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【アゼルバイジャン暮らしの日記】ヒンカリ、ドゥシュベレ、ギュルザ…餃子はシルクロードで旅をした。
2024年1月21日
長いドライブの車の中で、たくさん音楽を聴いて、歌も歌った(アラニス・モリセットとか、カーディガンズとか、オエイシスとか、クランベリーズとか。90年代!)。帰宅して、彼が大量の洗濯をしている間に、簡単に夕食に支度をする。アゼルバイジャンにも、冷凍のヒンカリがあったので、買ってみたものを茹でる。ヒンカリとは、ジョージアの巨大な水餃子みたいな料理で、中にたっぷりの肉汁の詰まってい
【アゼルバイジャン暮らしの日記】バザールで、物語のあるお買いものを。
2024年1月9日
今日はジムに行かず(いきなり頓挫)。
朝、出勤して来たお手伝いさんが、ちょっと来てと台所に呼ぶのでゆくと、どうぞと蟹をくれた。そんなめずらしいものを!と驚くと、年始のお祝いにもらったのだけれど、料理の仕方がわからないから、と。蟹は大好きなので、喜んでいただく、ありがとう。渡り蟹の大きいのみたいな蟹。何にしよう?パスタかな、甲羅揚げかな。
午後は、新しく着任した料理人の方に
【アゼルバイジャン暮らしの日記】自己紹介には、暗号を仕込んで。
2024年1月19日
お友だちと、コーヒーモーニング。
夫の転勤について来て、駐在員(の配偶者)仲間たちのコミュニティで社交をするようになると、あちこちのコーヒーモーニングに参加することになる。子どもが学校に通っている場合は、その保護者たちのコーヒーモーニング、チャリティのプロジェクトに参加していればその団体のコーヒーモーニング、といった具合に〇〇の会のコーヒーモーニングは無数にあるけど、要はま
【アゼルバイジャン暮らしの日記】なんでもない日おめでとう。
2024年1月16日
寒い。
今日は何も外出の予定がない日。一日パジャマで暮らそうかと思ったけれど、良識ある大人なのでそうもいかない(お掃除のおねえさんたちと水漏れ修理の工事人たちが来る)。重い腰を上げて、のろのろとシャワーを浴びて着替えた。
毎朝、朝食を食べることにした(新年の抱負)。
今朝は、鯖の缶詰で汁ものを作っておいたので、それを温めた。具材は、鰹だしにじゃがいも、大根、玉ねぎ、ほうれ
【アゼルバイジャン暮らしの日記】毛糸の靴下の暖かさと、その先へ。
2024年1月13日
週末から大寒波が来るとの予報。雨は朝方に雪になった。
北海道生まれなので、寒いのは好きじゃないけれど慣れている。反面、暑いのは好きだけれど、不慣れだ、すぐに熱中症みたいになる。寒冷地仕様のこの身体。バクーの家は、ラディエーターの集中暖房なので、一日中ふんわりと暖かく快適。北海道の家と似ている。とはいえ気候は東京の冬とさほど変わらないくらいなので、外もそんなに寒くはならない
【アゼルバイジャン暮らしの日記】年の初めは、『くるみ割り人形』で。
2024年1月10日
妹の誕生日。おめでとうとメッセージを、元気そう。しかしあとで別件で母と話したら、なんだか体調が悪そうとのこと。去年手術をしているから、心配。でもなかなか忙しくて大きな検査にも行けない様子。かといってなにか現実的に力にもなれない遠距離からでは、私はなんのアドバイスもできないし。だから妹も、表面的には元気、と楽しそうな様子だけを送ってよこしたのかもしれない。こうして家族と離れて