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Tabi:Sara

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タビサラ(旅皿)。小さな旅、人と料理を求めてカメラをもって伺います。
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記事一覧

麹料理 by mariさん(Tabi:sara第6回)

麹料理 by mariさん(Tabi:sara第6回)

「今日は麹料理なんです!」
と、案内されたキッチンでmariさんが言った。

案内されたのは、きれいに片付いたダイニングキッチン。
そこはmariさんが主催している料理教室のキッチンだった。
韓国料理やパンなど、様々な講師の方を招いておこなう料理教室だ。

麹とは?
僕の麹の知識はほとんどない。米と菌というキーワードくらいしか出てこない。自分では使ったことがない麹。そういえば、ちょっと前に塩麹とか

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いちごのケーキ by hibikiさん(Tabi:sara第5回)

いちごのケーキ by hibikiさん(Tabi:sara第5回)

今回はケーキ。
hibikiさんは「お菓子のお家hibi」という屋号でケーキを販売されているプロだ。
今回お願いしたところ、「ケーキでいいのなら……」ということで引き受けていただいた。いいのならというか、商品なのでこちらが申し訳ない。

僕はちょこちょこ料理はするのだが、お菓子作りはほとんどやらない。
今回の撮影のうちあわせで、「ナッペするところからでいいですか?そこまで準備しておきますね」といわ

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なめらかプリン by かおりさん(Tabi:Sara第4回)

なめらかプリン by かおりさん(Tabi:Sara第4回)

今回は初のスイーツ。
なめらかプリンだ。

今回、作っていただけるのは、かおりさん。
特注のピンクのリボンのエプロンが良く似合う女性だ。

実はいきつけの洋服屋さんで、モデルも頼まれたりして、かっこいい写真をSNS等にアップされている。
そんなかおりさんだが、普段は市販のウェットティッシュの容器をデコレーションしたり、クッキーを作ったり、いろいろ好きなことがあるそうだ。

伺ったときも、テーブルに

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いなり定食 by 有紀さん(Tabi:Sara 第3回)

いなり定食 by 有紀さん(Tabi:Sara 第3回)

今年の夏、イベントで知り合った有紀さん。
七宝アクセサリー作家であり、農業を営んでおり、漬物も販売する。一見、何者?と思ってしまう有紀さん宅にお邪魔した。

こんなものしかできないけど・・・と提案していただいたのは、ご家族の定番のいなり寿司など。
自分がいなり寿司は作ったことがないので、楽しみだ。

訪れた時には、油揚げを炊くなど、下準備は終わらせていただいていた。

いなり寿司は3種。
1種目は

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ポルチーニとキノコのリゾット by みほさん(Tabi:Sara 第2回)

ポルチーニとキノコのリゾット by みほさん(Tabi:Sara 第2回)

「ポルチーニっていい香りでしょう」と教えてくれたのは、今回お世話になった、みほさん。
第1回のゆかりさんから紹介いただいた方だ。

玄関から顔を出されたみほさん、とても優しい雰囲気の持ち主だ。
若い頃は県外に住まわれていたそうだが、県外で出会ったご主人も熊本出身で、熊本に戻ってこられたそうだ。

今回はポルチーニを使ったリゾットを作っていただける。
僕はポルチーニを使ったことがなく、まず、その香り

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スペアリブ煮込み by ゆかりさん(Tabi:Sara 第1回)

スペアリブ煮込み by ゆかりさん(Tabi:Sara 第1回)

Tabi:Saraはタビサラ。漢字で書くと旅皿。

僕の大好きな、人物写真を撮ること、料理写真を撮ること、人と触れ合うこと、美味しいものを食べること、このすべてを集約した僕のワガママな企画。

僕にとって「旅」に欠かせないのは、写真を撮ること、食べ物、知らない地での出会いだが、お宅にお邪魔して料理を作ってもらい、料理の話を聞きながら写真を撮らせてもらうという、小さな旅。

記念すべき第1回目は大竹

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