見で中嶋太一理事

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2022−23 YogiboWEリーグの取材を振り返る

2022−23 YogiboWEリーグの取材を振り返る

2023年6月10日の最終節で2022−23 YogiboWEリーグが試合の全日程を終えました。今シーズンは、WEリーグ公式戦の記者席での取材はできなかったものの、JFAハウスでのプレスカンファレンス出席、FIFA女子ワールドカップのトロフィーツアーでの澤穂希さん、宮間あやさん、なでしこジャパン(日本女子代表)の公式戦の記者席、JFA主催試合である皇后杯 JFA全日本女子サッカー選手権大会の記者席

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