左右差について、なぜ気になるのか
よくヨガの指導をしていると、以下のような意見を聞きます。
「右の股関節は開くのですが、左はどうもダメで、、、。」
「左は楽なんですが、右肩がいうこと聞いてくれないんですよね、、、。」
つまり左右差を気にされる方がたくさんいます。
気になりますよね、確かに。でも、左右差はぶっちゃけあってはいけないものなのでしょうか?
【必然の左右差】
左右差は、実は馬などの四足動物にもあります。走り始める足が決まっているそうです。
人の四肢の左右差は実は必然です。
すごい速いボールが自分に向かって突然飛んできたという状況を想像してみて下さい。さぁあなたは、どちらの手でそのボールを払いますか?
普通は「利き手」ですよね。
では、もし利き手というものがなく、手に左右差がないと仮定しましょう。突如として飛んでくるボールを把握したときに、どっちの手を使おうかな?と考える余裕はあるでしょうか?
四肢を左右持っている動物としては、考えなくても優位に使う方を決めておいた方が有利なのです。
つまりは、左右差は必然的に存在します。
実際、脳も左右差があります。
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