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#家族の物語

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少し早めの夏期講習(親子で受けるヤツ)

三連休の最終日 早朝、昨晩みんなで仕掛けた昆虫トラップを確認しに3人で宿を出た。 同じ道のりなのに昨日に比べると息子の足取りが明らかに軽いのが分かる。 「やはり期待と興奮は、人を前進させる大きな推進力になるのだなあ」 なんて感慨に浸っているうちに、あっという間に目的地の山に到着した。 なんてことはない。 彼だけじゃなく、僕や妻の足取りも軽くなっていたのだ。 そして、僕たちは朝露でどことなくキラキラして見える山道を急いだ。 しかし、一個目、二個目のトラップには彼

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かぞくっていいな

一緒にお風呂に入る前に、息子が服を脱ぎながら、歌を歌い始めた。 くまの子みていたかくれんぼ〜 おしりをだした子いっと〜しょ〜 そして、実際に、こちらに向けてプリってお尻を突き出してくるものだから、僕はたまらず吹き出してしまった。 彼のユーモアのセンスはたびたび 僕という地球を救うけど、 ふと不思議に思うことがあったから、本人に尋ねてみた。 「なんでこんな古い歌知ってんの?」 「お母さんが教えてくれたんだよ〜」 なる〜。 息子のユーモアは彼女の英才教育の賜物

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それでも、ボクたちは愛し愛され生きていくのさ

「誕生日、何たべたい?」 案の定、僕と違って食にあまり執着のない彼からは、なかなか答えが返ってこなかった。 仕方がないから、僕からいくつか候補を提案した結果、 今年の記念すべきバースデーディナーは 天ぷら に無事に決まったのだった。 そして、彼の誕生日当日の6/14、はやる気持ちを抑えきれない僕は、お店の予約時間の30分前には最寄駅に着いていた。 途方に暮れて思わず仰いだ天が、なんだかとてもいい感じで、それだけでちょっと感無量になる。 なんとなくオザケンのあの

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ボクにはピアノがない、だけど、キミにはドラムがある

子供の頃の流行歌だった 西田敏行の 「もしもピアノが弾けたなら」 まだ幼かった僕は、この歌のサビの歌詞、 だけど、僕にはピアノがない 君に聴かせる腕もない を聴いて、文字通り、 両腕がない男性の歌だと思って、必要以上に切ない気持ちになったのを昨日のことのように思い出せる。 まあそんなどうでもいい記憶はさておき、こんなにも音楽が大好きな僕はあくまでいわゆる聴き専に過ぎず、ピアノに限らず楽器の類が全く出来ない。 実際、大学時代の夏休み、実家でアコースティックギタ

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お父さんがいない父の日に思うこと

きのうは"父の日"でしたが、『お父さん、ありがとう』ということばを目にするたびに、心の表面にさざ波がたつような感じをおぼえました。 わたしが11歳のとき、両親が離婚しました。 まえぶれのようなものはなにも無く、ある日から父親が家に帰ってこなくなりました。 仕事からの帰宅時間がいつもおそくて、忙しいときには職場に泊まりこむこともあったので、最初の数日間はあまり気にかけていなかったのです。 "お父さん、ぜんぜん帰ってこないなぁ…?" そう思いはじめたころ、母親から離婚することに

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義父の死によせて ありがとう。義父さん!

義父が、6月の92歳の誕生日を待たずして亡くなった。 息子と娘の誕生日は、月は違えど、日はおなじで、義父も息子と娘の誕生日とおなじ「日」に亡くなった。 朝6時に夫の携帯に「血圧が下がってきたので・・・」と、病院から一報をいただき、駆け付けたが、微弱に脈を打っているだけで反応はなく、手も既に冷たかった。 入院の予定期間は1カ月ほどで、その後のことは、施設に入るか、家に帰るか決まっていなかったが、期間いっぱいまでもたずに命が尽きたのは、義父の思いやりだろうか。 家に帰って

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【気になる】あの子の親の特徴

3児の父の枝瀬です。 自分の長男は 今年15歳、高校受験の年です。 つい先日、学習塾の三者面談にいってきました。 僕も去年まで高校教師をしていて、 その前は塾講師もしていましたから、 親目線と高校教師目線と塾講師目線で 面談に臨みました(ややこしい)。 それでも、やはり 実子の子育ては難しいものですね。 思い通りになんてなるわけない。 気になるあの子の親は???教師時代を振り返ります。 多くの生徒と付き合っていると、 自分の子どもが、 こんな風に育ってくれたらい

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愛されていた。

どんな時も私は愛されていた。 父や母、妹から。 それを強く感じられたとき安堵感で胸がいっぱいに広がり涙が止まらなかった。 家族に心を閉ざしてちょうど4年が経っていました。 4年前、実家に戻り色々なことがあり、それまで一番大切だと思ってきた人たちが全員「敵」になりました。 私を苦しめる人たち。 こんなに苦しいのは父のせい、母のせい、妹のせい。 なんで私だけがこんな思いをしなければならないの! あななたちのせいで私の心はズタズタになった。 あれもこれも全部あななたち

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70歳と93歳の女子達に「ネイルの時間」をプレゼントしてみた

いくつになってもキレイでいたい。 そんな気持ちは、絶やす必要はないのだよ。 家族がいなくなる 私の母と祖母はそれぞれ70歳と93歳。 それぞれ4年前、そして先日、最愛の夫(私からすると父と祖父)を亡くした。 私にはその気持ちは計り知れないけれども、その一部始終は見ていた。それは心から「お疲れ様でした」と言いたくなる体験だった。 最愛の人はいなくなった。 でも、人生は続いていく。 彼女達は今もたくましく、静かに日常を生きている。 父が亡くなってから、母のことは以前より

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私が、手紙を好きな理由。

私は手紙が好きだ。LINEやメッセンジャーやメールで伝わる言葉ももちろんあるけれど、手紙じゃないと伝わらない気持ちもあるんじゃないか、と何処かで思っている。 なぜ、手紙がそんなに好きかというと、母とのエピソードが大きい。 母は、筆まめな人だった。何かしらあれば、誰かに手紙を書いたり、贈り物をしたり、人への感謝を常に忘れない人だった。今もそう。 記憶に強く残っているのが私が小学4年生の時。沖縄に行って戦争の歴史を学ぶという平和学習ツアーがあった。なんと3泊4日で、参加費は

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下町のゲーセンと、煙草の匂いがする団地 | 創作大賞2024

小学生を四人連れてゲームセンターに行くこととになった。 今のゲームセンターは、開放的だ。前向きで楽しげなゲーム機がたくさん並び、プリクラ機はきらびやかに装飾され、隣に女優ライトが付いた化粧直し台まである。 私にとってゲーセンと言えば、薄暗く、たばこの煙が充満し、ちょっと怖い人たちが集まる場所。しかし今は、そんな過去とは決別したようだ。 明るいクレーンゲームには、ご丁寧に攻略法やアドバイスまで書いてある。それを見ると、いかに今までの自分のやり方が間違っていたかが分かる。ク

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人間最期に背が高くなる

皆さん、こんばんは! 今週の火曜日の朝に小さい頃から、物心つくころまでずっと色々なことを教えてくれた、僕の先生みたいな存在だったおばあちゃんの妹=K子ちゃんが97歳で安らかに永眠しました。 そんなこんなでここ数日は、色々なことへのやる気を一気になくしてしまったジセおじGAMIです。 ここ3年あまりで家族と呼べる人を3人亡くしてしまい、父も障害者になってしまい、なんだかんだ激動とも言える月日が流れていきました。 凡そ3年前に99歳で亡くなる直前まで元気だったおばあちゃん、

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謎の生物「タマゴ鳥」を探しています

「そうか、お前がタマゴ鳥なんだろう」 30代の頃、長女と一緒に「タマゴ鳥」を目撃しました。 幼い頃、私の郷土で噂となっていた謎の鳥で、実際に見たのは初めてです。その出会いは、自身の価値観と人生に大きな影響を及ぼした出来事となりました。 以降は、「タマゴ鳥」と出会った話を時系列で説明していきます。 タマゴ鳥はじまり昭和50年代後半、私が小学3年生の頃、郷土で謎の鳥の目撃証言が相次いだ。子供達は、その鳥を「タマゴ鳥」と呼んでいた。 遠足のバスの中、友達が「俺、タマゴ鳥を

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ミュウツーボールをGETしたので紹介します【ポケモン】

ポケモン映画’ミュウツーの逆襲,でお馴染みのミュウツーボールを開封した際の動画です。 1998年公開のポケモン映画であり、ポケモン映画の記念すべき第1作目である’ミュウツーの逆襲,。 兼ねてより欲しかった食玩フィギュアが仲間入りで大満足でございます○ 是非ご覧下さい♪ ではでは👋

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祖父の仕返し

幼少期、わたしは祖父に甘やかされていました。 あれは俗に言う「猫可愛がり」というやつだったと思います。 祖父は職人気質で頑固な人だったので、周りはよく大目玉を食らっていたし小言も多かった、けれども家族の中でわたしだけが祖父からお叱りを受けることなく「ちゃん」付けで呼ばれていました。 だからわたしは気難しい祖父の、笑った顔しか記憶にありません。 祖父は家族が集まるとよくわたしを呼び、膝に座らせました。 祖父のことは好きだった、けれども、膝に座ると自由を拘束されて退屈だっ

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【創作大賞2024恋愛小説部門応募作】『もう、忘れていいよ』(1)

#創作大賞2024 #恋愛小説部門 誰にでも忘れてしまいたい記憶や体験がある。 取り除くことができたら、そこから新しい未来に踏み出せる。 「もう、忘れていいよ」その言葉に、心に刺さったトゲ(傷)のようなトラウマから解き放たれる。 生涯をかけてあなたを愛していきますと、誓い合う運命の人との出会い。 そして「もう、忘れていいよ」この言葉に、あなたもきっと救われる。 ここから本文 タイトル「もう、忘れていいよ」 第1章【こうして俺は、忘れさせ屋になった】 残業で終電の一

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これを「枯れた」というのだろうか?

現在募集中のnote「創作大賞」に、エッセイ部門がある。 以前の私なら、きっと意気込んで書いていたと思うんだけど、今の私は、昔のような情熱があまり湧いてこなくて、いまだに躊躇している。 書こうと思えば、私の引き出しには過去の体験によるネタがたくさんあり、深掘りすれば数千字の長い記事に仕上げることができる体験ネタもいくつかある。 だけど、文字に落とし込むためのエネルギーが出てこないのよね。 これを世間の人は「枯れた」と表現するのかもしれないけど、なんとも複雑な心境なのである。

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小指の話

先月の25.26日は記憶に残る変な日だった。そのひとつが次男と夫が同じ部位に小さなけがをしたことだった。 私の仕事場の引っ越しで、次男と夫にかわりばんこに手伝ってもらっていた。 次男がピクチャーレールのワイヤーを外そうとして椅子から転げ落ちて、したたか胸と腰を打った。 しばらくしてから、右手の小指の先の皮がそこそこ削りとられているのに気づいて見せてくれた。 次の日夫がやっぱり引っ越しを手伝ってくれているとき階段で滑って、右手小指の爪をどこかに引っかけて痛がっていた。 この小

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愛犬について語ろう

最近、主人公がドッグトレーナーを目指している漫画を読んでいる いろいろと、指摘され罪悪感に苛まれる まずは一緒にベッドで寝ていること、だろうか 本来ワンコはケージで寝かせるのが主流であるが、わたしは飼い主のエゴから、ずっとワンコと一緒に寝たかった夢を叶えた形にある。ただ、愛犬が老犬になってから気になるトイレ問題については、ある程度覚悟して、とつけ加えておこう そもそも、むーちょは散歩すらしない これも多分、飼い主のエゴにあたる部分かとは思う。しかしながら、むーちょを迎える

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未開封のカプセルトイが出てきたので全部開封!【ポケモンフィギュア】

部屋を整理していたら未開封のカプセルトイがたくさん出てきたので、全部開封した際の動画です。 フィギュアを飾る大きめの棚が欲しい今日この頃。 是非ご覧下さい! ではでは👋

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