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【負荷は必要、プレッシャーは不要】

今日は

『負荷は必要、プレッシャーは不要』

について考察していきます。

私は学生時代の頃
学校教育や受験勉強に対して
強い抵抗感を抱いていました。


周囲に

「教科書を見ているだけで眠くなってくる」

「何でつまらない授業ばかりなんだろう」

「もっと楽しくて面白い事をやりたいなぁ」

etc

平然と呟いていました。


常識やルールを大切に
遵守する人からすれば

「ワガママで自分勝手過ぎる生意気な学生だ」

「つべこべ言わずに黙って授業を受ければ良い」

「義務教育だから学校に通うのは当たり前ではないか」

etc

頭に血が上って
怒鳴るかもしれません。


学校教育や受験勉強も
賛否両論があります。

長所としては

「集団生活で他人と協調する事を学ぶ事が出来る」

「規則やルールを遵守する事を覚える」

「知識を習得する事で記憶力が定着する」

etc


短所としては

「積極的に主体性を発揮する事が出来ない」

「自らの頭で思考して新しい事を創造出来ない」

「与えられた事や決められた事しか出来ず
 斬新且つクリエイティブな事を生み出せない」

etc

それぞれ良し悪しがあります。


また大好きな剣道においても
小さな大会の決勝戦で
何度か手痛い敗北を喫すると
自信を失っていた事がありました。

「代表戦で出場しているにもかかわらず
 あと一歩のところで打たれてしまう」

「得意技で決めようと仕掛けるも
 読まれているかのようにかわされる」

「勝ちたい欲が強く出過ぎて
 焦って飛び込んで応じ返される」

etc

のめり込んでいた剣道で
優秀な成績を収められない
となればどうすれば良いのか
悩みに悩んでいました。


上記の問題点で共通している事は
全て「プレッシャー」
かかっている事です。

仕事、学習、スポーツ等の場面で
最大の敵となるのが
「プレッシャー」です。


プレッシャー【pressure】
圧力。特に、精神的圧迫。
                              goo辞書

人間はプレッシャーを受けると
脳が萎縮して学習機能が低下します。

仕事、運動、恋愛でも同様です。

極限にまで緊張した状態では
自分の才能や能力を発揮出来ず
宝の持ち腐れになります。


プレッシャーがかかる時は
恐怖モチベーションにより
IQが下がった状態で
誤った判断をしがちです。


例えば

「試験や受験で悪い点数を取ると
 落第や不合格になるので
 絶対に失敗したくない」


「部下の言動や行動に問題がある事を
 正直に指摘すると反発を招くので
 嫌われたくないゆえに伝えたくない」


「恋人にスケジュールを把握されると
 監視されているような氣がして
 自由な時間を支配されたくない」

etc


ネガティブな要因が働く事で
心身共に疲労困憊に陥ります。

恐怖や不安を抱えると
義務感で動くようになるので
常にフラストレーションが
蓄積していきます。

そう考えると

「学校教育」

「受験勉強」

「会社のキャリアパス制度」

etc

プレッシャーの典型例です。


与えられた事や決められた範囲内で
1つの参考指標やツールとしては
役立つかもしれませんが
創造的な事には活かせません。

これも使い方次第です。


ではどうすれば
プレッシャーを受けずに
進化向上する事が出来るのか。


それは

負荷をかける


です。

負荷とは
1 任務を負うこと。また、その任務。

2 子が、父の業を受け継いでその任を果たすこと。また、その仕事。

3 発生させた電気的、機械的エネルギーを消費するもの。
  また、その消費量。
  真空管回路における抵抗や、機械設備が消費する動力など。
                              goo辞書


プレッシャーと
変わらないように思えますが
似て非なるものです。

負荷をかける時は
自分の目的を理解して
希望モチベーションで動きます。


例えば

「恋人に惚れ直してもらうために
 食事制限、筋力トレーニング等をして
 3ヵ月間で10kgダイエットを達成する」


「自分が広報部長として宣伝活動する事で
 より多くの企業から注目を浴びて
 自社が好意的に評価される」


「自分が地域社会のリーダーとして
 責任を持って統率していく事で
 日本全体に良い影響を与える事が出来る」


etc

自分の得たい結果は何かが
明確になっているので
軸がブレる事もありません。


但しプレッシャーも
目的を持って
主体的に取り組めば
良い方向に作用します。

ある程度自分を追い込んで
限界突破しようとする状態であれば
意図的にプレッシャーをかけて
乗り越えても良いと思います。

『限界突破すれば確実に進化する』参照。


あくまで自分自身が
コントロール出来る状況下で
取り組める事が前提です。

セルフマネジメントが
出来ていない状態で
プレッシャーをかけても
苦痛になるだけです。


個人的には
プレッシャーを他者や周囲から
かけてもらう事ではなく

自分でプッシュして調整しつつ
波乗りをしていくような感覚で
楽しんでいく事が良いと思います。


プレッシャーが
マイナスに働く要因は
他者や周囲と比較競争
している事です。

つまり
ステータスゲームに
没頭しています。


そんな時は
言葉のリフレーミングで
視点を変えていきます。

「強烈なプレッシャーがかかる」
     ⇓
「自分に負荷をかけて持ち上げる」


後は真の目的を
問いかけ直す事です。

「何の為に学習をしようとしているのか」

「会社で広報活動する本当の目的は何か」

「なぜ自分がリーダーシップを発揮して
 影響力を与えようとしているのか」

etc

自分が実践する事に
フォーカスします。


プレッシャーを解放する方法は
「リラックス」する事です。

意識的にリラックスを心掛けて
緊張を解いていく事です。

遊び心とユーモアのセンスは
どんな場面でも欠かせません。


負荷をかけつつも
心に余裕を持って
楽しんでいきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたにとって
「負荷」となる事
「プレッシャー」となる事を
教えてください。

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