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化学テーマ学習(第4~7回)

今回は、化学テーマ学習の第4~7回の内容について報告します。

前回の内容はこちらです。

◯小テスト
「チーム内学習」では、ジグソー型学習の形を取ったため、自分の分担した内容以外はほぼ話を聞いていただけの状態でした。
ある程度の知識を抑えた上で実験の計画に入って欲しいと思い、成績には考慮しない小テストを実施しました。
実際に実験をやっていく中で知識は入っていくだろうと信じて、ここでは軽く要点を確認するために選択式の問題としました。

小テストの一部

◯テーマ学習の計画
小テストが終わったら、いよいよ本題であるテーマ学習のスタートです。
Google classroomでは以下のような課題を出しました。

課題の内容
課題提出の手順

まずは、テーマを考えます。
今回のテーマは『沸点の違いから、「   」をつくる』です。
この「   」に入る言葉を班で考えて埋めます。
生徒は、「えっ、どういうこと?」、「何がつくれるの?」と最初は困惑している様子でしたが、教科書、PC、自分たちでつくった要約資料などを参考に情報を集めながら、話し合いを進めていきました。

面白かったのは、どのクラスも誰か一人が「沸点って物質によって違うの?100℃じゃないの?」と鋭い質問を投げ掛ける生徒がいて、「じゃあ色々な物質の沸点を調べてみよう」というような流れで、実験を計画する上で欠かせない視点に気づいていたことです。
そして、近くの班の生徒が聞き耳を立てていて、「なるほど!」と他の班にも情報が広がり、何をやればいいのかはっきりしてきた様子でした。

◯計画の提出
あまり時間に余裕がない中でしたが、薬品を扱ったり、ケガや事故などのリスクを伴う加熱を行う班も出てくることが予想されたので、一度計画書を提出してもらい、私の方で安全性を確認して返却をしました。
そこでのコメントをもとに、修正を行い、計画書は完成。
時間に余裕のある班は当日役割分担したをするなどイメージトレーニングをしていました。

次回は、実験本番です。

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