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日記

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#日記

作曲専攻を目指したきっかけ

作曲専攻を目指したきっかけ

おはようございます。
この記事を書いているのは所属する映画制作団体が主催する上映会の前です。

Instagramを見返していたら、作曲専攻を志すきっかけを思い出してきたのでつらつらと書いていきます。

何があったか

私は一昨年まで国立音楽院宮城キャンパスという音楽学校にいました。そこでピアノの調律を学んでいたわけです。
なので、ピアノについての扱いはある程度わかっています。たまに先生にへーって

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区切りが良いので

区切りが良いので

こんばんは。
熱が冷めないうちに、書けることを書きます。
どうかお付き合いください。

前期終了まで

最後は満身創痍のように、試験で爆死して夏の作品展では司会をやりつつも調子を崩し(実はあの時吐き気と腹痛がひどくてやばかった)、課題はなんとか提出して、クオリティに自信がなかったのに結構良い点が取れたり。
これが7月31日までかな、課題の点数は最近知りましたがその点は気にしないでもらって。

8月

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「Regicide」という「作品」

「Regicide」という「作品」

こんにちは。課題が面倒で現実逃避も兼ねて書いています。
去年の後期提出作品で、7月28日に再演しました「Regicide」という作品についてです。
この曲はチューバとピアノのために作曲をしました。

プログラムノート

この曲はJ.S.Bachがフリードリヒ大王から与えられたテーマを用いて、Regicideという単語、ピアノやチューバの別称から得た印象を元に作曲しました。もしかしたら、ある種の暗喩

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音、自分、音

音、自分、音

自分は昔から音に対して過敏でした。
音楽の授業から抜け出す、教室の椅子を引く音が嫌で授業を1年くらい休んだ。
ストレスからくる不調は聴覚から始まる。
もう全部音でした。

12歳になった日からピアノを習い始め、17歳から作曲、その後サーランギやピアノの調律を勉強してきました。(サーランギは今でも続けています)
去年の4月からは国立音楽大学で作曲を学んでいます。
音楽が好きになったのです。

最近、

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P.Hindemith作曲「ホルンソナタ」

P.Hindemith作曲「ホルンソナタ」

#思い出の曲

作曲を始めて3年が経つ頃、行き詰まったので作曲の先生を紹介していただき、習い始めました。
最初こそボロボロでしたが、だんだんと書くのが早くなっていきました。
自分なりの作曲法も見つけていったのです。(今も探している途中ですが……)

作曲法を見つける最初のきっかけが《ホルンソナタ》(P.Hindemith作曲)という曲でした。(ドイツ人で、ヒンデミットと表記するのがほとんどかと思わ

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一区切り???

一区切り???

この前、1年演奏審査会が終わりました。
まずは初演していただいた奏者、普段からお世話になっている先生方、セッティングや撤収で手伝っていただいた方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
本番、ヒヤヒヤすることもありましたが、想定していた時間通り、撤収に至っては予定時間よりも早かったと思います。

中学2年生くらいで作曲を始め、高校2年生の2月(高3になる2ヶ月前)にレッスンを受け始める

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お久しぶりです。

お久しぶりです。

というわけでお久しぶりです。
最近は忙しくてnoteを更新できませんでした。
というわけで、「夏の作品展」というイベントがありました。そちらでの裏話を少ししたためます。

何があったのか、というと、
演奏を頼んでいたクラリネットの奏者が熱を出してしまい下がらない。演奏会に出られない恐れがあると。
それがなんと今週の火曜日!なんと3日前なのでした。
そんな中SNSでクラリネットの友人のアカウントがあ

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コンサートの曲について

コンサートの曲について

こんにちは。
藍宙(あおぞら)作曲作品展「弦と詩(げんとうた)」や試験などのイベントが終わり、ちょっと腑抜けている近藤です。

今回は藍宙作曲作品展「弦と詩」で演奏された曲について触れていきたいと思います。

その前に藍宙がなにか説明していませんでしたね

藍宙(あおぞら)とは?藍宙とは、近藤碧と後藤優典による作曲コンビです。
今回の作品展開催のために結成しました。
……まぁぶっちゃけるとこのくら

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いつの間にか

いつの間にか

えー
いつの間にか年末ですね
なんだかんだと色々とあり、今年も頑張ったななんて思っています

というわけで2021年を1ヶ月毎に振り返ろうかと思います

1月たしか、3者面談があって、そこで学校の先生にコンサートの計画を打ち明けたのかな。
ちょっと緊張しました。

2月定期試験、だけだったかな
学科で90点を取ったことはとても驚きました
あとは何かあったかと聞かれたら何もない気がする
未来の作曲家

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今の時代に作曲する意味

今の時代に作曲する意味

お久しぶりです。
作曲やら調律やらで体調を崩してしまった近藤です。

今日は、「今の時代に作曲する意味」というテーマで書いていきます。

見出しの写真は、「変容〜無伴奏ヴァイオリンのための〜」のメモです。

・「今の時代に作曲する意味」とは単刀直入に聞きます。
今、音楽という音楽が飽和しつつあるこの時代に作曲をする意味はあるのでしょうか。
……え?音楽が飽和しているわけないって?
まずはそこから話

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仙台フィルハーモニー管弦楽団の特別演奏会に行って思ったこと

仙台フィルハーモニー管弦楽団の特別演奏会に行って思ったこと

お久しぶりです。テストとか作曲とか忙しくて1ヶ月くらい投稿できていませんでした
さて、先日仙台フィルハーモニー管弦楽団の特別演奏会に行ってきました
メインとなる2曲もアンコールとして演奏された2曲も、色々と感じるものがありました

まず、生演奏とYouTubeなどで再生する演奏の違いです
一番感じたのは音量の違いです
生演奏は音量が大きく、迫力も凄まじかったです
さらに弱奏の部分は繊細ながらしっか

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最近あった嬉しいこと(大体サーランギについての話です)

最近あった嬉しいこと(大体サーランギについての話です)

お久しぶりです。フォロワーが減って悲しんでいる近藤碧です

最近、そんなわたくしに嬉しいことが2つありました

それは誕生日プレゼントとしてサーランギを買ってもらえたことと木管アンサンブルへ演奏依頼を快諾してもらえたことです!

ところでサーランギとは何ぞやって思いましたよね?(唐突)
そんなあなたにサーランギについて教えましょう

サーランギについての簡単な説明サーランギというのは、端的に言って

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鬼滅の刃と現代音楽

鬼滅の刃と現代音楽

今日、友達と「鬼滅の刃」の映画を観てきました
ストーリーや設定がわかりやすく、展開も読めない
次はどうなるんだ!?と楽しみになる
そしてキャラクターの個性や設定がハッキリとしていてメリハリがある
ストーリーに馴染むように世界観も見えた

これはヒットするわけだ!と納得した

さぁこの話は漫画に限った話だろうか
そうではない気がしてならない

ここで出てくるのが今日のテーマである「現代音楽」だ

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先日終わった無観客コンサート

先日終わった無観客コンサート

先日、学校が主催する無観客のコンサートがありました

このコンサートではピアノソロを1曲、ヴァイオリンとピアノの二重奏曲を1曲の初演がありました。ピアノソロの曲はデジタル音源を別な記事に掲載しています

ピアノソロは自分で弾いたのですが、久々に人前で弾くということで緊張しました。2ヶ所ほどミスをしてしまいました……_:(´ཀ`」 ∠):

ヴァイオリンとピアノの二重奏曲は学校の先生に演奏していただ

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