はかせ

日々のいろいろをキャリア視点で眺めます。キャリアと関係ないことも。現在9割学校内でキャ…

はかせ

日々のいろいろをキャリア視点で眺めます。キャリアと関係ないことも。現在9割学校内でキャリア支援。キャリア技能士2級、国際コーチ連盟(ICF)プロフェッショナルコーチ。対人支援歴11年

マガジン

  • キャリアコンサルタント

  • キャリア教育/探究の時間 学校現場より

  • 高校生へ

  • 世の中のあれこれ

    総合的な探究の時間…で、生徒にとってより良いディスカッションパートナーになるためにコツコツ学習中。新聞で気になった記事から、より深め、アウトプットしています。完璧とは程遠い記事の出来であるがゆえの良さを活かして…読んでくださるあなたに「問い」が残り、互いに成長できたら幸いです

  • 通勤時間・往復2時間

    毎日片道1時間半(電車約1時間)、往復2時間の電車時間を使ってのインプットをしっかり記録

最近の記事

何も求めない、ただ今ここから生まれる癒し(リトリートより)

「何も生産しない1日、成果もない1日にご参加頂きありがとう。 と、プラムヴィリッジのお坊さん。 マインドフルネスワンデーリトリートに参加しました。会場は、私の生まれ育った場所の近くのお寺。 そんな場所だからか、小中学校の頃の記憶の断片が私の心に甦る。 正直、いい思い出なんてなくてなんなら恥の方が多くて 「あの時はよかった」なんて振り返ることもなければ、 その幼い頃から「さっさと大人になって自立したい」って思ってた。 だからリトリート中に思い出したとて、私を幸せにするより

    • 大学サービスへの違和感からキャリア教育を考える

      「基礎学力 大学がサポート」という記事を読んだ。 総合型選抜などは年内に進学先が決まり、3学期は勉強をしなくなってしまう。その時に学力が下がる…だから大学でサポートしましょう。って話。 ……正直違和感。 いや~~。確かにその3か月は大きい。 大きい、が、基礎学力サポートしなきゃいないなんて高校の間もおそらくそこまで頑張ってないでしょう??? 高校時代自ら頑張れなかった人は、大学は言っても無理だと思うんだけど‥。 (いや、一部、大学で学問に目覚める人はいるだろうとは思うし、

      • 嫌なことはしなくていい?

        自分の気持ちに正直に生きたらいい。 嫌ならやらなきゃいい。 私たちは、あまりに「こうして当たり前」「〇〇すべきである」という教育を受けて自分で考えることを放棄してしまっている。 「自分のこころ」がわからなくなってしまっている。 だから、嫌だと思うことはやらなくたっていい。 自分を優先したらいい。 本当に心が動くことをしたらいいんだ。 …と、言うのが昨今のトレンドな気はする。 言っていることはごもっともな気がするんだけど…いやいや、それは誰にでも、どんなタイミングにでも

        • 学校が開かれないのは。

          この仕事をスタートする前に確信に近い形で、未来の学校に必要なこととして考えていたのが、 学校をオープンにすること(外部の力を借りて学校運営をする!) 働く人(教員)の仕事への誇りを取り戻すこと だった。 それで、実際に現場に入ってみてそれは間違っていなかったと確信している。 いや、そもそも私が考える2つは当然でしょってレベルなんだけど、それが実現していないのはなぜか、何が障害になっているのか? どうしたらできるのか? そんなことを肌で感じ取れる距離いることができた。

        何も求めない、ただ今ここから生まれる癒し(リトリートより)

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          17本
        • 高校生へ
          3本
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          11本
        • 世の中のあれこれ
          8本
        • 通勤時間・往復2時間
          1本

        記事

          「私だからこそ」の発見

          私のできることなどたかが知れていて、私ができることは誰にだってできるし、もっと言えば「私こんなことしてます!」っていったところで「そんなこと誰でもやっているよ」と言われそう。 そのくらいふつう。 それでも、「私だからこそ」をたまに発見する。 今日、とあるプロジェクトを抱えている先生とお話をしていた。 なんやかんやお話をして、 「あぁ、なんかクリアになった! なんだろう。これまでこの件、誰と話していても混乱するだけだったのに!!」 ちなみに私は、アドバイスもしていないし

          「私だからこそ」の発見

          お経を聞きながら。

          年末に高野山に来ています。 壇上伽藍、金剛峯寺、奥之院、定番を1日目。 海外の方、多かった! 年末は入館料無料で、高野山・世界遺産チケットの特典使わなかった。 さらに、お店は休みが多く使わなかった。 もっというと、ほとんど歩いたから使わなかった。(帰りはケーブルカーにも乗らず、歩いた) さて、せっかくなので宿坊に泊まりました。 そして朝夕のお勤めに参加。 夕方は瞑想。 やっぱりこれは習慣化したいですね。 朝はお経。 私は事前に父の供養をお願いしておりました。 目を

          お経を聞きながら。

          「私ならできる」の悪

          ばっかじゃないの と、思うことがまぁまぁ起きている。 その言葉の裏には、呆れ、怒り、もどかしさ…というような気持ちがあるのだけど、そこに 「私ならそんなことしない」 なんなら 「私ならもっと上手くできるのに」 という考えが隠れていたりする。 例えば、学校で起こる悲しいニュースに、 なんでそうなったの。 どうしてこうしてくれないの。 そこにも【私ならできる】がある。 当然ながら、その【私】が当事者になった時そう簡単にはできないことがわかる。 今年の夏の終わり システ

          「私ならできる」の悪

          DXハイスクールからお金の使い方についての提案

          高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール) という情報が、現場に降りてきた。 令和5年度補正予算が通ったとのこと。 1校1000万円。1000校程度とのことで100億円。 1000校と言うと、5校に1校助成してもらえるという計算という。 …さて、これを有効に使える学校はどのくらいあるのだろうか。 …有効に使うために考える時間はあるのだろうか。 ほとんど『ない』というのが、答えかと思う。 私がもしこのお金の使い道のデザインをして良いのなら、予算の一部をまずコンサル

          DXハイスクールからお金の使い方についての提案

          話し方がうまくなるために必要なこと

          久しぶりにスピーチ・プレゼンテーションの講座を受けてフィードバックをもらいました。 こういう機会をもって思うのは、圧倒的アウトプット足りない! ってこと。 ブログを毎日書いていた時は、ある程度のテーマを持ってこられても話ができました。 というわけで、note再開してみました。 今日、聞かれて思い出したのですが、私、結構スピーチとか話し方講座って参加していました。 遠い昔は、ラジオパーソナリティ講座を受けたなぁ…とほんのり思い出す。スピーチのパーソナルトレーニングも受け…

          話し方がうまくなるために必要なこと

          天下取りに必要な2つのこと

          大河ドラマ「どうする家康」 地元びいきってところから入ってはいますが…面白い! 後々、天下を統一する家康公ですが、その道のりはまだまだ長い。 その長ーい道のりの中の今の舞台は【岡崎】 ここを丁寧に描くところが家康を神のように、ブランドのように扱わず好感をもてる。 今回は、三河一向一揆。 家康のダメさ具合が出るところ。 民を大事に扱わない。 家臣を大切に扱わない。 強引で理不尽。 天下人も、生まれながら天下人ではないのですね。 そこが素敵だ。 家康は、この若い時に

          天下取りに必要な2つのこと

          自称カウンセラーの特徴

          以前から思っていたんだけど、自称カウンセラーが多い。 コンサルタント、も。 自分の経験を一般化してカウンセリングをしている人はまずカウンセラーとは言わない。 子育て系は特に多い上に、支援が逆効果になることも多いのではないかな。 夫婦関係、受験…… まず、その人たちをカウンセラーとして認められないのは、少ない経験を一般化して良いのか、という話。 子育てをしていると言っても、多くて数人の経験よね? 保育士だとしても、親ほどの関係ではないし。 ヒットする人もいるけど、全

          自称カウンセラーの特徴

          娘、入試1か月前。親のマインドセット

          娘の高校高校入試終了! 当日は、ずっーと胃が痛かったわ〜。 信じて待つしかないんだけどね。 それにしても、子どもの進路選択(受験)の際には、子どもも成長するけれど、親も鍛えられますね。 入試一ヶ月前、娘に対して「スケジュール見せろ」「毎日やったことを見せなさい」など、彼女を管理をしようとして、泣かせた。 娘の抵抗を受けながら、自分の中に起こることを観察してみるとすぐに気が付くのは、 この「勉強の管理」は、娘のためではなく、私のためだということ。 この行動に駆り立て

          娘、入試1か月前。親のマインドセット

          なぜ1級キャリア技能士を目指すのか?

          夜の時間はゆったりした✨ ここ一ヶ月はほぼ毎日ロープレ練習だったので、この余裕が嬉しい😆 夜にロープレ、翌朝の通勤電車の中で録音聴いて、改善点・学びを記録して、またロープレ。 仲間内でロープレ練習をしつつ、一級技能士の方にコンサルティングもしてもらっていたので、学びサイクルがいい感じに回りました。 日々、気づき、成長の実感を感じることは幸せなことだ。 気づきの中でも、「なぜ私は一級キャリア技能士を目指すのか」という問いの答えが少しずつ見えてきたことは、モチベーションに

          なぜ1級キャリア技能士を目指すのか?

          起きていることを「自分事」とする。~キャリアプロフェッショナルのスタンス~

          本日もキャリアの学びです。 この講座(筑波大学 キャリアプロフェッショナル養成講座)がスタートしたら、この学びをちゃんと記事残す! と、思っていたのだけれど、毎回の講座での学びが深く、ちゃんと書き残したいという気持ちで、結局書けず…… でしたが、今更ながら少しずつアウトプットしていきたいと思う。 まずは記憶の新しい本日の学び。 今日はスタートから、なかなか手厳しい先生。 「皆さんの(組織開発についての)振り返りを聞かせてもらって評論家のようだと思った。もっと積極的に関わ

          起きていることを「自分事」とする。~キャリアプロフェッショナルのスタンス~

          次年度への課題は。一級キャリア技能士実技終わりました。

          一級キャリア技能士実技試験終了。 今、大阪から愛知に戻る新幹線の中です。 どんな気持ちか、といえば、ダメだった事はわかっているけど、運良く受かってないかなぁー、という気持ち…… でもまぁ…謙虚とかじゃなく、私が試験管なら不合格をだす。 終わってすぐ記憶が新しいうちにと記録をしたのですが、アーァ、なんでここを聞き逃したかなぁってわかったもん。 ただ、今回私がやれるだけのことはしたので、素直に「あぁ、実力不足だな」って思えてる。 課題は経験不足。 そして、アウトプット

          次年度への課題は。一級キャリア技能士実技終わりました。

          学校の本質的な問題は、本当に「多忙」?

          土佐町議員でいらっしゃり教育学者でいらっしゃる鈴木大裕さんの講演会に参加しました(Zoom参加) 鈴木大裕さんとの出会いは本。 この出会いは、私の教育への見方を大きく変えてくれました。 それまで、 なんでも学校のせい 学校変われ 市場原理が学校に入れば競争が生まれ教員の質の向上につながるのでは なーんてことを考えたりしていました。 が、がらりと変わりました。 その後、学校現場で実際に働くという機会に出会ったのは運命! さて、今日は講演を聴いて、学校に起きているシステム

          学校の本質的な問題は、本当に「多忙」?