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「分かり易い説明」と気付かれにくい工夫配慮《後編》

 《前編》の冒頭で述べた【仕事上、〔説明〕を聴取する機会が多く、的を得ない話をこちらが”翻訳”させられがち⇒当方の〔類推〕〔洞察〕スキル向上の一因となっている💪】の話からの想起、へと続きます。

 

 昔、海外現地法人からネイティブが日本語でかけてきた電話。当方が受けた際に、心掛けていた要点💡

 それはとても簡単なこと☝
 やさしく丁寧に話してあげる。

 模範的な、辞書的で日本語の教科書に載っていそうな(想像💦)、もちろん関西弁ではなく。そして何より、ゆったりと早口にならず。

 

 機会は(仕事の)電話に限ったことではないですね。
 駅や街中には訪日外国人が多数👲また、短期滞在者ばかりではありません。「見掛けることはあっても対面することはないような関わり」止まりかもしれませんが、昔より接する機会(おそれ?w)は増えていることでしょう。

 コミュニケーションをとることへの積極性に差はあれど、もし会話するに至った場合に、「こうでなきゃならない」「こうした方が良いに決まっている」と、こちら目線で決めつけてしまって振る舞うことがむしろ逆効果である・・・となりがちな論点については、もう少し深掘できそうですね💡
※ここでは、専門家によるお作法の指南などではなく、各自の心掛けとしての気付き提案です📖

貴方は既に思考拡張できていますか?

 

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◆英語で返すべき、と思い込んでしまう🙅🏻‍♂️
 「英語よりもむしろ日本語の方が得意」という外国人の割合は、私たちが想像するよりも高そうです。特に〔居住者/在留外国人〕である場合は顕著ですね。どうやら、7割が「簡単な日本語なら分かる」とアンケートに答えているそうです。
 そもそも、英語を母国語としている人の割合はかなり小さいことにも既にお気付きでしょう。

 こちらがそこそこ英語に堪能であったとしても、大してこなせもしないのに頑張って英語を話そうとしてお互いに”まごつく”なら尚更、『やさしい日本語』に努めるのがスムーズであることが多そうです。

 

◆丁寧な表現はむしろ難しい/敬語はもってのほか🙅🏻‍♂️
 フランクに/くだけた表現の方が、上手く伝わりそうです。
 例えば、「どちら」よりも「どこ」。「可能ですか?」⇒「できますか?」
※以下で述べますが、〔丁寧〕とは「です/ます」調のことではなく、これらはむしろ有効☝

◆長い文にしない。「です/ます」を入れ、"。" で文を区切る🙆
~先日の記事での指摘:『‥ ていて~、‥』 系はもってのほか🙅🏻‍♂️

◆省略しがちな〔主語〕〔述語〕〔目的語〕を敢えて含める、という点では”長ったらしい”文に🙆
~本稿冒頭で触れた領域にも改めて言及しますが、仕事の〔報告〕や〔説明〕において、(ICT系の話題なら一層、)省略はタブーで、くどいくらいに添えておくスタンスがむしろ有効です。さらに言うなら、出来事の時系列が分かる「いつ」を略すことも混乱のもと(~_~;)

 --- 他にも臨機応変な工夫点はさまざまありそうです💡

 このように、日本語を母国語としていない人には特に、《易しい》かつ《優しい》言葉を心掛けたいですね!

 

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 仕事の相手、同僚や友人でなくても、街で遭遇しがちな外国人との会話機会があれば・・・ちょっとした心掛けで、充分に大人になった”今更ながら”、【落ち着いて言葉を選んで話すことの練習】になるように思うのです。
~勉強を他者に教えることで知識(というか理解!)が脳内整理できることにも繋がる、という展開にも類似しています。

 【対・外国人】にクローズアップされましたが、仕事や日常生活における〔伝達〕場面でも共通していますね!

・余分な語句は交えずに、
・相手にとって耳馴染みである(と思われる)語句を選出して、
・語順を整えて、
・要件に最短で辿り着けるような発言・説明
が望ましいのですが、あいにく、特に仕事場面において不確実で”おぼつかない”振る舞いが多いと感じます。 ~《前編》の冒頭の例など

 そうして、成果や相互満足向上への道のりが遠くなってしまっていることを日々痛感しているので残念に思います😩

 

さて、この提起例からさらに、
貴方が連想した事柄は何でしょうか?

『盲導犬に話しかける用語』って、すごく深く考えられているみたいですね。英単語でシンプルに、男女差が無いフレーズ、方言による差は無し、などなど😏 

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