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中村尚人先生

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#ヨガ

【マガジン】ヨガの目的を持って指導にあたる

【マガジン】ヨガの目的を持って指導にあたる

「何のためにヨガを指導していますか?」

意外とこの質問に即答できる指導者は少ないのではないでしょうか。

自分がヨガで救われたからそれを共有したい

家族や身近な人の健康のために

会社の同僚のストレス解消に

仕として、、、

何かしらのモチベーションがあるからヨガを伝えているのだと思います。
でもそれを言語化して、常に初心として意識できているか、、、。

ひたすらアーサナを深めて、曲芸のよう

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【マガジン】ヨガのポーズ(アーサナ)の入り方を再考しよう Part2

【マガジン】ヨガのポーズ(アーサナ)の入り方を再考しよう Part2

ヨガのポーズは一定の姿勢を2分程度維持することが基本です。
姿勢法ですから姿勢のアライメント(関節の動きや部位の位置関係)などが重要なのはいうまでもありません。
しかし、その姿勢に入るまでは動きであり、どうやってその姿勢になるか、またはどうやってその姿勢から戻ってくるかも重要です。

今回は、このポーズへの特に入り方について、いくつかのポーズをピックアップして考察してみたいと思います。

ウッティ

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【マガジン】シニアヨガ「実践編」の資料をシェアします

【マガジン】シニアヨガ「実践編」の資料をシェアします

前回、アーサナ塾オンライン講座、シニアヨガ「概要編」をシェアしましたが、今回は、「実践編」の資料をシェアします。

概要編でも実践は紹介しましたが、より実践に重きをおいて行った講座です。
ですので、資料だけをみても中々細部までは理解しづらい部分もありますが、それでも資料としてまとめた部分はざっと把握するには適していますので、ぜひ参考にして下さい。

もちろん講座自体に興味が出た方は、アーサナアナト

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【マガジン】シニアヨガ講座「概要編」の資料をシェアします

【マガジン】シニアヨガ講座「概要編」の資料をシェアします

先日開催されたシニアヨガの概要編の資料をシェアします。

僕自身現在「シニアヨガ」と銘打って実施しているクラスはありませんが、理学療法士として12年間の臨床では、ほとんどが高齢者の方でした。
また老人保健施設やデイサービスなども経験し、ケアマネージャーの資格も有していたこともあり、僕なりのシニア向けのヨガならここがポイントというものをまとめ、オンライン講座でお伝えしました。

ご好評いただいたので

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【マガジン】ヨガシークエンスの解説「座位・四つ這い編その1」

【マガジン】ヨガシークエンスの解説「座位・四つ這い編その1」

Youtubeで、ヨガのシークエンスを載せました。

実はこれ、運動不足な僕の友人向けに作ったもので、編集の手間のかからないように音楽なし、コメントなしで淡々と動いている動画です。

本来ヨガは無音で粛々と練習するものですから、参考とするならこれでも十分なのかもしれませんが、せっかくなので、マガジンの読者の方向けにはアーサナの解説をしようかなと思います。

一発どりで、ほぼ閉眼で赴くままに動いてい

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【マガジン】アーサナの効果を引き出すには「待つ」ことが必要

【マガジン】アーサナの効果を引き出すには「待つ」ことが必要

アーサナの効果には、筋力増強や柔軟性の向上、呼吸機能の向上などがありますが、それらはフィットネス的な側面からの効果です。体を動かすことは当然、筋力を使いますし、関節を動かします。胸郭もたくさん動かせば呼吸のコンプライアンスも向上して機能が高まります。

しかし、ヨガとして特に着目すべき効果は実はそこではありません。

それはヨガが目標とする「心の制御」に関することです。

【心を鎮める】私たちの心

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【マガジン】安易に答えてはいけない質問

【マガジン】安易に答えてはいけない質問

「この不調はヨガ続けていれば解消されるのでしょうか?」

「この痛みは治りますか?」

「どんなポーズをすれば私の症状は改善されますか?」

「なぜ関節が痛いのか教えて下さい。」

これらの生徒さんからの質問には安易に答えてはいけません。

左右差について、なぜ気になるのか

左右差について、なぜ気になるのか

よくヨガの指導をしていると、以下のような意見を聞きます。

「右の股関節は開くのですが、左はどうもダメで、、、。」
「左は楽なんですが、右肩がいうこと聞いてくれないんですよね、、、。」

つまり左右差を気にされる方がたくさんいます。

気になりますよね、確かに。でも、左右差はぶっちゃけあってはいけないものなのでしょうか?

【必然の左右差】左右差は、実は馬などの四足動物にもあります。走り始める足が

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「力強く=頑張る、踏ん張る」という勘違い;柔らかくそして最高に強い取り方とは?

「力強く=頑張る、踏ん張る」という勘違い;柔らかくそして最高に強い取り方とは?

アーサナを取る時に、力強さを意識することもあるでしょう。戦士のポーズなど名前にすでに力強さを含んでいるものもあります。

アームバランスやハンドスタンドも力強いアーサナ の部類でしょう。

では力強いアーサナは「頑張る感じ」でとればいいのでしょうか?

【アーサナは快適】「アーサナは安定し快適でなければならない。」とヨガスートラにあります。それは坐法を指す解説ですが、ハタヨーガのアーサナも同じく快

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インストラクター業は登山のガイドに関連させると役割が分かりやすい

インストラクター業は登山のガイドに関連させると役割が分かりやすい

僕は学生時代に、夏休み登山ガイドのアシスタントのバイトをしていました。登山部だったのでそれがこうじて、好きな山に仕事で登れるなんて最高!という思いで関わっていました。

今はヨガやピラティスのインストラクターもしていますが、この時の経験がとてもいきていますし、周りのインストラクター業の方々がどこまでプロ意識を持って仕事に当たっているのか疑問を感じることがあるので、敢えてガイド業とインストラクター業

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ヨガの指導は「何のための指導」か?

ヨガの指導は「何のための指導」か?

ヨガのクラスを持って指導する立場の方にとって、ヨガを指導するとはどういうことなんでしょうか?

ヨガのインストラクター資格は取ったけど、道に迷いそうになっている方もいると思います。今回はとっても大事だけど、意外と誰も教えてくれない根本的なことを話したいと思います。

【ヨガが先ずある、ではない】「ヨガをはじめてとても心身ともに整って人生が楽になったように気がする!」

「ヨガは今までやたスポーツや

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