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小柳とかげ
2022年2月20日 20:23
もうやめよう微かな希望ばかり見て自分の持ち物を投げ捨てるそんな苦しみを愛してしまうのはどうしてなの輝きに目がくらむ生きるって苦手だ震える胃が全身を嬲る止まらない鼓動やめてしまえたら楽なのに写真詩集第2弾 秋版『蛇行する夕焼け』の収録予定作に作品です。今、一生懸命作っております。多くの人に手に取って貰えたらいいなぁ。こちらで出来次第販売を始めますのでよかったらブッ
2021年12月13日 19:15
この空の下で生きてきた無視をされて無かったことにした日も消えた上靴の居場所も走って逃げたあの夜も泣きながら登校したあの朝焼けも全てはここにあったきっとみんないる私を傷つけた人も私を責めた人もずっとここにいる目を背けてきたつもりは無いだけど少しずつ傷から逃げてきた逃げ方を教えてくれたこの歌が私に消そうとしたものを浮かばせた止まってばかり道をはずれてばかりそれでこそ
2021年12月11日 19:23
いたずらに始まったその熱は過去の人の途切れた思い夢の出来事は思い出になっている丸窓から飛び出したカエルのような突飛な日々こそが人生かもしれないのにみんな現実じゃないって言う君もそう思うかい?写真詩集の『冬』の制作を始めました。前作『はみ出す青』は、夏から秋にかけてのものでした。なので、今作は秋から冬にかけてのものにしたいと思っています。今回はフィルム写真のみでお送りし
2021年11月27日 21:10
言葉は痛い書き残したルーズリーフは途切れたまま君の読む本のタイトルを知ることは無かった投げかけた挨拶は消えていくずっとは無いこの時間筆圧は強くなる君の言葉を考える机に書かれた誰かのボヤキ私はそんなこと出来ない書き残せるほど少ない想いじゃない言葉は痛い君にはあげられない
2021年9月28日 21:45
滑り台の下に置かれたカバンたちどこかから聞こえる工事の音待ち合わせ場所だったカーブミラー蘇るようになぞるように風になる自転車はキィキィ鳴るけどそれも全てこの秋の奏でる一部でふと生きた感覚が指先に鼻の先の冷たさをすぐに忘れる秋のいつの日かを思い出すときこの目に映るものが息衝いていたことを理解するのだろう