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お経を聞きながら。

年末に高野山に来ています。

大門

壇上伽藍、金剛峯寺、奥之院、定番を1日目。
海外の方、多かった!

年末は入館料無料で、高野山・世界遺産チケットの特典使わなかった。
さらに、お店は休みが多く使わなかった。
もっというと、ほとんど歩いたから使わなかった。(帰りはケーブルカーにも乗らず、歩いた)

極楽橋から女人堂まで!40分かかった‼️(下り)

さて、せっかくなので宿坊に泊まりました。
そして朝夕のお勤めに参加。

夕方は瞑想。
やっぱりこれは習慣化したいですね。

朝はお経。
私は事前に父の供養をお願いしておりました。

目をつぶって、お経が心地よく体に響く…。
『今、ここ』に意識を向けるんだろうけど、父の記憶がよみがえる。

笑顔。
仕事が終わって、ご飯を食べて小さなテレビを見る父。
怒った顔も。

思い出されるのは私を愛する父の眼差しだ。

私は父がこの世を去った時、「私は幸せにならねばならない。」と思った。

その頃私は自分の身なんてどうでも良くて、自分を大切にしてくれない人が周りにいて、それを受け入れていた。
幸せじゃなかったのに。

どうやって幸せになったら良いのか
そもそも何が幸せなのかわからないままだったから、その後もずいぶん遠回りしたけど、

20年近く経って、周りを見渡すと感謝したい人がたくさんいる。
幸せだなぁ。と、満たされた。

『お亡くなりになられた方に、私たちはもう触れることも見ることも叶わない、どんな来世を送られているか知る由もありません。でも、同じ空間に存在しているのです』

どこかにいる父へ。
私が幸せでいることで、父も幸せになってくれているのだろう。

私が子どもたちの幸せによって満たされるように。

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